★デスチャネタバレ:アモール★ キズナストーリー、契約者まとめ10
<★4アモール 木属性/攻撃型>
<独白のアモール>
<片思いのアモール/進化後>
<契約者:射手矢弓美>
<cv.土師亜文>
<その他登場人物>
<キズナストーリー最初:愛>
*主人公の部屋*
アモール:ぐすっ、ぐすっ・・・んんん・・・ずずっ・・・チーン!
主人公 :お、おい。ええ?
今のドラマを観て泣いてるの!?
アモール:ぐすっ。あっ、当たり前じゃない。
だって、こんな・・・悲しすぎて・・・うああん!
主人公 :ドラマだろ?こんなの作り話じゃないか。
実話じゃないのに、何がそんなに悲しいんだ?
アモール:やっぱり悪魔は悪魔なのね。
こんなに悲しい、恋物語に涙も出ないなんて。
本当、血も涙もない!
あー、冷たいなあ、冷たいー!
主人公 :失礼だな。お前は知らないだろうけど、俺って結構、
悪魔の間では優しいって有名なんだからな?
アモール:ふーん、全然そう思わなーい。
悪魔の評判なんて当てにならないわ。
主人公 :まあ、そうかもしれないけど。
で、このドラマのどこがそんなに悲しいんだ?
アモール:聞いて、聞いて。あの男はね、
一度も人に恋をしたことがないんだけど。
ある日隣に引っ越してきた女に、
一目惚れしちゃうのね。
それで、勇気を出して女に告白するんだけど、
その女のお兄さんが、男の生き別れた兄弟なの。
主人公 :はぁ・・・?なんだその人間関係は・・・
アモール:待って、まだ続きがあるの。
男は女を諦めきれず、
女と遠くに逃げようと決心するのよ。
主人公 :そんなの駄目じゃん、兄弟の妹なんだろ?
まさか、兄弟のほうが養子だとか・・・?
アモール:正解。興味ないかと思ったのに、よく知ってるのね。
もしかして、こっそり観てた?
主人公 :ベタな話だな、そんなの観なくたってわかるさ。
で、一体どの辺が悲しいんだ?
え、もしかして・・・
生き別れの兄弟に出会った所か?
アモール:そんなわけないじゃない。男の人ってダメね。
そんなことじゃ、美しい恋なんてできないわよ?
主人公 :・・・う、美しい恋?
アモール:そうよ、こんな言葉もあるでしょ?
「愛を知らずに生きていくことなんてできない」。
主人公 :ああ・・・聞いたことあるな。
天使が悪魔に言い放ったっていう言葉か・・・
アモール:あら、ご主人様もあの映画観たのね!
主人公 :まあな。俺は悪魔だから愛を知らなくても、
生きていけるっていうことじゃないか?
アモール:心配しないで。いつかはご主人様も、
愛の素晴らしさがわかるはずだから!
<キズナストーリー中間:ロマンチック>
*主人公の部屋*
主人公 :あれ?おかしいな。
どこに行ったんだろう・・・
モナ :ご主人さま、どうかされました?
主人公 :うーん・・・アモールの契約者が書いた手紙が、
なくなってるんだけど・・・
モナ :ヒドいですわ、ご主人さま。
少女の切実な思いが綴られた
甘酸っぱい恋文を粗末に扱うなんて。
主人公 :わかってるって。
だから、その甘酸っぱい手紙が、
汚染されないように指ひとつ触れてませんけど?
モナ :しかし、なくしたなんて・・・
アモールが知ったら大変ですね。
主人公 :うう・・・そもそも、そんな手紙を受け取るべきじゃ、
なかったんだよな・・・
<アモールの契約者、
射手矢弓美<いてやゆみ>が書き綴ったはいいが、
片思いの相手に届くことのなかったその手紙を・・・
俺なんかの手に余るからって、
机の引き出しのどこかで眠っていたはずなのに・・・
昨日までちゃんと置いてあるのを確認したのに、
なぜ失くなってしまったかは分からない>
モナ :その手紙のおかげで、アモールに出会えた、
大切な手紙ですのに。
まったく、酷いご主人さま・・・
主人公 :うう・・・俺は何にもしてないってば!
本当に分からないんだよ。
モナ :ふぅ・・・アモールがその言い訳を、
信じてくれるといいのですが。
主人公 :そんな言い方しないで、
助けてくれてもいいだろ!?
モナ :モナがですか?私は手紙の重要性を、
ご主人さまに気づいてもらおうとしましたのに。
おかげで、手紙を探す意欲が、
心の奥から湧き上がって来ませんか?
主人公 :うう・・・どっちかっていうとお前に、
デコピンでもしてやりたい意欲が湧き上がるよ・・・
モナ :まあ、本当にひどいご主人さま。
今すぐ手紙を探しましょう♡
主人公 :くそぅ、からかっただけだな。
にくらしいヤツ!
*公園:ベンチ*
射手矢弓美:今日も渡せなかった。
ううん、これでよかったんだ。
どうせ受け取ってもらえないだろうし・・・
アモール :ねぇ・・・なんでそう思うの?
射手矢弓美:あなたに手が届かない以上、
こんな手紙、書いたって無駄なのよ。
アモール :そんなことないわ。大事なのは気持ちよ。
射手矢弓美:もう少し待ってて。もっと強くなるから。
あなたに釣り合うぐらい強くなるから・・・
アモール :そう、それがあなたの気持ちなのよね。
わかったわ・・・
この手紙は勇気を出せるまで、私が預かっておくね。
その時まで、絶対あきらめないで。
<キズナストーリー最初:アモールの誤解>
*異空間*
ヴァルキリー:悪魔っ子。
今日は私の後ろでじっとしていて。
主人公 :ううう、ヴァルキリーさーん。
ひとりでオイシイところを独り占めするつもりです?
ヴァルキリー:手際が悪いから、手柄を取られるんだよ。
そろそろ学んでみたらどうかな。
主人公 :はーい。勉強させてもらいます・・・
アモール :ふむ・・・なるほど・そういうことね!
*公園:ベンチ*
アモール :あのね、ヴァルキリー。
ちょっとお話しいいかなぁ?
ヴァルキリー:・・・何だろう?
アモール :もしかして、なんだけど・・・胸が苦しかったり、
口がムズムズしたり、そういうのない?
ヴァルキリー:どこか具合が悪いか、って意味?
アモール :ううん、そうじゃなくって。あるじゃない?
言いたいけど、恥ずかしくて言えないっていうか・・・
ヴァルキリー:何が言いたいのか、さっぱりわからないよ。
くだらないことなら、これ以上はお断りだよ。
アモール :あーん、そう言わずにー。正直に話して?
秘密は絶対守るから!ね?
ヴァルキリー:・・・正直に、と言われても。
よくわからないね。
何が言いたいのかな?
アモール :んもうー、それを私の口で言えるわけが・・・
って、本人の口からのほうが、言いにくいかな?
ヴァルキリー:なぜ体をくねらせるの?
顔を赤いし・・・
アモール :うん、わかった。
私が協力してあげるね。
そんなに言うのが恥ずかしいなら。
・・・あのね、ヴァルキリーって・・・
ご主人様のことが、好きでしょ?
ヴァルキリー:急になんのこと?好き・・・?
好意を持っているか、ってこと?
アモール :そう、それ、好意!
姿が見えないと心配で、
話を聞いてくれないと寂しくなって・・・
ヴァルキリー:ふむ、そういうのが好意であれば、あるわ。
アモール :やっぱり!
戦いのことしか頭にないと思ったら、
ヴァルキリーもやっぱり女の子だったのね!
ヴァルキリー:私が悪魔っ子に好意を持っているのと、
私が女という事実に、何の関係があるの?
アモール :もちろんよ。
ヴァルキリーが恋をしてるってことは、
ヴァルキリーも女の子だったってこと、でしょ?
ヴァルキリー:ああ、誤解だよ。
私はそういう意味の好意を言った訳じゃないわ。
アモール :なになに、今さらとぼけて。
もう遅いよー。照れないで大丈夫だから!
ヴァルキリー:とぼけるとか、そういうのじゃないわ。
アモール :いいじゃない。
身内だと思って、素直に話してみて?
片思いって、そんな恥ずかしいことじゃないのよ?
ヴァルキリー:あの、そういうのじゃないけれど。
聞いてる?
アモール :わかるー。
まあ、ご主人様は片思いの相手としては、
ちょっと足りない気もするけどさ。
よーく見ると、それなりに男らしい面もあるし、
悪魔の割には優しいもんね!
まるっきり、ダメな男ってわけじゃないよー。
ヴァルキリー:話にならないわ。
私はあの子に、これっぽっちも興味はないから。
アモール :ええって、なんで!?
・・・本当に?
ヴァルキリー:なぜそんな誤解をしているのかわからないけど、
異性として見たことなんて一度もないわ。
アモール :え、一度も?
これっぽちも興味ない?
ヴァルキリー:もちろん。
アモール :あなたがご主人様にすごい気配りしてるから、
もしかして、と思ったのに・・・
ヴァルキリー:それは純粋に、強い者が弱い者に対して持つ、
責任感や騎士道みたいなものよ。
アモール :ホントにホント?
恥ずかしいから、そう言ってるだけとかじゃなくて?
ヴァルキリー:しつこいね。
本当に、違うわ。
アモール :えええー、そうなんだ。
ざんねーん。
ヴァルキリー:残念?
アモール :うん、ご主人様に愛の素晴らしさを教える、
いいチャンスだと思ったんだけどなぁ。
ヴァルキリー:はぁ。愛の素晴らしさね~
アモール :はーあ、やっぱり私が教えてあげないとダメかなぁ?