★デスチャネタバレ:ベルセポネ★ キズナストーリー、契約者まとめ45
<★4ベルセポネ 闇属性/妨害型>
<明け方ベルセポネ>
<束縛のベルセポネ>
<契約者:桐島かんな>
<cv.相羽あいな>
<その他登場人物>
<キズナシナリオ最初:ただいま>
*主人公の家/キッチン*
ベルセポネ:
久しぶりね、今戻ったわ。
<ベルセポネが所かまわず床から現れるのにも
そろそろ慣れてきた>
オサム:
ああ、契約者の父親には会ってきたのか?
ベルセポネ:
今は魔界にいるから面会できないの。
来月審判を受けるようだけど
早めに書類の準備はしないといけないわ。
<落ち着きすぎだ。
元々、契約者の願いは素朴なものだった>
*回想*
かんな:
私、願い事なんてないけど…
ダビ:願い事がないなんて!考えてみて!
ナイスバディーになりたいとか、
いい成績をとりたいとか。
世界一周したいとか、お金持ちになりたいとか!
かんな:
これって…アンケートとか何かかしら?
私は…少し前にお父さんが亡くなったんだけど…
お父さんが素敵な場所に行ってくれたらいいな…
*郊外:線路脇*
ダビ:
人間ってホント欲張りだよね!
素敵な所に送ってほしいって
そんなすっごい願い、どうやって叶えるわけ?
オサム:
それがそんなにすごい願いか…?
ダビ:
<素敵な場所>って、
どれだけ競争率高いか知ってる?
<最悪な場所>に行く方が何百倍も簡単だよ!
少しはこっちの身も考えて欲しいよね!
オサム:
誰がそんな願いを…
<調べたところ、父親は既に
<素敵な場所>には行けず
結局探し出したチャイルドは、
魔界とあの世を行き来する
まあ…本人は一生懸命なようだけど>
*主人公の部屋*
オサム:
そういえば初めてみるネックレスだな、それ。
ベルセポネ:
あ、魔界で会った悪魔からもらったの。
あっちの物を身につければ
好感をもってもらえるからって。
次はコウモリの羽でも付けてみようかしら。
オサム:
それで、父親を<素敵な場所>に
送ることはできそうか?
ベルセポネ:
まあ…1万年くらいかかるかな…
1万年なんてすぐよ。
オサム:
すぐなのか、それって…
<キズナシナリオ中間:宅配便が来た>
*主人公の家/キッチン*
ベルセポネ:
ただいま。
リザ:
おかえりなさい。
ベルセポネ:
ダビ、友達から手紙を預かってきたわ。
ダビ:
ありがとうございます!
オサム:
何だよ、お前ら。似合わなすぎ。
モナ:
ベルセポネの丁寧さが
みんなにうつってるみたいです♡
ベルセポネ:
そうだわ、ソネット。
魔界であなたの契約者に会ったわ。
ソネット:
私の…契約者に?
モナ:
ソネットの契約者は、
女子高生のお化けだったわよね?
ベルセポネ:
ええ、挨拶を…
ソネット:
嫌よ、知りたくない!
複雑な気分になるんだもの!
言わないでー♪
言ったらただじゃおかないわー♪
タナトス:
…
モナ:
タナトス、何か言いたいことがあるの?
タナトス:
俺も…行きたい…魔界…
魔界は…地獄だろ…
ベルセポネ:
それなら言ってくれればよかったのに。
タナトス:
一緒に、行かないか…
ベルセポネ:
なら、お弁当とおやつを用意するわ。
一緒に遊びに行きましょう。
オサム:
2人の会話、まったくかみ合ってない
気がするけど…
ベルセポネ:
さ、魔界にいる契約者やご家族の様子を
知りたい方がいたら受け付けるわ。
リザ:
今後は郵便の仕事でもするのですか。
ベルセポネ:
本業だけでは収入が少ないから。
副業でもしないと。
リザ:
確かに…
オサム:
ベルセポネ…そんな目で俺を見るな。
ベルセポネ:
亡くなったご家族の近況、お知らせします。
これからご臨終の方は、ホテルをお調べします。
オサム:
だから…そういう話を無表情で言うな。
月350円~!Webサイトの脆弱性を診断する「SiteLock」
<キズナシナリオ最後:専門交渉人>
*カフェ*
モナ:
ベルセポネ、メティスを紹介するわね。
メティス:
どうも、ベルセポネ。
モナ:
彼女は心を読むことができるから、
交渉の役に立つと思ったの。
ベルセポネ:
ありがとう。
メティス:
魔界を行き来してるって聞いたわ。
面白そうね。
ベルセポネ:
仕事だから…
メティス:
最近、魔界では何が流行ってるのかしら?
ベルセポネ:
教えてあげたいけど…
依頼人との信頼は絶対だから。
メティス:
あらあら…
*郊外:夜*
モナ:
どうしたの、ベルセポネ。
モナの後についてくるなんて。
ベルセポネ:
交渉をしようかと思って。
モナ:
モナと交渉を?
ベルセポネ:
この前、私にメティスを
紹介してくれたでしょ?
モナ:
ええ。
ベルセポネ:
あなたに
何か他の目的があるんじゃないかと思って。
モナ:
あら♡
ベルセポネ:
私の心を読ませたかったのでしょ?
モナ:
どうしてそう思うの?
ベルセポネ:
私が魔界で
何かを企んでいるとでも思ってる?
ネゴシエーターの基本は、信頼よ。
だから、私と交渉してちょうだい。
私はあなたが心配するようなことはしてないわ。
それに、あなたが何をしようと私には関係ない。
裏切ったりしないから、疑うのはよして。
モナ:
ふふ、交渉成立ね♡
*郊外:昼*
モナ:
ご主人さま。
ベルセポネのことなんですが。
オサム:
え?
モナ:
……
あの子は賢いですわ。
大切にしてくださいね。
オサム:
何だ、気持ち悪い。
*魔界*
ベルセポネ:
人はどうして魔界に行くことを
恐れるのかしら。
ほんの少しだけの間なのに…
★デスチャ:ホルス★ キズナストーリー、契約者まとめ44
<★5ホルス 光属性/妨害型>
<砂漠のホルス>
<ラーホルス/進化後>
<cv.吉野裕行>
<その他登場キャラクター>
日本最大級のチャットプロダクションだから安心安全高収入【ニューステージグループ】
<キズナシナリオ最初:第一声>
*ヘリポート:夜*
相手をする価値もない。
もう下がるがよい。
ホルス:
ハハッ、女王様。
また、ご機嫌斜めですか?
いくら悪魔といっても、しかめ面ばかりじゃ
シワができますよ?
ふん…毎日飽きもせず、戯言を…
来る日も来る日も、無駄なやりとりばかりだ。
そなた…わらわが目覚めたときに交わした約束、
よもや忘れたわけではあるまいな?
ホルス:
どうでしょうか…
いろんな話をしたからなぁ。
何?
ホルス:
はは、冗談、冗談です。
ちゃーんと覚えてるよ。
俺は女王様のチャイルドで、主となる女王様を
魔王にするべく努力する…でしょ?
忘れてなんかないさ。
俺だって、馬鹿じゃないんだ。
けど、女王様。俺がいつも言ってるけど…
貴方は今、記憶も力も失ってる。
魔王の座を狙うのは、
もう少し力をつけてからだ。
それでも別に遅くはないだろ?
何を言っている。魔王争奪戦の開始と終了には
明確なルールなどないではないか。
明日にでも終わる可能性は、十分あるのだぞ。
ホルス:
いやいや、それは無いだろう。
俺は前にも魔王争奪戦を見たことがあるが…
…魔王争奪戦を見た、だと?
ホルス:
…っ!?いやいや、違う、間違えた!
話を聞いたことがあるってだけ!
それはともかく、女王様の言いたいことは、
よーくわかってる。
でも、俺に任せておけば大丈夫さ。
自分のチャイルドを信じなくて、
他の誰を信じるって言うんだい?
*主人公の部屋*
主人公:
……
ホルス:
小僧!
なんだ、今日も浮かない顔だなぁ!
主人公:
むぅ…
ホルス:
ハッ!いつもより酷いな。
どうした?心配事でもあるのか?
たとえば、そうだな…
チャイルドのフリした悪魔が
どうやら裏切りそう、とか?
主人公:
まさにそれだよ。
一体何のために<ホルスがチャイルドのフリ>
してるのか知らないけど…
お前の女王様も、今はれっきとした俺の
チャイルドなんだぞ?
お前だって俺の使い魔になったんだし!
怪しい行動ばっかしてると、主人として…
だ、黙ってないからな!
ホルス:
ふむ…主人か…
なるほどな。
主人公:
そ、そうだよ。
ホルス:
俺のことは気にしないで、好きにやればいいさ。
うちの女王様をよろしくな?
主人公:
うぅ…やっぱ、あいつは苦手だ…
何を考えてるんだか、さっぱりわからん…
<キズナシナリオ中間:暗示>
*カフェ店内*
ホルス:
ハ~イ★深夜のパートナーホルス参上~
主人公:
うっわ!
そういうの、やめろよっ!!
あとな、そのモノマネは嫌いだ!
ホルス:
そんな下手だったかい?
結構似てたと思うんだけどなぁ。
もしかして芸能人とか嫌い?
脳内彼女とか作って楽しむタイプ?
主人公:
単にそのモノマネが嫌いなだけだ!
今は忙しいんだから、邪魔するなよ!
ホルス:
んー?これ、あれだろ?
さっきサキュバス達にメチャクチャ叱られて
押しつけられた宿題。
どれどれ…アハハ!なんだこりゃ!
問題:「人間が実現不可能な望みを願った時の
正しい対処法は?」
答え:「慌てず騒がず、その願いを受け付ける」
こいつは違うな。
なーんでこんな基本的な問題を間違えるかな?
主人公:
えっ!?これが一番悪魔らしくないか?
叶えてやれない願いも、受け付けるってのがさ。
ホルス:
違うな。
受け付けるんじゃなくて
願いの方を変えさせるのさ。
割に合わない契約をしてしまい、
後から魔力をごっそり持ってかれたら
どうするんだ?
騙す方法はいくらでもある。
自分の都合の良いように誘導するのさ。
主人公:
チャイルドにするんだぞ?
わざわざ反感を買う必要はないだろ。
ホルス:
悪魔のくせに、そんな心配をしてるのか?
今までよく生き残れたなあ…
バカなのか…?アッハッハッ、笑えるな!
小僧、この答案用紙このまま
提出したら大目玉だぞ?
主人公:
ふん、いいんだよ。
この宿題は俺に対する八つ当たりみたいな
ものだし。
どんな答えを書いたって、どうせ叱られるんだよ。
ホルス:
いや、そうだとしても、これは基本中の基本だ。
口車に乗せるぐらい出来ないと、悪魔失格だぞ?
ちゃんとメモしとけよ。
余計な願いは引き受けると…
叶えられなかった時、痛い目に遭うぞ。
経験者の言葉だ。
肝に銘じておけ。
主人公:
経験者…?
ホルス:
悪魔の寿命がどれだけ長いかは知ってるだろ?
願いを叶えてやれなかったせいで、
生涯お世話しないといけなくなったりするんだ。
主人公:
それって、クレオパトラと
契約したときの話か…?
ホルス:
今日はなかなか冴えてるじゃないか。
そうだ。女王様のを2000年も追いかけているのは、
単に俺の執着だけじゃないってことさ。
主人公:
一生お世話か…
わかった。肝に銘じておくよ。
下手に願いを受け入れて、
人生を棒に振るわけにいかないからな。
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*郊外:夕景*
ホルスよ。
ホルス:
呼んだかい、女王様?俺に何か用?
わらわが封印されたときのことだが…
ホルス:
またその話?
何度も話したじゃないか。
あの時は、時代的に祓魔師も多かったし、
神もたくさんいたってさ。
女王様が悪魔になった途端封印されたのは、
ただ運が悪かっただけだよ。
女王様を封印した奴らも
あの時一緒に死んだはずさ。
いや、やはりおかしい…
わらわを封印した者が死んだ?
そんな都合のいい事が起こりうるのか?
ホルス:
悲しいな…
2000年も仕えたこの俺を
信じられないってこと?
傷つくなあ…うん、目には見えないけど、
心臓から血がドクドク流れ出る気分だ…
つまり、腹心はバストだけで十分ってことかい?
女王様のために海も越えてきたってのに、
これから何を心の支えに生きていけば…
落ち着け。
そんなことでいちいち傷ついていたら、
魔王争奪戦の前に果ててしまうだろう。
ホルス:
でも、俺はたった今、振られたんだろ?
それって落ち着いていられるか?
ああもう、頭が痛くなる…
わかった。余計なことは考えないようにしよう。
*心のダンジョン*
ホルス:
ふぅ…時が経つにつれて
記憶が戻ってきているのか。
小僧の下についたのは、間違いだったか?
面倒なことになった…
女王様は、自分が悪魔じゃなくて
<チャイルド>だって知ったら
カンカンに怒るだろうなぁ。
まったく、下手を打ったな、アハハ…
惚れた女が死にそうだったからって、
慌てて契約して魂を奪ったまでは良かったが…
やはり、死を前にした女を
一国の王に仕立て上げるのは、
さすがに無理があったか。
おかげで2000年間、願いを叶えるために
あの手この手を考える羽目になるなんて…
ふぅ。
まあ、結果的には大満足なんだけどね。
<望んだ生き方>というか。アハハ。
小僧の下で時間稼ぎでもできればと
思ったんだが…なにか策を考えないとな…
★デスチャ:アルテミス★ キズナストーリー、契約者まとめ43
<★4アルテミス 闇属性/攻撃型>
<闇夜のアルテミス>
<月光のアルテミス/進化後>
<cv.近藤玲奈>
<その他登場キャラクター>
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<キズナシナリオ最初:訪問>
*ヘリポート:夜*
オード:
まだ痛むのか?
確か…片頭痛、と言ったか。
アルテミス:
はい。
どのようになろうと、状態は変わりません。
たとえチャイルドになっても、これだけは。
…頭痛から解放されたことなどありません。
頭痛のない<私>を想像できなかったからかも
しれません。
オード:
違う。
お前の問題はそうではなく…
アルテミス:
では…何だというのです?
*主人公の家:キッチン*
主人公:
うわ…
<意外な客だった>
アルテミス:
ごきげんよう、旦那様。
<こいつはオードのサポーターをしてる
アルテミス。
ちゃんと話すのは初めてだ>
主人公:
あ、あ、アルテミス…
お前が来るなんて珍しいな。
戦いに来た訳じゃ…なさそうだし。
アルテミス:
…オード様から
あなたが私の役に立つだろう、
と言われたのです。
主人公:
俺がお前の役に…?
え、何を期待されてんの、俺?
アルテミス:
私にもわかりません。
私はただ、
オード様の言いつけ通りにしているだけです。
主人公:
…そっか。じゃあ、まずは話を聞くよ。
役に立てるかは、それからだな。
*主人公の部屋*
アルテミス:
オード様がおっしゃるには、あなたなら…
私の頭痛を治す事が出来る、と。
どうやってかは…わかりかねますが。
主人公:
うん、俺もわかんないや。
あいつ、俺に何ができると思って
お前を寄越したんだ?
ダビ:
それは建前でー
ご主人を暗殺するために送りこまれた
資格なんじゃないのー?
ホントは、ご主人が寝てる時に…グサッ!
ってやるんでしょ!でしょ?でしょ?
主人公:
このクソガキ!お前は黙ってろっての!
ったく、1日1回は喧嘩を売ってきやがる…
リザ:
御主人様。
また、机の引き出しにゴミを入れましたね?
何度も申しあげていますが、机はゴミ箱では…
主人公:
はっ!?いや、それゴミじゃないから!
確認も取らずにビリビリに破くとか
ありえない!
あーもう…
アルテミス、悪いけど、とりあえず入って…
ダビ:
なになに?新しいサポーター?
また増やすなんて、ご主人ってほんとバカだね!
わけわかんない!
来たって、もう入れる場所もないよ?
あ、そうだ!ご主人のベッドを捨てれば…
主人公:
ナチュラルに俺の物を捨てんな!
モナ:
まぁ!新人さんですか~?
って、あらあら、どこかで見た顔ね…♡
主人公:
新人じゃないし!よく見ろよ、
チャイルドだろ!
オードがまた何か試そうとしてんだよ!
門前払いする訳にもいかないだろ?
だから、とりあえず中に…
おい!俺のベッドを捨てんなっていってるだろ!
アルテミス:
…
…
…うるさい家ですね。
合同断食で12,749人、トータル約26tのダイエットに成功させた酵素<Reborn/リボーン>
*公園*
ダビ:
てんさいしょうじょ、さくらがわかすみ。
さいねんしょうで、はかせ、かていに…
リザ:
それは「はくし」と読みます。
資格としての名称の時は、
読み方が変わるんですよ。
主人公:
ふーん。
博士って、新聞に載るほど偉いの?
アルテミス:
いえ、大事なのはそこではなく、
幼くして博士課程に進んだことなんです。
真の自我を実現するとはこういうことだ。
諸君も諦めなければ成し遂げられる…
そう言った内容でしたね。
この時は、一挙手一投足を監視されてるようで、
大変でした。
しかし…掲載は断ったはずなのですが、
勝手に載せたようですね。
主人公:
つか、何でそんなに詳しいん…
あれ、この子、アルテミスそっくりじゃね?
アルテミス:
はい。何しろその子は、
もうひとりの私ですから。
主人公:
さ、さすがオードのサポーター…
天才少女だったのか…
やっぱり、この家には似合わない…
アルテミス:
私は、旦那様のお宅には釣り合いませんか?
それなりに努力をしてきたつもりなのですが…
もしや、今日限りで追い出すつもりですか…?
ああ、オード様に合わせる顔がありません…
主人公:
いや、そういう意味で言ったんじゃないから。
あの、荷物とかまとめるのやめてくれません?
俺はただ、アルテミスみたいに
強いチャイルドが
俺のそばにいてくれるのが
信じられないだけだよ。
アルテミス:
そうですね、一理あるかもしれません。
主人公:
あ、そこは納得するんだ。
アルテミス:
…オード様のようなカリスマを備えるのは
そう簡単なことではありません。
主人公:
はい、ごもっともでございます…
アルテミス:
しかし、悪魔の資質について考えた時、
それはさほど関係ないのではありませんか?
この世のすべてのチャイルドが、最も強い悪魔に
従うというなら魔王争奪戦など不要なはずです。
一番強い力を持った悪魔が強いチャイルドを
独り占めすれば済む話なのですから。
ですから、オード様のような悪魔が旦那様に
興味を持っているという点を
利用すればいいのです。
…私が申し上げられるのは、
そのくらいですけれど。
主人公:
オードのサポーターのくせに、
そんなこと言っちゃっていいの?
アルテミス:
ふふ…私が見た限り、
この戦いは相当な長丁場となるでしょう。
一時の気まぐれな一言程度で左右されるような
ものではありません。
参加者も同じです。
オード様のような強い悪魔もいれば
旦那様のようにじんわりと…
追い上げて来る方もいます。
結局は、たとえ道に迷ったとしても、きちんと
目的の場所にたどり着ける悪魔が、最後まで
残るのでしょう。
主人公:
目的の場所…じんわり…き、気まぐれ…
い、意味がよくわかんないんだけど…?
アルテミス:
旦那様にも、
かなり期待しているということですよ。
…おしゃべりはここまでといたしましょう。
ごきげんよう、旦那様。
<キズナシナリオ最後:劇薬処方>
*主人公の部屋*
ダビ:
あっ、ご主人来た!
ご主人、ちゃんとあれ買ってきてくれた?
忘れてないよね!?
主人公:
うわ、な、何だ!?お、押すなよ!
くそ…給料日だけはしっかり
チェックしてるよなあ…
ほら、これだろ?欲しがってたシールブック。
ったく、こういう時だけ調子いいよな、
お前…
リザ:
…あの、御主人様…
主人公:
はいはい。
頼まれていた辞書ですよ。
モナ:
うふふっ…♡
モナのもちゃーんとありますよね~?
主人公:
あるよ…ほら、マニキュア!
…お前な、何だってこんなもん
欲しがるんだよ!
モナ:
さすが、ご主人さま♡
あ、ちなみにこれはジェルネイルって
いうんですよ♡
主人公:
どうでもいいって!
それ買うためにどんだけ恥ずかしい
思いをしたことか…!
女の子ばっかりの店に入って…
店員にからかわれるような接客されて…
モナ:
うふふ、なら、次からはそういうことが
ないように事前に手を打って
おきましょうか♡
それでしたら問題ないでしょう?
主人公:
い、いや、ケッコウデス…
嫌な予感しかしないし。
あとは…アルテミス!
アルテミス:
…はい。
お呼びでしょうか、旦那様。
主人公:
これ、やるよ。
アルテミス:
え?ですが、私は特に何もお願いして…
これは…頭痛薬、ですか?
主人公:
そう。
お前、頭痛もちで苦労してんだろ?
頭がよすぎても大変なんだな。
アルテミス:
…これを、私のために…?
主人公:
他に誰が飲むんだよ。
この家、能天気なのはたくさんいるけど、
頭痛持ちはお前だけだろ。
モナ:
あらあら、
またそんなツンツンした言い方しちゃって~
それ、ご主人さまがあちこち探しまわって
見つけた物ですよね~♡
うふふ♡
ちょっと頼りないけど、
優しいご主人さまでしょう?
アルテミス:
けれど、チャイルドに人間の薬が効くはずは…
*主人公の家:キッチン*
ダビ:
あ、ご主人!ダビのシール触らないでよ!
主人公:
そんなに面白いなら俺もやってみたいんだよ。
いいじゃん、買ってきてやったんだから!
ケチ!
ダビ:
これは保管用なの!
剥がしちゃったら意味ないの!うわーん!
主人公:
はあっ!?使わないなら買う必要ないだろ~!
リザ:
御主人様、この辞書、改訂版ではないのですが…
主人公:
大した違いなんてないだろ?文句言うな!
アルテミス:
…
ですが、敢えて薬など飲まなくても…
モナ:
まあ、ご主人さまったら~!
これ、トップコートじゃないですか!
主人公:
え、マジで!?
いや、んなこと言われても俺わかんないし!
キラキラしたの買って来て…
モナ:
容器がキラキラしてるんじゃなくて
パールが入った物だと
何度も言ったじゃないですか…
*異空間*
アルテミス:
この騒ぎの中では、頭痛に悩まされている暇も
ありません。
強引な解決法ですが…効果はありますね。
オード様の言った通りです…
★デスチャ:カルカス★ キズナストーリー、契約者まとめ42
<★4カルカス 光属性/攻撃型>
<技巧のカルカス>
<予言のカルカス/進化後>
<契約者:加納悠>
<cv.小林裕介>
<キズナシナリオ最初:直感>
*街中/夕方*
カルカス:
いた、ご主人様。
主人公:
あれ、誰かと思ったら…カルカスじゃないか。
はは、なんかしばらく会ってない気がするな、
元気だったか?
カルカス:
そりゃそうですよ。
ご主人様が僕のことを
ずっと避けてたんじゃないですか。
あ、気のせいでしょうけど。
<…実は、気のせいじゃない。
カルカスには悪いけど俺は
あまりこいつと顔を合わせたくない。
だまして契約をしたわけじゃない。
でも、そこに契約者、加納悠の意志が
なかったのは間違いない。
必要に迫られて契約したでもなく
望んで契約したわけでもない。
だから俺を恨んでてもおかしくない…>
主人公:
なんで俺がこんなに顔色をうかがわなくちゃ
いけないんだよ…
カルカス:
はい?
主人公:
いや、なんでもない。
カルカス:
まあ、いいです。
それより僕、「運命の選択」って
言ってましたよね?
ご主人様と初めて会った時。
主人公:
うむ……そんなこと言ったなあ。
カルカス:
今思うに、生きるというのは選択の連続なのに
僕は少し出過ぎたことを言ってしまいました。
軽率な物言いのせいで、ご主人様の運命に
よからぬ影響を与えたのではないかと
……ずっと考えています。
……気のせいでしょうけど。
主人公:
何を改まっちゃってるんだよ。
お前、もしかしてその時の言葉を気にして、
俺が避けてると思ったのか?
カルカス:
違うのですか?
主人公:
違うよ。
ホントのことを言うと、お前のせいじゃなくて、
俺の心の問題。
あー…そういう誤解をされてるとは…
なんとなく噛み合ってないと思ったんだよな、
お前が何を考えてるかわからないし。
俺は基本的に人づきあいが苦手なの。
知ってるよな?
カルカス:
そうみたいですね。
主人公:
謝るのも嫌いだ。
やっちまったことは謝っても戻らない。
それ以前に、悪魔がヘコヘコ頭上げて回る
なんて、みっともないだろ。
カルカス:
それもうっすら気づいていました。
主人公:
そんな俺が、今さらお前に
「あの時ダビを止められなくてごめん!」とか
無理やり契約しちゃって責任感じてます!
とか言えるわけないだろう……
……
カルカス:
なるほど。
今の話を聞いて、僕、
ご主人様は不器用な人なんだなって思いました。
「ご主人様」って呼ぶのも
モナさんが教えてくれたから、
使っているだけで。
主人公:
ったく、モナの奴……
それはあまり気にしなくていいよ。
好きに呼べばいい。
カルカス:
いえ、もうこれが楽なんで。
ただ、主人がどうしてせっかく契約した
下僕を避けるのか…
それが知りたかっただけです。
主人公:
そりゃ、色々考えちまうから…
って言ってても仕方ないか…
契約したのは俺だ。これからは避けない!
…ように、するよ。できるだけ、なるべく。
カルカス:
避けないとは言わないんですね。
主人公:
守れない約束はしない……!
カルカス:
わかりました、お好きにどうぞ。
ただ、あなたのことが少しわかって
ちょっと気が楽になりました。
嫌われてるわけではないみたいなので。
それでは、よい一日を。
必要なら呼んでください。
いつでも駆けつけます。
名入れボールペンの製作 50年の信頼と実績【ナショナルペン】
<キズナシナリオ中間:縁>
*主人公の家/キッチン*
ダビ:
う~ん……これじゃないのかなあ?
ねえねえ、カルカス!ちょっと来てぇ!
カルカス:
はい、ちびサキュバス様。
あ、クロスワードパズルですね?
ダビ:
うん!
でもね、これ見て!なんか合わないの!
カルカス:
どれどれ……「長く続くさま」
ダビさんが書いた答えは……「永遠と」。
ふふ、正しくは「延々と」ですね。
ダビ:
えー?
何よ、あのマヌケ。ダビに嘘ついたのね!
カルカス:
……ご主人様から教えてもらったのですか?
「永遠と」って。
ダビ:
そうだよ!
何も知らないダビをだますなんて……
カルカス:
えっと……ご主人様が……
いや。ダビさん、ちょっと待って下さい。
もしかすると……僕が間違えて、
ご主人様の答えが合ってるかもしれません。
ダビ:
違う!!「永遠と」って書くと
縦のマスの答えが「永長戦」になっちゃうもん!
カルカス:
こ、こっちの世界には
そういう言葉もあるのかも……
ダビ:
何言ってんの!?
ちゃんと調べたけど、そんな言葉ないもん!
あ!わかったー!
カルカスお前、
ウスラトンカチのこと、かばってるんでしょ!
カルカス:
ウスラトンカチ?
ダビさん……ご主人様のことを、
そんな風に呼んじゃダメですよ。
ダビ:
うう……
チャイルドたちはいっつも
ウスラトンカチのこと……
カルカス:
ほらまた……
ダビ:
ご主人の味方ばかりする……
カルカスもそうなんでしょ?
カルカス:
そんなことは。
ダビさんが望むなら、
ダビさんの味方になりますよ。
ダビ:
ふーんだ。いつも口だけ……
カルカス:
はは。
ダビ:
まあ、とにかく……
これは飽きちゃったから、
ご主人に遊んでもらうー。
カルカス:
はいはい。
あまり、いじめないであげてくださいね。
ダビ:
なんかお母さんみたーい!
わかったよー!
カルカス:
……
あの妙な関係には
どう歩み寄ればいいかわからないな……
<キズナシナリオ最後:本気>
*工事現場:夕暮れ*
主人公:
このままじゃ過労で死んじゃうよ……
ホント死にそう……
そうだ!おい、カルカス!
今どこにいる?
カルカス:
ふふ、いつもおそばに。
どうしました?
主人公:
お前、占い師だったって言ってたよな?
カルカス:
そうです。
正確には、予言者に近いと思います。
主人公:
うわ、ちょっとすごいかも。
そう見えなかったけど……
とにかく、それなら魔王争奪戦がいつ終わるか
わかるんだろ?
カルカス:
いつ終わるか……ですか?
ふふ、誰が勝つかではなく?
主人公:それもわかるの!?
カルカス:
いいえ。たぶんもう見えないと思います。
そっち系の能力は全部失ってしまいましたから。
主人公:
……そっち系の能力ね~。
それじゃあもう占いはできないのか?
カルカス:
そうですね。
契約者の方も、
僕が現れてからはさっぱりのようですし。
僕に残されたのは、直感だけです。
主人公:
直感……か。何が違うんだ?
カルカス:
えっと……
限りなく分かれる2つの道があるとします。
どっちの道に何があるかわかるのが占い。
感じのいい方に従うのが直感。
主人公:
同じように聞こえるけど……
カルカス:
知ってる上で行くのと、
知らないけど行く、の違いですね。
主人公:
はあ、そういう……それにしても、
契約後に能力を失うなんて……
こういうケースは初めてだなー。
カルカス:
そうですか。
僕はかえってありがたいです。
怖かったんです。
こう言うとなんですけど、
人間の時は不幸な部類でした。
いくら未来を見ることができても
運にいつも見放されていたので。
主人公:
あ、俺と同じだ……
俺も運の悪さなら負けないぞ!
カルカス:
はは、思い返してみると、苦難の日々でしたね。
事故に遭いそうだから
家に閉じこもってたら、家が倒れるし。
主人公:
家が!?
カルカス:
そう、家が。
厄払いしようとして大ケガしたこともあります。
主人公:
道でばっかり悪魔に出会うとか?
カルカス:
そう、その悪魔に無理やり契約させられて
しまったりとか。
何が起こるかはわかるんですけど
防ぐこともできず、避けることもできないんです。
だから今はかえって気が楽です。
ただ……
主人公:
ただ?
カルカス:
この名前はちょっと恥ずかしいですね。
もう予言もできないのに、予言者の
名前だなんて。
僕には似合わないんじゃないかなって。
……気にしすぎですかね?
主人公:
似合わないのはその名前じゃなくて
俺の立場だよ。
あーあ、なんでこんなに肩の荷が重い状況に
なってるんだか。
カルカス:
立派にこなしていますよ。
僕は、ご主人様を心から信じていますし。
このままご主人様について行けば
いいんだって……
そう思える人ですから。
主人公:
気のせいかもしれないぞ?
カルカス:
ふふ、そう。気のせいでしょうけど。
主人公:
みんな期待しすぎじゃないか?
カルカス:
期待されるのは嫌いですか?
そういうところも変わってますね。
僕は、ご主人様が思っているより、
この暮らしが気に入ってます。
本当ですよ。これは気のせいじゃないです。
★デスチャ:メーディア★ キズナストーリー、契約者まとめ41
<★3メーディア 闇属性/攻撃型>
<復讐のメーディア>
<陰謀のメーディア/進化後>
<cv.高沢柚衣>
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<キズナシナリオ最初:ストレスを抱え込む彼女>
*公園*
<心地いい風が吹く爽やかな午後だ。
まさに完璧と言っていい。
…後ろさえ見なければ>
メーディア:
聞こえる?ワトソン。この風の声…
まるでお空が私達の愛を祝福してるみたい!
ワトソン:
風!祝福!愛?ウソつけ!
メーディア:
きゃっ♡ワトソンってば!
悪魔さんも聞きましたよね!?
ワトソンも私を愛してるって!
主人公:
え?そいつ今、最後に
「ウソつけ」って言ったような…
ワトソン:
しゃべる!サル悪魔!弱虫!
メーディア:
聞きました?
よかったですね!ワトソンに褒めてもらえて。
主人公:
…どこに褒め言葉があったんだ?
ワトソン:
サル!しゃべる!褒め言葉!
メーディア:
サルがしゃべってるって褒めてるんですよ。
主人公:
はん、何をほざいてるんだか。
気色悪い人形の分際で。
メーディア:
…気色、悪い?
主人公:
あ、いや…ヤバい!
メーディアの前で人形を侮辱してしまった!
メ、メーディア様…?
メーディア:
悪魔さん…あなたの夢って
洋服屋のマネキンでしたよね?
主人公:
お、俺はそんなこと、一言も…あ!
ちゃんと見たらこの人形、可愛いな!
ワトソン:
カワイイ!美少女!絶世の美女!
主人公:
そ、そうだ!美少女だ!
こんな絶世の美女に「人形」なんて言って
悪かったな。アハハ…
メーディア:
……
<ご、誤魔化せないか?>
メーディア:
…ふふふ。
悪魔さんのくせにお目が高いですね!
そうでしょう、そうでしょう。
私のワトソンは美少女なんです!
主人公:
う、うん!眩しいくらいの美少女だ。
行く末は国民的アイドル間違いなし!
メーディア:
そんなワトソンを気色悪いなんて…
今回は許しますけど、次はないですからね?
主人公:
お、おう…ちなみに、もしまた言ったら?
メーディア:
小指の第一関節から順番に球体関節に
交換してあげます。
きっと可愛いですよね?ね?
主人公:
可愛くない!
ワトソン:
しゃべるサル!
変身!球体関節サル!
<その人形、1回殴りたい>
メーディア:
球体関節に交換してほしいんですか?
主人公:
う…それはちょっと…
メーディア:
ワガママですね。
なら、新しい人形でもいいですよ?
なんと、今なら樋口一葉が50人で
買えちゃえます!
主人公:
つまり5千円が50枚?
25万なんて、まさか純金製か?
メーディア:
買ってくれますよね?
これからは一生懸命頑張りますから~
主人公:
買えるか!
そんな大金あるわけないだろ…
メーディア:
え?ないんですか?
ワトソン:
貧乏!金なし!サル!
主人公:
またサルって言いやがって!
何と言われようと、ないものはない。
メーディア:
…はあ。だからカードが使えなかったんですね…
主人公:
…うん?おい。
今、変なこと言わなかったか?
メーディア:
何がです?
主人公:
いや…
今さっき、何かを使えなかったとか何とか…
メーディア:
聞き間違いじゃないですか?
私は使えないクレジットカードなんて
知りません。
主人公:
全く聞き間違いじゃないじゃん!
俺のカードで何買おうとした?
メーディア:
騒がなくても返しますよ!使えないカードより、
こっちのへそくりの方がいいですから!では!
ワトソン:
金なし!臆病者!チキン!
主人公:
どこでそれを!あっ、待て!返せ!
使ったらただじゃおかないからな!
ワトソン:
しゃべるサル!追いかけてくる!
ウッキー!
主人公:
だから、俺はサルじゃなあああああい!
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<キズナシナリオ中間:イジメの理由>
*街中*
メーディア:
はあ…
モナさん、私の悩み聞いてくれませんか?
モナ:
あら、どうしたの~?
メーディア:
欲しいものがあるんですけど
悪魔さんがお金を持っていないせいで
買えないんです…
モナ:
ツッコミどころ満載な悩みね…
メーディア:
ああ、どうして悪魔さんは
お金持ちじゃないんでしょう?
ワトソン:
NO金持ち!
NO金持ち!金なし!サル!
モナ:
そうね~
誰でもお金持ちになれるわけじゃないし…
メーディア:
お金持ちの悪魔に交換したいです。
…交換…悪くないかも!
主人公:
おい、俺は物じゃないぞ…
そもそも、誰と交換するつもりだ?
メーディア:
やだ!盗み聞きしてたんですか?
悪趣味な悪魔さんですね!
ワトソン:
出た!サル!しゃべるサル!
主人公:
サルって言うな!
ワトソン:
金なし!モンキー!
主人公:
サルもモンキーも同じだろ!
そうやって悪口言いまくるのは、
悪趣味じゃないのか?
メーディア:
盗み聞きする方がもっと悪趣味です!
許してほしければ、
この限定人形を買ってください。
主人公:
なんで俺が許しを乞わなきゃいけないんだ…
…まあ、そんなに高くなければ
買ってやらないこともないけど…
メーディア:
今ならお買い得ですよ!
限定版なのに、55人で買えちゃいます♡
主人公:
55人…って樋口一葉がか?
どこがお買い得だよ…俺には1人でも大金だ!
メーディア:
ちぇっ…せっかく高い人形を
手に入れられると思ったのに。
サルに期待したのが間違いでした。
ワトソン:
金なしサル!モンキー!ゴリラ!
主人公:
サルじゃないって言ってるだろ!
ワトソン:
主人公:
だから俺はサルじゃ…
あ?アウス…?
モナ:
うふふ、そんな困った顔しなくても
検索すれば出てきますよ~♡
メーディア:
褒め言葉だから調べなくてもいいですよ。
ね?アウストラロピテクスさん。
主人公:
ほんとに褒め言葉なのか?
一体、どんな意味が…
あ、これか。「アウストラロピテクス」とは…
って、全然褒め言葉じゃないじゃん。
ワトソン:
バカザル!アホザル!
主人公:
サルじゃないっつーの。
いい加減にしろ!
モナ:
そんなに怒らなくても~♡
好きな子ほどいじめたくなっちゃうんですよ♡
主人公:
そんなわけないだろ…
好きなら何でいじめるんだ。
メーディア:
……
モナ:
…あら~?図星だったのかしら~♡
主人公:
な、なんだよ。何で急に黙るんだ?
おい、メーディア?どこ行くんだよ!
モナ:
ご主人さまってば♡
ほんと、罪な男ですね~♡
<キズナシナリオ最後:私が本当に望む人形は>
*公園*
メーディア:
悪魔さん!悪魔さん!
新しい人形、買ってくれますよね!?ね!?
主人公:
…朝から元気だな。
ワトソン:
買って!買って!サル!
主人公:
悪口やめろ。
ワトソン:
ホモサピエンス!!
主人公:
もう騙されないぞ…どうせ、それも悪口だろ?
メーディア:
…悪魔さんってバカですね。
ワトソン:
バカ!バカ!
主人公:
くっ…知らなくても、
検索したら全部出てくるんだよ!
ホ…モサピエン…スとは…ん?
悪口じゃ、ない?
ワトソン:
やっぱりサル!やっぱりサル!
主人公:
うっ…今度は何も言い返せない…
メーディア:
それで、買ってくれるんですよね?人形。
主人公:
まあ、安ければな。
けど、この近くに人形屋なんてないだろ。
メーディア:
ありますよ!
とっても近くに!
主人公:
…そんなとこあったか?
で、どんな人形が欲しいんだ?
メーディア:
すっごく高性能なんです!
動くし言葉までしゃべるんですよ!?
主人公:
…ワトソンのことか?
ワトソン:
ワタシ?ワタシ?
メーディア:
ぶっぶー!もっと高性能です!
あったかくて、サイズは1分の1!
主人公:
サイズが1分の1って、絶対高いヤツだろ…
却下!
メーディア:
高くなんてないです!
お金で買えないだけ!
主人公:
お金で買えないって、ますます無理だろ…
メーディア:
無理じゃありません!
悪魔さんの気持ち次第ですから!
主人公:
気持ちでどうにかなるなら
世の中、誰も困らないっての。
メーディア:
…ううやっぱりバカです。
悪魔さんの勘さえよければ、
すぐに手に入るのに…
主人公:
バカって言うな!
…そもそも、そんなでかい人形どこにあるんだ?
メーディア:
…バカ!鈍感!サル!
主人公:
おい、本音が出てるぞ…
モナ:
あら~楽しそうですね~♡
一体、何のお話ですか~?
主人公:
メーディアが人形を買ってくれって
うるさいんだよ。
モナ:
どんな人形なんですか~?
主人公:
すぐ近くにある、
高性能で1分の1サイズの人形らしい。
金では買えないけど、
俺の気持ち次第で手に入るとか何とか…
モナ:
あらあら…
メーディア、ご主人さまには、
はっきり言った方がいいんじゃない~?
メーディア:
無理です!気づかない方がバカなんです!
この、鈍感サル!
主人公:
だから、俺はサルじゃないっての。
モナ、分かったなら教えてくれよ。
モナ:
うふふ、
それは自分で気づいた方がいいですよ~♡
ご主人さま♡
★デスチャ:ヴェルデレト★ キズナストーリー、契約者まとめ40
<★5ヴェルデレト 火属性/補助型>
<渇望のヴェルデレト>
<バトラーヴェルデレト/進化後>
<cv.市来光弘>
<その他登場人物>
<★個人的使用感……★★★★☆>
火属性出血アタッカーと組ませると火力UPしてくれるのでとてもいいですね!
それにしてもデスチャの男性陣はなぜにこんなカッコ良いのか…
従うふりをしているけど、たくらみを隠しきれていないダメな感じも愛しいですね。
残念ながら、うちの火属性陣が未熟なもので活躍の場があまりないんだけど、
木属性WBが来たら頑張ってもらいます。
【オトナの女性向け・声優ファン必聴】スマホでドラマCD・シチュCDが聴けるサービス「ポケットドラマCD」
<キズナシナリオ最初:第4のサポーター>
*主人公の部屋*
ヴェルデレト:
深刻ですね…
これしか覚えられないなんて…
主人公:
もしかしてサポーターの資格に
<主人をイジメられる>なんてのがあるのか?
ヴェルデレト:
小言はやめてください…
ただでさえ気が滅入りそうなのに…
とにかく、あの素晴らしいリザの主人だし
本当は素晴らしいところがあるのだろう…
…と、まだ期待はしていますよ。
主人公:
うん…
その件に関しては
俺がどうこう言うことじゃないな…
ヴェルデレト:
だから…
そういう返事を止めてほしいと
言っているんですよ!
そんなことを言われると、
自分が悲しくなります。
とにかく、無駄話は止めて
授業を再開しましょう。
主人公:
うわぁ…
もう2時間ぶっ続けだけど、
休み時間はないのかよ?
ヴェルデレト:
魔王争奪戦に参加しているというお方が…
基礎が全く出来ていないじゃないですか?
自分のライバルやほかの悪魔たちのことも
全く知らないようですし。
主人公:
知らないんじゃないよ、興味がないだけ!
モナとリザにも言ってるけど、
俺は魔王になる気なんかないんだよ。
ヴェルデレト:
なんて事を言うのです!!
モナ先輩とリザという有能な
サポーターが2人もいるのに!
そのような発言、情けないと思いませんか!?
主人公:
そうそう!俺が情けない!
情けない主人でごめんね!
ヴェルデレト:
そんな台詞、聞きたくありません!
主人公:
…お前、以前と態度変わってない?
ヴェルデレト:
ご主人様が自らを情けない
存在と認めてしまうと…
私は自他共に認める、
情けない悪魔のサポーターに
なってしまうじゃないですか!!
主人公:
ひぃっ…
リザ:
サポーターについて、まだ誤解していませんか、
ヴェルデレト?
御主人様のサポーターは私とモナだけ…
いや、ダビと、この3人だけです。
ヴェルデレト:
ふん!敏腕サポーターのあの<リザ様>が
軽々しく他人の話を盗み聴きするなんて!
恥ずかしくはないのですか?
リザ:
あなたが御主人様に無駄な話ばかり
吹き込んでいるという報告があったのです。
主人公:
ほ、報告?
お前、俺にこっそりスパイでも付けたのか?
ヴェルデレト:
徹底していますね。さすがリザです。
主人公:
感心してる場合か!プライベート侵害だろ!
リザ:
あなたが頑張る必要はありません。
御主人様は私が責任を持って
必ず魔王にしてみせます。
ヴェルデレト:
言いますね…
あなたの思い通りになるか、楽しみですよ。
主人公:
今、俺の将来について話しているんだよな?
<キズナシナリオ中間:ただの礼儀です>
*主人公の部屋*
ダビ:
うわあぁぁぁ~っ!!
主人公:
うわあぁっ!痛い!殴るな!痛いって!
ヴェルデレト:
また、ケンカですか…
主人公:
ケンカじゃなくて
一方的に叩かれているんだよ!
ヴェルデレト:
今度は何が問題ですか?
本当に…1日おきにケンカしてますね。
ダビ:
欲張りトサカ野郎!
私がモナ姉さまからもらった限定品
ミネラルウォーターをなんで飲むの!?
主人公:
限定品ミネラルウォーター!?
教会の聖水じゃあるまいし、
コンビニで一番安いの買って来ただけだろ?
ダビ:
でも限定品なの!
モナ姉さまがダビにくれた
ミネラルウォーターだから限定品なの!!
主人公:
はぁ…
ヴェルデレト:
ダビ…
サキュバスが主人にケンカを売るだなんて
あってはならないことですよ?
ダビ:
ダビ悪くない!ご主人が悪いの!
ヴェルデレト:
もちろんサキュバスも自分の主人に対して
そういう思いをすることもあるでしょう。
自分より情けない主人に仕えるなんて、
避けられない運命のようなものですよね。
ダビ:
へ~…
ヴェルデレトもやっぱりご主人を情けないと
思ってたんだね。
ご主人様~ご主人様~って毎日言ってるから
本当にご主人様のことが
好きなんだって思ったけど…
ヴェルデレト:
インキュバスがご主人様を好きになるなんて…
ありえないですよ。ただの礼儀です。礼儀。
主人公:
礼儀…礼儀ね。
知ってたよ?
ヴェルデレト:
フフ…分かってあげてください、ダビ。
これが思春期特有の悪魔ですから。
ダビ:
うーん、いいよ~
ヴェルデレトがそこまで言うなら
許してあげる。
モナ姉さまにミネラルウォーター
買ってもらおっと!
主人公:
許してくれて有難うございます!チッ。
何が<自分より情けない主人に仕えるなんて、
避けられない運命のようなもの>だよ…
ヴェルデレト:
ほ~…
そんなに長い言葉を覚えていたとは…
案外記憶力が良いのですね。
主人公:
褒めても無駄だ!騙されないぞ?
お前、俺を魔王にするとか何とか
言ってたくせに、今までそんな風に
思ってたわけ?
ヴェルデレト:
落ち着いてください。
そもそもあれは、ダビの為、
仕方なく言った事です。
そんなことも分からないのですか?まったく…
主人公:
ふんっ!
その割には、心が全くこもってなかった
ような気がするけど…
ヴェルデレト:
そんな事はありません。
素晴らしいご主人様に会えて
すごく満足しているのですよ。
主人公:
いつも正論ばかり言ってるけど、
一度キレると性格変わるよな…
そんな所が信じられないんだよ。
とにかく分かった。でも、えーと…
インキュバスなんだからもう少し
インキュバスらしく行動してくれよ。
分かった?
ヴェルデレト:
もちろんですとも。
*カフェ*
モーガン:
ご主人様…社長…
間抜けな悪魔の後始末なんて、
いつまでやらなきゃいけないんですか?
ホント、イヤです。
ヴェルデレト:
もう少しだけ我慢してください、モーガン。
私たちの新しいご主人様はただの道具に
過ぎません…
私がリザよりも、優れていることを
証明するには、少し時間が必要です。
魔王争奪戦が終わったら…
あなたの望みを聞いてあげましょう。
モーガン:
社長は永遠に分からないでしょう…
私が何を望んでいるのか…
<キズナシナリオ最後:それぞれの目的通り>
*カフェ*
ヒルド:
はぁはぁ…チビっ子お客様~?
もう決心はつきましたか?
主人公:
い、いやいや!ま、まだだけど?
ヒルド:
あれれ~私が助けてあげたじゃないですか~
まさか…まだ助けが必要なんですか~?
主人公:
ひえっ!!
そ、それは助けじゃなくて脅迫なんだよ!
主人に銃を撃つチャイルドが
どこにいるんだよ!?
ヒルド:
あらら~
こうするとチビっ子様がもう
これ以上悩まなくなるって
社長が教えてくれたんですよ~
ヴェルデレト:
フフフ…
こんなに激しくなるとは思いませんでしたが…
主人公:
思ってただろ!
ヴェルデレト:
ま、本当は…
それで、ヒルドの気持ちに応える気に
なりましたか?
ヒルド:
へ~?
主人公:
お、押し付けがましく質問するってことは
ヒルドも礼儀ってもんをわかってないよな?
ヴェルデレト:
ほ~礼儀ですか…
やはりご主人様にも良いところはありますね。
主人公:
それってバカにしてるの?
それとも本気でほめてるの?
ヴェルデレト:
もちろん、本気でほめてますよ?
ヒルド:
ヒルドのことは気にしないでください。
チビっ子お客様の本音が
聞・き・た・い・だ・け~♡
主人公:
その危なっかしい武器を下ろして
話すのはダメかな?
ヒルド:
あら~これはヒルドと一心同体ですから~
ヴェルデレト:
ちゃんと答えた方が良いと思いますよ、
ご主人様。
御存知の通りヒルドは独占欲が
かなり強いですから。
主人公:
それが問題なんだよ!
リザ:
あなた…毎日ヒルドを
そそのかしているんですね。
ヴェルデレト:
私が何故、そんなことをするか…
理由を知っていて、言っているんですか?
リザ:
ヒルドは強力な戦力ですから、
御主人様が魔王になるために
大きく貢献するでしょう。
ヴェルデレト:
それで良いではありませんか?
ヒルドはご主人様が好きで、
ご主人様もヒルドが必要でしょう。
しかし、あなたはまるでそれが
問題でもあるかのような言い方ですね。
リザ:
問題ということはないですが…
あなたが自分の立場を忘れているようなので。
まぁ、良いでしょう。
あなたはあなたの目的通り動くだけですから。
そして私の仕事は御主人様のために
あなたの目的を利用することです。
これからもよろしくお願いします、
ヴェルデレト。
しかし…邪魔するような行動は謹んでください。
ヴェルデレト:
あなたと手を組むのは、魔王争奪戦が
終わるまでです…
この生意気な女狐め!
★デスチャ:メブ★ キズナストーリー、契約者まとめ39
<★5メブ 火属性/攻撃型>
<ハーモニーメブ>
<プリマメブ/進化後>
<サムハインメブ/コスチューム>
<cv.内田彩>
<その他登場人物>
5GBの大容量メールボックス!標準機能充実の高品質なWebメールサービス【gooメール】
*空中/夕方*
メブ:
このマヌケー!
すっとこどっこい!
主人公:
うわっ!?また始まった!
今度は何だ!
メブ:
脳みそないの?その頭は飾りなの?
マヌケにもほどがあるわ!プンスカ!
主人公:
お、俺が何をしたって言うんですか、先輩!
メブ:
…あ、いたの?ごめん~
特に何もないんだけどね。
ただちょっとイライラして…
思い出し怒りみたいなもん?
それにしても、あんたの顔見てると、
こうモヤモヤっとしてきて、イライラっと…
主人公:
はあ。そういう顔ですいませんね…
メブ:
それに、何かにつけてすぐ謝る態度!
それも気に入らないわ。
主人公:
生まれてきてスミマセンでしたっ!
*時計台前*
<メブ姐さんは、<ハロウィン応援団>として
人間界にやってきた悪魔の大先輩だ。
本人曰く、
諸事情につき魔王争奪戦に参加
しなかったそうだ>
メブ:
あのね。
ルシフェロの奴が千年早く引退してたら
あんたみたいな半端な悪魔は
とっくに脱落してたわ。
このメブ様の手によってね!
おほほっ!
主人公:
は、はいいっ!多分、そうでしょうね!
<魔界の女性で一番腕っぷしが強いメブ姐さんに
かかったら、まったく大げさな話ではない。
俺なんか豆腐みたいに
握りつぶされてしまうだろう。
しかし腕っぷしの話はタブーだ。
どうやら姐さんは可愛い女の子として
扱われたいみたいだからな…>
メブ:
このドアホウが~!
主人公:
わっ!お、俺は何も言ってないっすよ!
メブ:
私の腕っぷしが強いって顔してたわよ!
それよりねえ、
これくらいでそんな驚いていたら…
魔王争奪戦なんて途中で弾き飛ばされるわよ!
…もしかして、このメブ様の<教育>が
足りないとでも言うんじゃないでしょうね?
主人公:
きょ、教育…?
そんなの、いつ受けましたっけ!?
メブ:
なぁにぃ?
何か言ったかしら~?
主人公:
ひええっ…
ん、何も言ってません!
メブ:
ふん!
流行りのスイーツショップに行った帰りに
ちょっと寄っただけなのに。
そんなじゃ放っておけなくなるわね。
さて、どこから鍛えようかなぁ~っと。
腕も細いし、度胸もないし、頭も…
ふう、気が遠くなりそうねぇ…
サポーターの苦労が目に浮かぶわ…
主人公:
…
メブ:
何か言うことは?
主人公:
は、はいっ!
メブ:
あら。いいわね、その返事。
一番気に入ったわ♡
これからも、気合入れてついて来なさいよぉ!
主人公:
これからも…?
あ、あのいつまでいらっしゃるつもりです…?
メブ:
さあ。少なくともあんたが自立して
自分で歩けるようになるまでかしら?
Web限定30%OFF!女性にうれしい やわたのイソフラボン&ファイバー
<キズナシナリオ中間:筋力トレーニング>
*主人公の家:キッチン*
アリル:
こんにちは。メブはいる?
主人公:
いえ、今日はまだ来てないみたいですけど…
アリル:
一体どこに行ったのかしら。
目もしょぼしょぼで、足もおぼつかないのに。
主人公:
ぷぷっ…って!
あまりからかわないでくださいよ。
メブ様が聞いたら怒り狂って、
そのしわ寄せが全部俺に…
アリル:
ふふふ。メブはそういう時が一番可愛いのよ。
主人公:
…はい?
アリル:
ううん、なんでもないわ。
それにしてもどこ行ったのかしら。
ここに来るって言ったのに…
ダビ:
ただいまあ。
あっ!誘拐犯…
アリル:
あらあ?失礼しちゃうわあ。
ダビ:
うわあん!殴られた!?
ご主人、サポーターのことちゃんと守ってよ!
主人公:
何で俺のせいになるんだよ!?
*見晴らしのよい丘*
メブ:
うーん、やっぱりこっちじゃないわね~?
いつも通ってる道だから大丈夫だと思ったのに…
迷子になっちゃったみた~い。
メブ、困っちゃう~
それに…
さっきからチョロチョロ尾行してるやつも
いるし。
はぁ~気付いてんのよ。姿をお見せ!
???:
ちぇっ。ただの可愛いお嬢さんと思って
油断したか…
はいはい、つけてたのは俺ですよ。
メブ:
あら…可愛いお嬢さんだなんて…♡
貴方の尾行も悪くなかったわよ。
ただ、あたしのほうが上手ってだけね。
…で、用件は何?
お姉さんが聞いてあ・げ・る♡
???:
特にこれと言った理由なんてないさ。
ただ、ちょっとむしゃくしゃしてたんでね。
チョロそうな子と遊びたかっただけで…
メブ:
ふうん、チョロそう、ねぇ…
可愛い女の子って思ってくれたのは嬉しいけど~
こう見えても大先輩なのよね~あたし。
ちょっと甘く見すぎたようね?
???:
だ、大先輩…!?
メブ:
そ、こんなに可愛いのに、魔界に何千年といて…
って、それはいいか♡
小僧の世話もたまには楽しいし、
威張り散らすわけにはいかないって
自制してるけど♡
たまにはあたしも息抜きしていいわよね~♡
さあ、お姉さんのことた~っぷり
楽しませてね♡
可愛い悪魔さん♡
*時計台前*
<結局、メブ姐さんを探しに来てしまった
いくら大先輩っていっても、
俺よりずっと年上でも
見た目は未成年で…しかも可愛い女の子だし…
何か犯罪に巻き込まれてるんじゃないかと
念のため近くの交番や
警察署にも行ってみたけど。
迷子の荒ぶる少女または
奇跡の童顔老婆の痕跡は見当たらなかった>
*空中:夕方*
???:
うわああん!
ごめんなさい、もう勘弁してください~!
主人公:
悲鳴…?
まだ明るいのに、こんなところで…
しかも、おっさん…?
メブ:
うふふ、まだまだ終わらないわよ~♡
主人公:
ちょっ!メブ姐さん!
つい、ついにやらかしました!?
メブ:
あら、迎えに来てくれたの?
イイコイイコしてあげる♡
生意気な小僧だと思ってたけど
なつかれると可愛いものね♡
主人公:
って、今、
スイカが割れるような音がしたんですが…?
メブ:
あはは、確かに音は似てるわね。
礼儀を知らない青二才がいたから、
ちょっとお尻ぺんぺんしてただけ!
最近の若いもんは、新聞も読まないし、
敬語も使えないし。
まったく、生意気なんだから…
って、今の完全に年寄りの言葉よね…
とほほ、あたしもそろそろ隠居しなくちゃ
ダメかしら…
<キズナシナリオ最後:ハロウィンパーティ>
*主人公の部屋*
メブ:
アリル~
荷造りは終わった?
アリル:
あなたじゃあるまいし。
とっくに終わってるわ。
メブ:
ティフォンはどこかしら~?
あの子の様子を見てきてくれない?
アリル:
うっ、あれも私の担当?
おーい、ティフォン!どこー?
<朝から慌ただしい。
今日はハロウィン応援団であり魔界の大先輩
<サムハインパーティー>のメンバーが
魔界に帰る日だ。
メブ姐さんたちは、預けていた荷物を引き取って
慌ただしく帰還準備をしていた>
*空中:夕方*
アリル:
それじゃあね。
<アリルは一度も振り返らずに
「ぽん」という音と共に姿を消した>
メブ:
で?
ティフォン、あんたはホントに残るの?
ティフォン:
うん。僕は人間界は初めてだから…
もう少し見て行きたいんだ。
支度ができたら呼んで。見送るから。
メブ:
ふんだ、まるで子供相手の言い方ね。
…まあ、そういう扱い嫌いじゃないけど。
じゃ、後でね。
*市街地:夜*
メブ:
はぁ~やっと支度が終わったわ!
久しぶりに動いたから、体中がバッキバキ…
<メブ姐さんはにっこり笑って
別れの挨拶をするように手を差し出した>
主人公:
メ、メブ姐さん…
メブ:
あっ?あらあら~もしかして…
あんた、泣いてるの?
ねえ、泣いてるの?
主人公:
ち、違います…
これは泣いてるんじゃなくて…
目にゴミが入ったんだ…
メブ:
あははは!実は泣き虫だったり?
チョーダサい!
…あのね、坊や。
悪魔に生まれて悪魔として生きていくのに、
人間みたいに、感情に振り回されると
損するわよ!
これはねえ、ハロウィンの夜が見せる
一夜限りのパーティなの。
みんなそうやって割り切っている。
感情的になるのはやめなさい。
浮かれたパーティは夜が明ければ
終わるものなの。
終わればただの他人になる…
あんたみたいに抱き抱えているものが多いと、
失うものも多いわよ。
あんたは弱点が多すぎて、
魔王になるのは大変だわね。
主人公:
魔王なんて、なる気ないです…
メブ:
ふん、その割にはけっこう頑張ってるじゃない。
ま、いいわ。あんたがもし魔王になったら
あたしがお祝いに歌って踊って、
パーティを盛り上げてあげる!
天使も悪魔も、楽しい時には歌を歌うのよ!
主人公:
そんな日が本当に来るかわからないけど…
期待してます…
メブ:
そうね。それじゃ、次のお祭りで会いましょ!
あたしがいれば、きっと楽しいわよ!