★デスチャネタバレ:ビクトリス★ キズナストーリー、契約者まとめ5
<ビクトリス:光属性/攻撃型/★4>
<鏡のビクトリス>
<緑のビクトリス:進化後>
<契約者:東海林翔子>
<cv.永野希>
<その他登場人物>
<キズナストーリー最初:天衣無縫>
*主人公の部屋*
主人公 :なあ、モナ。
ビクトリスがどこにいるか知らないか?
モナ :ビクトリス、ですか?
少なくとも、ここにはいませんね~
*アパート外*
主人公 :そうか・・・
ビクトリス~!どこにいるんだ~?
ダビ :ご主人、うるさい!
ビクトリスなら、さっき出てったよ!
*コンビニ前*
主人公 :あいつ、いつの間に・・・
モナ :まるで、家出した猫ちゃんみたいですね。
主人公 :猫なら心がどれだけ楽か・・・
はぁ~
たまにいなくなるチャイルドはいるけど、ビクトリスは少し特殊だ。
言うなれば、目に入れたら痛いチャイルドというか・・・
*繁華街*
主人公 :「人生を懸けた勝負」「悪魔歓迎」
「掛け金・魂」・・・?何だこりゃ・・・
リザ :ここには言葉通り、魂を懸けて勝負をするという、少女がいるそうです。
ただの冗談だと思い、気に留めていなかったのですが・・・
いくつか、悪魔のサインがあるようですね。
主人公 :悪魔のサインって・・・
モナ :・・・ああ、これなんて、魔王候補のサインのようですよ~
リザ :ええ。
運よく勝ち続けているおかげで、今のところ、死は免れているようですが・・・
人間に負けるような、間抜けな悪魔ばかりではありません。
このままでは、近い将来、彼女は確実に命を落とすでしょうね。
主人公 :そ、そんなこと俺に伝えて、どうするつもりだよ・・・
リザ :・・・特別な理由はありません。
・・・ただ、私が悪魔なら、放っておくことはないだろうと思い、ご報告したまでです。
では、帰りましょうか?
主人公 :い、いや、やっぱり、その子のとこに行くぞ!
*ショップ内*
モナ :ふふ、すごい勢いでしたよね♡あの時は。
ルールもよく知らないのに、契約者に麻雀勝負を挑んで・・・
主人公 :モナさん。その話はしないでください・・・
モナ :「牌ってなんだ」「役ってなんだ」と、契約者の前で大騒ぎするなんて♡
主人公 :し、仕方ないだろ!
リザの話を聞いたら、さすがに放っておけなかったんだから・・・
・・・まあ、結局、負けたけど・・・
*雀荘*
フォルトゥナ:ふふ、まさか、目の前で天衣無縫が見られるなんてねえ。
おチビさんは、もし魔王になっても、賭け事だけはしない方がいいと思うよ?
大変なことになりたくなければ・・・ね。
主人公 :・・・そーする・・・
未だに麻雀のことはよくわからないけど、あの日の俺は、フォルトゥナすら見たことがないほど、見事な負けっぷりだった・・・らしい。
それでも俺が今、無事でいるのは、チャイルドを1度だけ貸し出すという条件で再戦・・・その上、代役を立てたからだ。
チャイルドを賭けの対象にするなんて、ほんとなら、絶対にやりたくなかったんだけど・・・
どうしても、あの契約者が放っておけなかったんだよな・・・
主人公 :お、お前・・・
東海林翔子:よっ、悪魔。久しぶりだな。
主人公 :あ、ああ。
・・・それにしても、お前、やっぱり俺のこと、覚えてるんだな・・・
東海林翔子:あの天衣無縫を忘れられるわけないだろ~?
悪魔をあそこまで叩きのめしたのも、初めてだったしな!
主人公 :た、頼むからそのことは忘れてください・・・
東海林翔子:いいのかよ?全部忘れられたら、困るんじゃねえのか?
「他の悪魔との契約禁止」
「よって、悪魔との賭け事も禁止」
てめえが出した条件を、守れなくなるんだからな。
しっかし、ルールすら知らずに乗り込んできたかと思ったら・・・
ずうずうしく代打ちを頼むなんてなあ。
主人公 :お、お前も認めたんだからいいだろ!
ちなみに、代打ちをしたのは・・・
油川愛紗 :面白いことがあるって言うから来てみたら、天衣無縫が見られるなんてね。
大丈夫、イカサマには慣れっこだから。
安心して見てなよ。
フォルトゥナの契約者だ。
そして、場を操作したのはもちろん・・・
フォルトゥナ:はっはーん、うちの契約者ってば、天衣無縫に張り合うつもりみたいねえ。
国士無双を狙うなら、やっぱこうかなあー?
ビクトリスはこうして、俺達が陰でイカサマをしていたことで、生まれたのだった。
ビクトリス:てめえ!?イカサマしやがったのか!
キャハハ!あの時はまんまとやられたわ!
そう笑い飛ばしてくれたの救いだった。
主人公 :そ、それより・・・
お前の「魂の半分」を見なかったか?
東海林翔子:いんやー?
たぶん、海の方にいると思うけどー。
探してるなら、行くだけ行ってみたらー?
たぶん、防波堤とかで、おセンチになってると思うぜ?
ウケる!ギャハハ!
主人公 :笑ってやるなよ・・・
とりあえず、ありがと。
あ・・・それと・・・
東海林翔子:あ?
主人公 :・・・あの時、イカサマして悪かったな。
そのせいで、復讐か何かができなくなったんだろ?
東海林翔子:はっ、いいってことよ。
イカサマなんて、気付かない方が悪いんだからな!
*海*
ビクトリス:・・・あ?悪魔の旦那じゃねえか。
主人公 :・・・そーだよ。
勝手に姿を消すわ、何度呼んでも応えないわ・・・
一体、何してたんだ?
ビクトリス:海を眺めながら、孤独を噛み締めてたんだよ。
・・・で?わざわざこんなとこまで探しに来るなんて、何か用でもあんの?
主人公 :い、いや、別に用はないけど・・・
お前が誰かに、「復讐」でもするんじゃないかって思って探してた・・・とはさすがに言えないよな・・・
ビクトリス:ギャハハ!
そーんなに、あたしに会いたかったのかあ?
主人公 :茶化すなよ・・・
これでも、お前のこと、心配してたんだぞ?
お前は、まだ弱いんだから。
ビクトリス:へえ・・・
魔界で最弱のくせによく言うなあ。
そんな奴に心配されるなんて、あたしもヤキが回ったみたいだねえ。
・・・なんてな。
そんなこと言って、あたしが「復讐」を始めるんじゃないか・・・って心配してたんだろ?
けど、心配しなくても大丈夫だよ。
復讐も波に乗らないとできないもんだからな。
たぶん、かなり先の話になるはずだ。
主人公 :なら、いいけど・・・
できれば、もう勝手にいなくならないでくれよ?
お嬢さん。
ビクトリス:ふん、生意気なこと言うじゃねーか。
悪魔の旦那よう!
*波止場*
ダビ :ビクトリス!ねえ、ビクトリスってばー!
ビクトリスとフォルトゥナって、どっちが運いいの?
ビクトリス:あ?そりゃ、フォルトゥナだ。
あたしはすでに、ボロ負けしてるしな。
ダビ :えー!たった、1回負けただけじゃーん!
次は勝つかもよ~?
ビクトリス:このチビサキュバスめ・・・
そんなに、あたしとフォルトゥナが、やり合うとこが見てえのか?
ダビ :ぎくっ!
べ、別に~?
ただ、1回の勝負で決めるのは、
もったいないな~って思っただけで~・・・
ビクトリス:いいんだよ。
1回負ければ、充分だ。
賭けってのは、そういうもんだからな。
ダビ :ええ~。ダビにはわかんなーい!
なんで、次か勝てるかもしれないのに、やんないの~?
ビクトリス:勝つか、負けるか、確率は2分の1。
この前負けたんだから、次は勝つかもしれないって?
そりゃ、典型的なギャンブルの落とし穴だぜ?
勝負は、毎回別物だ。
確率もいつだって半々なのに、
つい前の勝負を引きずっちまうんだよな、なぜか。
旦那も不思議に思うだろ?
主人公 :うっ・・・
い、いきなり俺を巻き込むなよ!
ビクトリス:ギャハハ!
旦那も、次こそあたしが真面目になるって方に、
賭けてるんじゃないかと思ってさ!
アンタも物好きだねぇ~。そうか・・・
だから、勝手に家出するようなチャイルドを、
そばに置いてるのかい・・・
あたしが変わるわけないってのに・・・な。
主人公 :・・・そんなのわからないだろ?
ビクトリス:あ?
主人公 :結果は予測できても、
実際にやってみないと、本当の結果はわからない。
例えば、俺がめちゃくちゃすごい悪魔になったら、お前はどうする?
お前だって俺に従うようになるかもしれないだろ?
ま、そうなるつもりは、さらさらないけどな!
ビクトリス:なんだよ、旦那。
それじゃあ、結果は決まってるじぇねえか。
・・・けどまあ、旦那の考えも悪くねえか。
どっちが先に根負けするか・・・
わかり切った結果が、本当に変わるか。
もうひと勝負と行きますか!