★ディアブロ★ キズナストーリー、契約者まとめ12
<★5ディアブロ 光属性/防御型>
<白翼のディアブロ>
<黒翼のディアブロ/進化後>
<契約者:紅羽顕彦>
<cv.笹沼尭羅>
<その他登場人物>
<キズナストーリー最初:慎重であるが故の遅さ>
*異空間*
主人公 :ディアブロ!キミにきめた!
ディアブロ:・・・決めタ?
主人公 :悪い、ディアブロ。わかりづらかったな。
出て戦ってくれって意味だったんだ。
ダビ :幼稚すぎ!ご主人!
そんなアニメ、子供が観るものだよ!
主人公 :いやあ、こうでもすれば多少は
可愛くなるかなって・・・
ダビ :ディアブロはポケットに入んないもん。
でもでも、可愛いダビはモナ姉さまの
ポケットに入るもんねー♪
主人公 :入れ入れ。そして、二度と出て来るな。
ダビ :ふーんだ!
ディアブロ:・・・戦ってもいいのカ?
主人公 :・・・今まで待ってたの!?
うわっ!
ダビ :やーい、グズグズしてるから攻撃されてやんの~
主人公 :お前な~味方が言う台詞かよ!?
ディアブロ!早く攻撃するんだ!
ディアブロ:・・・そうすル。
主人公 :もっと早く動いてくれ~!
*街中*
主人公 :下手したら死ぬところだった・・・
ダビ :ご主人が鈍すぎるんだよ!
主人公 :俺じゃなくてディアブロだろ?
遅かったのはあいつなんだし。
ディアブロ:・・・でモ、勝った。
主人公 :まーな。でもさ、もっと簡単に勝てないわけ?
ダビ :ご主人様、ご主人様!
ダビ、甘いモノが食べたいなー!
主人公 :くそ、こういう時だけ「様」付けしやがって・・・
ダビ :一生懸命戦ったから、お腹が空いたんだもん!
主人公 :どこまで偉そうなんだよ・・・
ああもう、わかった。
でも、高すぎるのはダメだぞ。
ダビ :ふん、ケチー
主人公 :買ってやるだけありがたいと思え。
で、何が食べたいんだ?
ダビ :フルーツと生クリームたっぷりのクレープ!
主人公 :ディアブロ、お前は?
何か食べたいものはあるか?
ディアブロ:・・・・・・
ダビ :ディアブロは食べたい物がないって!
そうだ、ダビがディアブロの分まで・・・
主人公 :ダメだ。
ダビ :ご主人の欲張り!
主人公 :欲張りは俺じゃなくてお前だろ。
ダビ :ディアブロの分までダビが食べるのー!
ご主人の分もー!
主人公 :いい加減にしろっての!
騒ぐなら何も買ってやんないぞ!
ディアブロ:・・・アイす・・・アめリカーノ。
主人公 :ん?
ディアブロ:食べたいモノ・・・アイすアめリカーノ
主人公 :・・・お、教えてくれてありがとう。
<キズナストーリー中間:仕方なく>
*階段*
主人公 :はあ・・・はあっ!
なんで・・・こんな所で・・・待ち合わせなんだよ・・・!
リザ :近所の裏山でそんなに息が上がるとは・・・
主人公 :はあ、はあ・・・かわいそうな主人に説教食らわせる鬼補佐官みたいなの、もうやめないか?
リザ :では、補佐官に愚痴ばかり言う
呆れた主人みたいなのもやめてください。
主人公 :・・・ふん。
紅羽顕彦 :よう。
主人公 :なあ、もっと低いところで会おうって
発想はなかったのか?
紅羽顕彦 :人がいない所を探したら、ここになったんだよ。
あの悪魔が来たら厄介だからな。
主人公 :ユダ、か?それはこっちも同じだけど。
紅羽顕彦 :ああ・そういや・・・話、聞いたぞ。
あの悪魔、お前に手下になれって言ったらしいな?
おめでとう。
主人公 :からかうなよ。おかげで頭が痛いんだ。
紅羽顕彦 :ふーん。魔王争奪戦には興味がないって言いつつ
他の悪魔の部下になるのは気に入らないんだな。
まあ、そのほうが悪魔らしいか。
主人公 :そういうんじゃなくて。
ユダの手下になったら、その時は本当に
有無を言わずに戦わなくちゃならないだろ?
紅羽顕彦 :今は違うって言いたいのか?
俺が見た感じ、そんな変わらないと思うが。
まあ、お前がどう考えてようと、
俺の知ったこっちゃないけどな。
余計なことはおいといて、再契約を結ぼう。
主人公 :まだユダの組織にいるのか?
紅羽顕彦 :ほぼ抜けたようなもんだ。
あの悪魔、なかなかしつこかったな。
リザ :御主人様、急いだほうがよろしいかと。
尋常ではない気配がします。
ユダ :ここにいたのか、ハナタレども。
探し出す手間が省けたな。
リザ :相変わらず行動がお早いですね。
紅羽顕彦 :ほんっと・・・しつこい奴だ。
ユダ :祓魔師がそんな口の利き方でいいのか?
紅羽顕彦 :「元」祓魔師、だ。
ユダ :ふん。それで、組織を抜けると?
やはり祓魔師は祓魔師だってことか?
紅羽顕彦 :そういうわけじゃない。
貴様が悪魔かどうかは、俺の知ったこっちゃないさ。
貴様にやらされてることが気に入らないだけだ。
俺を下っ端扱いするしな。
ユダ :お前は俺の部下だろう。忘れたのか?
紅羽顕彦 :フン・・・今日の再契約は失敗だな。
残念だが、また会おう。
主人公 :・・・あれって俺のセリフなんじゃない。
リザ :見習ってください、御主人様。
主人公 :何をだよ。
ユダ :慈しむべき小僧が減ってしまったか。
仕方ない、残った奴だけでも弄んでやらねば。
主人公 :イヤに決まってんだろ!気色悪い!
ユダ :はは、面白い奴だな、お前は。
<キズナストーリー最後:似たもの同士>
*屋上:夜*
紅羽顕彦 :約束しろ。もう会いにこないと。
ディアブロ:・・・・・・
紅羽顕彦 :返事は。
ディアブロ:・・・イヤだ。
紅羽顕彦 :やれやれ・・・
契約者に似たのか、忠誠心だけは強いな。
おい、お前の主人は俺じゃないぞ。
まあ・・・全部が気に入ったわけじゃないが、
仕方ないだろ。
お前の名前が書かれた契約書は、奴の手にあるんだ。
そもそも、チャイルドが悪魔じゃなく契約者を
主人として仕える理由はなんだ?
ディアブロ:・・・・・・
紅羽顕彦 :はあ・・・もどかしい。一体何を考えているんだか。
こんなのが俺の中から出て来たってホントかよ。
ディアブロ:・・・オマエが一番、最初だっタ。
紅羽顕彦 :何?
ディアブロ:生まれテ、一番最初に・・・お前と会っタ。
紅羽顕彦 :俺と?悪魔じゃなくて?そういうもんなのか?
悪魔じゃないからわからんな。
で、それが理由か?鳥のヒナみたいだな。
最初に目にした奴が親ってか?
ディアブロ:・・・オレが、気にイら・・・ないのカ?
紅羽顕彦 :・・・ああ、そうだ。俺のチャイルドのくせに、
不細工すぎる。俺にちっとも似ていない。
ディアブロ:・・・違ウ・・・オレたち、似てル。
紅羽顕彦 :はあ?おい、よく見ろよ。一体どこが似て・・・
ディアブロ:オレ・・・オマエの欲望を知ってル。
紅羽顕彦 :・・・・・・俺の欲望?なんだそりゃ?
ディアブロ:・・・オマエがしたイ、すべテのこト。
紅羽顕彦 :はは、なんだそりゃ・・・一体何の話だよ?
ディアブロ:ソレ・・・オレにしカわからなイ・・・
オレは「オマエの」チャイルドだかラ。
オマエが祓魔師だったかラ・・・押し殺しタ、欲望。
それガ、オレ。
紅羽顕彦 :・・・だからこんなに不細工なのか?
まあ、いいだろう。お前ほど、俺を良く知る奴は
いないってことは認める。だけどな、
なら、なおのおと困るんだよ、この馬鹿が。
ディアブロ:・・・?
紅羽顕彦 :手下が主人の秘密をたくさん知ってて
いい事ないだろ?
いつ裏切られるかわかったもんじゃない。
だったらな・・・いっそ、友達になろうぜ。
ディアブロ:・・・ともだチ?
紅羽顕彦 :友達なら、弱点を打ち明けても関係ないだろ?
いや、まともな友達がいないから、
俺もよくわからんが・・・
そもそも、お前は俺の欲望そのものだってことだし
友達ってのも違うだろうけど・・・
ま、細かいことはいいだろ。
ディアブロ:・・・ともだチ。
紅羽顕彦 :ああ。わかったな?
これからは主人じゃないぞ?
ディアブロ:・・・・・・