★デスチャネタバレ:コウガ(補助型)★キズナストーリー、契約者まとめ6
<★5 コウガ/水属性/補助型>
<日向のコウガ>
<化身のコウガ/進化後>
<契約者:メイ>
<cv.花澤香菜>
<キズナストーリー最初:人の春>
*公園:池*
コウガ:あら、ご主人様・・・
お待ちしておりました。
いつもお疲れのようですね。
そのような場所に立っていないで、さあ、こちらへどうぞ。
・・・?
どうしました?今日は口数が少ないですね。
それほどお疲れなのですか?
<<疲れたというか・・・戸惑ってる。
チャイルドが自分勝手に出てくるのはよくあるけど、
コウガが現れるのは久しぶりだ。>>
コウガ:それとも、人見知りしているのですか?
ふふっ・・・あなたは相変わらずですね。
・・・・・・
見つめ合っていてもいいですが・・・
ともかく、こちらへいらしてください。
終わりの見えない魔王争奪戦や繰り返される戦いではなく・・・
楽しいお話でもいたしましょう。
*公園:小路*
コウガ:あなたは・・・いつも、隣には来てくださらないのですね。
<<コミュ障には難しい相談だ・・・と答えようとしたけど
コウガの呟きがそれを遮った。>>
コウガ:ふふ・・・どうして、あんなに焦っていたのでしょう。
私はようやく、時間がたくさんあることに気付けたんです。
そう・・・あなたがくれた大切な時間はまだまだたくさんあるのです。
他愛のない昔話をして・・・のんびり過ごすと致しましょう。
*中華飯店*
メイ :いらっしゃーい!
小籠包をお持ちしました!サービスですよぅ!
主人公:えっ、あ、ホント大丈夫だから・・・
おおお、俺たち金とかないし!
モナ :あら~♡おいしそう!
主人公:あっ・・・食べちゃってるし・・・!
メイ :いいんだってば!
遠慮なんかしないで、食べて食べて!
ウコンがいなくなっちゃったときは、ホント焦ったんだから!
ほら、ウコンもちゃんとお礼して!
ウコン:ウキャッ!
メイ :えへへ、ウコンもありがとうって!
主人公:はぁ・・・こんなことしてる場合じゃないんだけどな。
メイ :え?あ、ごめん・・・!
何か用事だったの?
あたし、空気読めてなかった?
リザ :いえ、走り続けるばかりが方法ではありませんから。
とはいえ・・・御主人様の言うとおり、
あまりのんびりもしていられませんね。
メイ :うう・・・やらかしたかな、あたし・・・
そうだ!ね、あたしにも何か手伝えないかな?
*公園:小路*
コウガ:そして一悶着の末・・・私は悪魔になってしまいました。
まったく、どうなることかと思いましたよ。
主人公:そ、それは悪かったよ・・・
でも、俺は一応断ったんだぞ・・・?
コウガ:ふふ、冗談ですよ。
私は、今も・・・あなたのお世話をしたいと思っております。
謝るのなら、巻き添えで悪魔になってしまった
ウコンにしてあげて下さい。
ウコン:キキ・・・
コウガ:・・・あら?
うふふっ・・・ウコンも楽しいみたいです。
なら、何も問題はありませんね。
この先、長き生が待ち受けているというだけのこと・・・
人間の春は短かったけれど・・・
悪魔の春は、長いのでしょうか・・・
<キズナストーリー中間:過ぎた春>
*主人公の部屋*
コウガ:お待ちしておりました。
といっても・・・ウコンが、ですけれど。
主人公:その猿、俺に興味なさそうだけど?
コウガ:あら?おかしいですね・・・
・・・・・・
主人公:いいよ、別に。
俺、猫以外の動物には嫌われがちだし。
コウガ:でも、ウコンはあなたによく懐いているんですよ。
もしかしたら、今日はちょっと機嫌が悪いのかもしれません。
*郊外:夜*
コウガ:ああ、そういえば・・・
ダビさんから面白い話を聞いたんです。
主人公:ダビが?なんて言ってたんだ?
あいつの言葉は話半分に聞いといた方がいいぞ。
なーんも知らないくせして、口だけは達者だからな。
コウガ:いえ、そんなことはありませんでしたよ。
「なんでウサギじゃなくて猿といるの?」
「コウガはウサギと一緒じゃないとダメでしょ?」ですって。
主人公:・・・たまには的を射たこと言うんだな。
コウガ:ふふっ・・・そうですね。
けれど、この名の元の持ち主がどのような方だとしても、
彼女は彼女、私は私ですから。
鋭い質問ですね、と笑って答えたら、
ダビさんもにっこりして行ってしまわれました。
主人公:鼻で笑ってなかった?
コウガ:あの子は、あなたが思っているよりも純粋な子です。
その純粋さが裏目に出てしまっているのでしょう。
主人公:調子に乗るから、それは言うなよ。
これ以上純粋になられたら、苦労しそうだからな。
コウガ:またそんな心にもないことを・・・
たまには、ダビさんにも優しくしてあげて下さい。
どうしてみんながご主人様に頼るのか・・・
チャイルドになってわかったんです。
いえ、頼る・・・というよりも、
愛か、友情と言うべきかもしれません・・・
馴染んだ世界を離れて、ひとりになって・・・
いつも側にいてくれて、優しくしてくれるのは
ご主人様だけなんですもの。
主人公:うええぇ・・・?そんなことないって。
俺、大したことしてないし。
コウガ:ええ、確かにそうです。
ですが、その大したことのない行為に、深い愛情を感じるんです。
少なくとも・・・私は。
主人公:あ、愛情ね・・・
コウガ:む・・・今、おかしなことを考えましたね?
言っておきますが、あなたの思うような愛情とは違いますよ!
私たちが初めて会ったとき・・・
どれほど感謝したか、きっとあなたは知らないでしょう。
この空の下で、私にはウコンしかいなかった。
この子が消えたときを思い出すと、今でも身がすくむくらいです。
ご主人様・・・
あの時、あなたには急ぎの用があったのに、
最後までこの子を探してくれましたよね?
おかしいかもしれませんが、そんなあなたに私は救われたんです。
あなたは・・・悪魔だというのに。
ですから・・・どうぞ遠慮なさらずお呼びください。
私はいつでも、お側におりますから。
<キズナストーリー最後:悪魔の春>
*公園:ベンチ*
<<コウガはよく散歩に出かける>>
コウガ:ごきげんよう、ご主人様。
<<そしていつも、意外な場所で待っていたかのように微笑んでいる>>
コウガ:ふふ・・・また見つかってしまいましたね。
<<見つかるも何も・・・ひとりで出歩くと危ないって
いつも言ってるだろうが・・・>>
コウガ:「危ないって言っているのに」
・・・と、言いたげですね。
ご主人様はいつも心配ばかり・・・
大丈夫ですよ。
このコウガは、意外と強いのですから。
<<確かに、それはコウガの言うとおりだ。
コウガは生まれたときからとても強かった。
正直、俺のチャイルドとは思えないくらいに>>
主人公:でも、強い弱いはおいといて・・・
コウガ:おいといて・・・俺のチャイルドは、みんな心配なんだ。
・・・と、おっしゃりたいのですね?
まったく・・・チャイルド全員に同じことを仰ってるのでしょう?
みな平等に、ひいきすることなく・・・
そんなに甘やかして、後で痛い目に遭っても知りませんよ?
<<万が一そんなことになったら、戦って勝てばいいじゃんか>>
コウガ:そんなことになったら、戦って勝てばいい。
・・・と、思いましたね?
その言葉も、もう何度も聞きました。
あなたみたいにわかりやすい悪魔も珍しいです。
まあ、いいじゃないですか。
少し休んでいきましょう。
この場所は、心が落ち着くんですよ。
主人公:ほんとにちょっとだけだぞ。
コウガ:はい、なにしろ時間というものは、
その「ちょっと」の連続なのですから。
・・・ふふっ。また、そんな顔をして・・・
主人公:・・・
コウガ:どんな顔だよって思ったでしょう?
ご主人様は、いつも興味なさそうなふりをして、
実際は周りをちゃんと見ているんですよ。
興味がないというか・・・緊張しているのかも知れませんね。
あらあら、違うって言いたげなお顔・・・
うふふ、そうですね。私の勘違いです。
チャイルドになってから、
どうにもおしゃべりになってしまったようです。
ウコン:ウキキッ・・・
コウガ:ね、そうでしょう?
ウコンもそう言って・・・
ウコン:キキッウキキッ
コウガ:・・・あ、あら・・・?
・・・・・・
も、もう、帰りましょうか?
私としたことが・・・
お恥ずかしい・・・
主人公:え?なんだよ、急にどうしたんだ?
コウガ:必要なときはいつでもお守りします。
ですが、その、今は・・・このまま帰りましょう!
急になんだよ、と思いでしょうが・・・
ご主人様が考えられているようなことではございませんから・・・!
<<コウガは
「あなたはこれから先、長い長い人生を歩むのでしょう。
悪魔の春は、どのようなものなのでしょうね・・・」
と言って俺の手を引いた。
正直意味がわからん。
何を慌てているのやら・・・女ってのは理解不能だ>>