★ネヴァン★ キズナストーリー、契約者まとめ13
<★4ネヴァン 闇属性/妨害型>
<憂鬱なネヴァン>
<愛憎のネヴァン/進化後>
<契約者:浦江めい>
<cv.名塚佳織>
<その他登場人物>
<キズナストーリー最初:純真で拙劣な復讐>
*アパート前*
ネヴァン:・・・こんにちは、補欠さん・・・
主人公 :え・・・?この蚊の鳴くような声は・・・
あれっ!?
お前、フレイのアレじゃなかった!?
なんでこんなところにいるんだよ!?
ネヴァン:<アレ>・・・?
まさかとは思いますけど、愛人とでも・・・?
<違う、違う、そうじゃない!>
*主人公の家:キッチン*
ネヴァン:はあ・・・どいつもこいつも
周りの迷惑を省みず、
のうのうと生きてるクズばっかね・・・
主人公 :あんたが言う<こいつ>って・・・
ネヴァン:フレイ様のことです・・・
あいつ、本当に迷惑なんですよ・・・
どれほどかって言うと
腹がたって、聖水をかけたことがあります・・・
しかも3回。
なのにしぶとく生きてるんです・・・
主人公 :なんでまた聖水なんか・・・
しかし、そんなものどこで手に入れてるんだよ?
ネヴァン:そりゃ・・・適当に涙を流して・・・
救いを求めてるんですって祈ってれば・・・
私に騙される程度にレベルの低い祓魔師が引っ掛かります・・・
1人見つければ・・・あとはさほど・・・
まあ、もし必要だったらお申し付けください・・・
それぐらいなら、いつでも手に入りますから・・・
主人公 :あ、ああ・・・
その時はよろしく・・・
<聖水が必要になる場面がまず思い浮かばない・・・>
ネヴァン:これさえ飲めばフレイ様もひとたまりもないだろう・・・
と思って仕入れたのがきっかけなんですけど・・・
ふふ・・・聖水ぐらいじゃ浄化できませんでした・・・
フレイの奴、ふざけやがって、クズ野郎・・・
一日中水ばかり吐いて、いよいよ浄化される!
と思ったのに。
月が顔を出したらケロっとした顔で目を覚まして・・・
あのふざけた悪魔は、
チャイルドが死にそうだって時に・・・
<ラブレター>なんか書かせて・・・
<ラブレター>って何よ?
呆れて、言われるがままに書いてやったけど・・・
どうせリザさんには読んでもらえないのに・・・
主人公 :リザ宛てかよ!
そんなの書いてやることないぞ。
自分で書けって言ってやれ!
ネヴァン:直接書かせると、どれだけ世話が焼けるかご存知ですか・・・?
「この字とあの字は何が違うのか」
「どんな字で書いたらいいか」
「何色のペンで書こうか」
もう付き合いきれない・・・
「ローズレッド」と「ルビーレッド」の違いなんて
誰もわからないわよ・・・
そもそも、ラブレターを赤いペンで書くってどうなの・・・
主人公 :リザが何であんなに辟易するのかわかった気が・・・
<ところで、なんで俺にこんなことを話すんだろう。
わけわからん奴だな>
ネヴァン:あ、忘れるところでした・・・これを差し上げます。
主人公 :何だろう。雇用契約書・・・
契約者は俺・・・?二重・・・契約?
二重契約うっ!?
ネヴァン:フレイ様と大ゲンカしたので・・・
最も稚拙で最悪な復讐を考えてたら
補欠さんのことが浮かんだのです・・・
私って天才かも・・・
<キズナストーリー中間:call my name>
浦江めい:めいの人生劇場・・・始まり、始まり・・・
まずは家族不和。ケンカの絶えない両親。
おまけに父親の事業失敗・・・
それでも、ここまでは、まだマシでした・・・
初恋・・・ストーカーと勘違いされ終了・・・
初恋の彼は、恋の相談をしていた幼馴染の女の子とくっつきました・・・
まあ、ありがちな話ですよね・・・
3年間頑張って準備した高校入試・・・
A型、B型、新型インフルに立て続けにかかって失敗・・・
絶望しました・・・
この頃ぐらいに、フレイ様が現れて・・・
フレイ :「おい、絶妙な不幸具合だな」
「お前を笑ったヤツに復讐したいとは思わんか?
浦江めい:とか・・・あの綺麗な顔で言われたら・・・
当然乗っちゃいますよね?
でも、実際フレイ様のチャイルドになったら・・・
フレイ :うわ~ん・・・
リザ・・・うおおん、俺を捨てないでくれ~・・・
ネヴァン:フレイ様・・・落ち着いてください・・・
みっともないですよ。
フレイ :知らないくせに!何も知らないくせに!
ネヴァン:何も知らない・・・?
無知でバカな女って意味ですか!?
許さない・・・絶対許さない・・・
私はあなたのために魂も捨てたのに・・・
フレイ :お、おい・・・
勝手に話を作るな!
いい加減疲れたぞ。もう好きにしろ!
どいつもこいつも気が強くてかなわん!
ネヴァン:何ですって!?
都合が悪くなるとすぐそれね!
もう我慢できない・・・これは虐待です・・・
私は、もっと大事にしてくれる人を探します・・・!
フレイ :二重契約をする・・・という意味か?
俺よりお前を大事にしてくれる奴なんて
いないと思うがな。
ネヴァン:誰だろうが、今よりはマシなはずです!
ダメならもう疲れました・・・
祓魔師に浄化してもらいます・・・
フレイ :おい、主人の前で浄化されるというのは
どうなんだ!?
*コンビニ前*
主人公 :山あり谷ありの人生だったんだな・・・
ネヴァン:そうです・・・
こうなったら、全部終わらせてしまおうかと。
・・・でも、補欠さんの顔が浮かんだのです。
主人公 :もう止めてくれよ・・・
補欠って言うの!
ネヴァン:フン・・・
呼び方なんてどうでもいいでしょう・・・
私の名前なんてもっと呆れますよ・・・
敵と味方を混乱させる魔女だとか・・・
何だったかしら・・・?
<毒のある女>って意味だったような・・・?
フレイの奴・・・自分が付けた名前すら憶えてなくて・・・
私の名前なんて、私ぐらいしか知らなくて・・・
主人公 :あのさ!
ネヴァン:思い出したら腹が立つ・・・
私しかいないみたいなこと言ったくせに・・・
私よりいい女がいるくせに・・・
やきもち焼かせたいのかしら?やり方が幼稚なのよ・・・
私なんて使い道のないただのメスぶ・・・
主人公 :どうどう!あのさ、ネヴァン!
ちょっと落ち着こうか!
<今の発言はヤバかった!>
主人公 :二重契約でもなんでも、したいならしてやるよ。
所有権はどうであれ、フレイもOKしたんだろ?
名前ぐらい憶えてやるさ。
お前の望みがそれならな。
ネヴァン:・・・
主人公 :とりあえず帰れ。わかったな?
何かあったら呼ぶから。
ネヴァン:いま、ネヴァンって・・・
主人公 :わかったか?
俺はもう行くぞ。お前も帰れ。
教会の近くはうろつくなよ!
ネヴァン:覚えてくれた・・・
私の名前・・・
<キズナストーリー最後:それぞれのルール>
*カフェ*
リザ :こんにちは、ネヴァン。
今日も悩みの多そうな顔をしていますね。
ネヴァン:はい・・・
感動しました。リザさん・・・
私の気持ちをわかってくれるのは・・・
いつだってリザさんだけ・・・
<いつも同じ表情のくせに
何がリザさんだけ、だよ。
・・・と、言おうとしたけど
リザに足を思い切り踏まれた>
主人公 :ぐっ!
・・・ところで、毎日ウチに来ちゃってもいいのか?
ネヴァン:私のこと、揺れに揺れる節操のない女
って思ってるんでしょう?
主人公 :せ、節操って・・・違うよ!
ったく、ああ言えばこう言うし!
ネヴァン:ふん・・・どうせサキュバスでもないし・・・
上下関係にこだわる必要はないですよね・・・
・・・・・・あっ!
もっと刺激的なサービスを期待していたのなら・・・
ごめんなさい、そこまでする気はないんです。
主人公 :なにいっちゃってるの?期待なんてしてないから!
はぁ・・・
俺はただ心配しただけだ・・・
ネヴァン:心配、ですか・・・?
主人公 :そう。
二重契約のせいで、
何か困ったことになってないかって。
ネヴァン:都合のいい時はこき使っておきながら、今さら感が・・・
身も心も捧げたのに、ぼろ雑巾のように捨てるの・・・?
人間だろうが悪魔だろうが、男はみんな一緒ね・・・
主人公 :・・・なんでそう思うのかはわからないけど
俺が心の傷に触れちゃったんだったら、謝るよ・・・
リザ :あまり真面目に相手にしない方が宜しいかと。
この子は、機嫌がコロコロ変わりますので。
ですよね、ネヴァン?
ネヴァン:はい・・・やっぱり私のことをわかってくれるのは・・・
リザさんだけ・・・尊敬に値します・・・
こんな素敵な方がこの世にいる以上
私の人生は常に闇の中・・・
暗い・・・暗殺、暗殺するしかないの・・・
主人公 :今、尊敬してるって言ったばかりだろ!!
ダメだこりゃ!
お前には、今日から24時間監視体制を敷く。
息を吸うのも、眠るときも・・・
うちにいる間はずーっと監視してやる!
ネヴァン:監視・・・24時間・・・
主人公 :そうだ!
それに、なんだかんだでお前はフレイのチャイルドじゃないか。
ここでの言葉は嘘かもしれないしな!
やりたいようにやっていいけど、
家の中ではケンカは禁止な!わかったか?
とにかく、俺たちと一緒にいる間は、それがルール!
よーく覚えとけ!
ネヴァン:一緒にいる間・・・一緒に・・・
・・・うれしい。
*マンション廊下*
フレイ :なぁにぃ?
お前、本当に二重契約したのか!?
ネヴァン:はあ・・・悪魔ってのは・・・
自分たちは毎日嘘ばっかりのクセに・・・
フレイ :お前、それじゃあ魔王争奪戦で奴と俺が残ったら
どっちの味方をするんだ?
ネヴァン:勝つ方に、です。
フレイ :・・・・・・はぁ。
まぁ、魔界の女はこんなのばっかりだな。
好きにしろ。
ただし!夜はちゃんと帰ってこい。
俺のチャイルドがおかしな奴に
軽く扱われるのはごめんだ。