★デスチャ:ジュピター★ キズナストーリー、契約者まとめ34
<★5ジュピター 火属性/妨害型>
<試行するジュピター>
<制覇のジュピター/進化後>
<ギャンブラージュピター/コスチューム>
<契約者:星崎正十朗>
<cv.三宅健太>
<キズナシナリオ最初:Dangerous guy>
*街中*
ダビ:
あ~ん!離してよ!離してってば!
ジュピター:
まったく、騒がしい小娘だ。
鈴でも鳴らすみたいなそのキンキン声、
頭痛がする。
ダビ:
ダビは鈴なんかじゃないも~ん!
離してよ~っ!
ジュピター:
もし私が手を離したらどうするつもりだ?
ダビ:
ふーんだっ、教えない!
モナ姉さまに言いつけてやるなんてこと、
あんたに絶対言わないし!
ジュピター:
なるほど、それなら尚更この手は離せないな。
彼女が出て来たら…何かと面倒なことになる。
ダビ:
あっ、つい口が滑った…
モナ姉さまぁ~!モナ姉さまぁ~!
ジュピター:
また騒ぎ出したか。
仕方ない。
猿ぐつわをご希望なら期待には応えよう。
主人公:
うるさいな~
一体どうしたんだ?近所迷惑だろ?
えっ?
なんでダビ、首根っこを掴まれてるんだ?
ダビ:
えー、やだぁ!
なんでウスラトンカチが出てくるの~?
主人公:
…こんなところで何やってるの?
ジュピター:
ご覧の通り…
鳴り続ける鈴の音を止めようとしていた。
主人公:
鈴、ね…うまいこというな、あんた…
プププ…
ダビ:
ダビは鈴じゃないってば~!
<そうはいっても、
ジュピターに捕まれて持ち上げられている姿は、
紛れもなく鈴そのものだ>
主人公:
…と、詳しい事情は知らないけど、
降ろしてやってよ。
ダビのせいで近所から苦情が来ても困る。
ジュピター:
それは出来かねんな。
私の目の黒いうちは、このイタズラ娘を
野放しにしておくわけにはいかない。
主人公:
…正直に言うんだ。
ダビ、おまえなんかまたやらかしただろ?
ダビ:
うわあ、ご主人ひどーい!
いっつもダビのせいばかりにするー!
主人公:
日頃の行いを改めてから言ってよ。
ダビ:
…ダビ、何もしてないもん。
ジュピター:
確かに、彼女は嘘をついていない。
ただ、それは「まだ」という時間的な
装飾語がつくだけの脆弱なものだが。
主人公:
……
ダビ:
な、何よ~
そ、そんな目で見たって、ダビは…
こ、怖くないもん。
ジュピター:
……
ダビ:
もう…わかったわよっ!
このおじさんのバッグを、ダビが…
触ったの。でも、ほんと、ちょっとだけだよ!
主人公:
そんなことだろうと思ったよ。
なんでそんなことしたんだ?
ダビ:
だってえ、何が入ってるのか知りたいもん…
こないだもお願いしたのに、
見せてくれなかったし。
ジュピター:
そんなに見たいなら、いくらでもお見せしよう。
ただし、それは主人が私に命令すれば、な。
いくら情けない悪魔とはいえ、
今は私の主人、ということになる。
命令は断れない。
主人公:
はは、情けない、か…
いや、んなことはどうでもいいや。
そのバッグ、何かヤバいものが
入ってるのか?
ジュピター:
使い方によっては。
あなたのような情けない悪魔には、
使いこなせないと思うが。
このサキュバスもしかり、
しつけられないような半人前には、な。
まあ、愚鈍な主に使えてしまった
このサキュバスにも同情の余地はあるが。
主人公:
デカい面するチャイルドよりは
マシだと思うけどね。
<キズナシナリオ中間:老人の願い>
*公園*
主人公:
ジュピターみたいなヤツは1人で十分だ。
いや、1人でも多いくらいだ。
リザ:
1人では足りません。
いなくなってはもっと困ります。
主人公:
言うだけだから簡単だよな…管理するのは、
結局俺なんだぞ!
リザ:
そうはいっても、悪魔ですら気迫負け
するほどのカリスマを持つチャイルドが
必要です。
ジュピターはその類のチャイルド。
そういうチャイルドは多い方が
望ましいです。
主人公:
敵を怯ませる前に、俺の息が詰まりそうだよ…
リザ:
あ、あそこに、ご老体が集まっています。
契約できるような方もいるのでは
ないでしょうか?
主人公:
ご老体!?
せめて、爺さんとかお年寄りって呼ぼうよ!
<リザが指差した先には
お年寄りのために無料で炊き出しをする
ボランティアがいた>
主人公:
えーと、計画はつまりこうだよな。
爺さんと契約してジュピターが現れたんだから
他の年寄りからも同じような理屈で…えっと…
リザ:
<原石の発掘>?
主人公:
そう、それ。<原石の発掘計画>
リザ:
はあ…こんな簡単な作戦名も忘れるようでは…
本当にジュピターのようなカリスマ性のある
チャイルドを探し当てることが
できるんでしょうか?
主人公:
…俺としては、
探し当てなくてもいいんだけどな。
リザ:
まだそんなことを…あら?
そんな話はさておき。
あちらをご覧ください。
主人公:
どうした?…あれ?
あそこにいるの、
ジュピターの契約者じゃないか?
???:
こんにちはー。
少し召し上がってくださいなー。
正十朗:
ふん、そんな安っぽい飯なんぞ食えるか。
???:
こう見えても結構おいしいんですよー。
他のお年寄りにも好評なんです。
正十朗:
ワシをそんな奴らと一緒に
しないでくれないかね?
主人公:
…相変わらず、しゃんとしてる爺さんだなあ。
リザ:
ここで会ったのも何かの縁です。
再契約をしに行きましょう。
主人公:
また怒られるんじゃないか?
たいたい、しゃんとしすぎなんだよ、
あの爺さん。
リザ:
よろしいことではないですか。
そのほうが現実に多くの不満を抱きますから。
正十朗:
…お?お前、この間の坊主じゃないか!
主人公:
どうも。
…見た感じ、この間とお変わりなく。
正十朗:
小生意気な坊主だ。
年寄りに減らず口を叩くとは。
だが、間違っちゃいない。
目に見えるものが変わったわけじゃ
ないからな。
おまえと契約ってやつを結んでからは
なんというか…気力が湧いてきたんだ。
頭も若い頃みたいに、やたら冴えてるしな。
リザ:
それで満足されてるのですか?
正十朗:
はっ、まさか!
ワシの願いはまだ叶っていないぞ。
ワシをこの境遇に追いやったやつらは、
今も高層ビルで、ふかふかの椅子に座って
ふんぞり返っておるわい。
<この爺さん、
かつて大きな会社の会長だったらしいけど、
落ちぶれた今もその気力は
すさまじいものがある>
正十朗:
ワシはもっと力が欲しい!
契約すればもっと力が湧く気がする。
坊主。あの契約ってやつを、
もう一度結べないか?
主人公:
うーん、でもなあ…
リザ:
何を迷っているのですか?
契約者から積極的に契約を要求されるのは、
非常に稀なことなのですよ?
主人公:
はいはい、わかったよ。その前に爺さん。
はっきり言っておくけど、契約したからって…
正十朗:
<願いが必ず叶うわけじゃない>だろ?
前も聞いたさ。わかっておる。
主人公:
オッケー。それじゃ聞くよ。
爺さんの願いは?
正十朗:
ワシの願いは…
<キズナシナリオ最後:貴方と私>
*異空間*
ジュピター:
呆れたヤツだ。
勝算が見えない状況だというのに、
いつまで無駄な足掻きをするつもりだ?
主人公:
めっちゃ手強い奴なんだってば!
…でも、あとちょっとで倒せるんだ!
ジュピター:
…なるほど、戦況を顧みることも出来ず、
退くつもりもない、と。
仕方ない、この戦いに勝つためだ。
私の真の力、見せてやろう。
主人公:
おい、戦闘中に何を…って、そのバッグは…
<ジュピターは自分のバッグを開いた。
ついにバッグの中身が明らかに…>
ジュピター:
……
主人公:
…あれっ?
敵がいない…えっと…
もしかして戦闘終わった?
ジュピター:
気を失うとは…
覚悟はしていたが、ここまで情けないとは…
主人公:
気を失った?俺が?
ちょっと待て、一体何が起きたんだ?
お前がバッグを開けて…それで…?
ジュピター:
戦いには勝利したのだから、
ここに長居する理由はない。
主人公:
そのバッグ、
やっぱヤバいもんが入ってるんだろ?
ジュピター:
…バッグの中身は重要ではない。
どう使い、勝つか。それが重要なのだ。
主人公:
それ前も聞いたし。
はあ、とにかくなんか危ない武器を使うなら
前もって言ってくれよな。
他のチャイルドをケガさせちゃ
いけないだろ?
ダビのやつ、隙あらばジュピターの
バッグの中身を見ようとしてたけど…
絶対触らせないようにしなきゃ。
ジュピター:
…お前は、本当に
魔王になるつもりがあるのか?
主人公:
えっ、いきなり何?
ジュピター:
本当にそのつもりなら、ひとつ忠告しよう。
今後は勝利に貪欲になるべきだ。
主人公:
正直魔王にはなりたくないけど…
言われるまでもなく、
戦闘ではベストを尽くしている
つもりなんだけどな。
ジュピター:
そうは見えぬから、言っているんだ。
ならば、この戦闘でも苦戦したのは、
なぜだか理解しているのか?
チャイルドたちを心配して、迷っている間に
戦況が変化し続けていた。それに気づかず
引き際も見落とした。
主人公:
それで事前に予告もなく
そんな危ないモノを使ったってことか?
勝つために?
だったら、あー、もういいや。
やーめた、魔王やーめた。
だから、おまえも二度とそいつを使うなよ?
戦闘で負けたからって
この世が終わるわけでも無いし…
ジュピター:
勝つつもりはない、と?
主人公:
違うよ。
危ないモノを使ってまで勝つ必要ないってこと。
戦いに勝っても
誰かが倒れてたら意味ないだろ。
ジュピター:
勝つつもりもないのに、ベストを尽くしている、
なんて言葉を口にしたのか?
主人公:
勝つっていうか…一生懸命戦わないと…
チャイルドたちが危ないだろ?
主人になった以上、
あいつらは守ってやらないと。
ジュピター:
チャイルドを守る…
それが、あなたが言うベストを尽くす戦い方、
ということか…ふむ、なるほど。
よくわかった。
主人公:
え?今の話で何がわかったの?
ジュピター:
あなたの、チャイルドたちへの気持ち、
とでも言うべきか。
…とにかう、あなたが必要とするまでは
このバッグは決して使わない。
主人公:
…マジで?
ジュピター:
あなたと私の目的や、やり方は少し
違う気がするが…
あなたのやり方に興味が湧いた。
それに、その情けない方法で魔王になれるなら
私にとっては後世までネタにできるような話に
なるだろうから。せいぜい頑張ってくれ。
主人公:
その嫌味な言い方どうにかならない?
★デスチャ:フレイ★ キズナストーリー、契約者まとめ30
<★5フレイ 闇属性/攻撃型>
<フレイ>
<悪童フレイ/進化後>
<cv. KENN>
<個人的な使い心地評価…★★★★★>
フレ様つんよい!
自分でクリUPして、ワーウルフでバフって、パンテでもバフってやってるとすごい火力でます。
クレオパトラレイドでは大活躍してくれましたね♡
8章の主人公・イブ・フレイの悪魔カルテットが可愛いので今後のストーリー追加もとっても楽しみになりました。
アプローチがめちゃくちゃうざこいところも良き…^^
うちのこはまだ無凸なので、早く完凸させたいこのひとりですね。
<追加してほしいスキン>
腕組みスキンはよっ!
<その他登場人物>
<キズナシナリオ最初:はじまり>
*空中:夕方*
フレイ:
魔王争奪戦だ何だと騒いでいたが、
全員尻尾巻いて逃げたようだな。
未来の魔王候補がそんな腰抜けでいいのか?
呆れてモノも言えん…
このままじゃ100年かけても
1000年かけても決着なんてつかんぞ…
リザ:
最初から全力を出すほうがおかしいでしょう…
フレイ様、どうか軽挙妄動はお控えください。
フレイ:
ケイキョモウドウ~?
まったく、主人相手に遠慮のない奴だ…
リザ、お前は優しくて強く、
最高のご主人様に出会えたことを
もっとありがたく思え。
他の悪魔だったら、お前の様な生意気な態度、
タダじゃすまされないぞ…?
リザ:
…
そうやって、
他人より自分が優れていると思う
厚顔無恥なところが嫌いです。
フレイ:
わかった、わかった!
お前が俺のこと嫌ってるのはもう知っている。
耳にタコが出来るくらい言われているからな!
フン…
まったく、可愛げのないサポーターだ。
リザ:
…
可愛げとは…
いえ、なんでもありません。
私のほうで、今度の住まいと方針を
まとめておきます。
しばらく留守にしますので、
軽慮浅謀なさりませんように。
フレイ:
け、けいりょ…何?
……
行っちまいやがった。
顔は可愛いのに、本当に腹の立つヤツだ…
何が、
ケイリョなんちゃらなさりませんように…だ!
笑わせるな。俺様に意見など…
*空中:夜*
フレイ:
ま、うるさい奴もいなくなったし…
テキトーなやつ捕まえて、
軽く遊んでみるか。
オード:
ふむ。
しかと聞いたぞ。
フレイ:
うわっ!
オ、オードか…
オード:
のんびりしすぎじゃないか?
魔王争奪戦が始まってだいぶ経つぞ。
フレイ:
フン、主役は後から登場するものだろ?
で、何の用だ?
挨拶…のわけはなかろう?
何か企んでいるな?
オード:
ハハ、話が早い。
腕試しだ、フレイ。
フレイ:
いいだろう!
っと言いたいところだが、
俺は、まだ<チャイルド>がいないんでな。
オード:
そのほうがいい。
純粋に力比べと行こう。
フレイ:
ハッ、よく言った!
友とは言え、手加減はせん。
後で泣きを入れるなよ?
かかって来いオード!
*工事現場:夜*
リザ:
…
だから、おとなしくしていてくださいと
申し上げたじゃないですか。
フレイ:
うう…あいつメチャクチャ強かったんだって。
この程度で済んで良かったぜ…
リザ:
序盤から意味のない消耗戦を
行ってくださったおかげで、
状況は、極めて、圧倒的に、
不利になりました。
フレイ:
わかった、わかったって!
俺がちゃんと責任取るから心配するな!
リザ:
そういうつもりで言ったのでは…
ふう、壁と話しているような気分です。
<キズナシナリオ中間:悪童フレイ>
*高架下:昼*
???:
よう!あの噂、聞いたか?
フレイ:
何の噂だ?
???:
何て名前だっけな…フレなんとか?
って有名なヤツがいただろ?
見たことはないけど。
暴れん坊だか悪童だか…
なかなかそれっぽい二つ名がついてるらしい。
フレイ:
<悪童フレイ>のことか?
俺も聞いたことはある。
???:
それそれ。
そいつ、かなりの見かけ倒しらしい。
争奪戦に参加してからは、グダグダだそうだ。
フレイ:
へえ…
???:
候補生数人が
そいつを脱落させるって息巻いてるとか…
フレイ:
数人で一気に畳みかけるってことか?
???:
多分な。結構敵の多い奴らしい。
どさくさに紛れておこぼれでももらおうかな。
フレイ:
そうか。なかなか勇ましい奴らだな。
んじゃ、そいつらに伝えとけ。
相当卑怯な手を使わないと勝算はないってな!
*コンビニ前:夜*
ネヴァン:
……
またどこで、そんなボコボコに
されたんですか?
フレイ:
ボコボコってほどでもない!
フン、売られた喧嘩を買っただけだ…
もちろん俺の勝利だ!!
ネヴァン:
なぜそんなに敵が多いのですか…?
いくら悪魔だからって…
いつか、どこか路地裏で刺されて
一人で死んでしまっても
おかしくないですよね?
可哀想に…
フレイ:
フッ、俺の罪は悪魔らしく堂々した
風格の持ち主ってことぐらいだ。
生まれ持ったモノだから、どうすることも
できん。
皆、妬んでいるんだろう?ハッハッハッ!
ネヴァン:
…きっと、フレイ様をそんな目に遭わせた
悪魔はフレイ様のその高飛車なところが
気に入らなかったんでしょうね…
争奪戦に参加してからというもの
痛い目に遭っているというのにどこから
そんな自信があふれて来るんでしょうか…
はあ…私の命はまるで風前の灯…
いつかきっと裏切ってやる…
フレイ:
また、いつものが始まったか…
美味い物でも食って機嫌を直せ。エヴァ。
ネヴァン:
エヴァ…!?
信じられない!
今の、まさか自分でつけた名前を
間違えたんですか!?
フレイ:
ん!?あー…
すまなかったな。
最近忙しくてな…
女の名前は覚えにくくてな…
機嫌を直せって?
何でも好きな物をおごってやるから。
ネヴァン:
おごる…!?
そんなことで許すわけないでしょう!
信じられない!フレイのクソッたれ!
フレイ:
うっ、お、驚かすな!
何故、そんなに怒っている!?
ネヴァン:
し、信じられない!天罰でも食らえ!
私の名前はあんたがつけてくれたのに!
なのに、間違えるなんて…!
フレイ:
あ、あ、あんたぁ!?
俺は仮にもお前の主人だぞ!
おい、どこ行くんだ!
ネヴァン:
裏切ってやる、あんな奴…!
見てなさい…最悪の復讐をしてやるわ…!
フレイ:
一体魔界の女ってのは…
なんだってあんなに気が強いんだ?
<キズナシナリオ最後:理由>
*主人公の家:キッチン*
主人公:
げ…フレイの奴…
マジうざい…
お前から一言言ってくれよ、リザ!
スルーしてんのにしつこくメッセージを
送ってくるなって。
リザ:
私の言うことを素直に聞く人でしたら
こんな状況にはならなかったでしょう。
主人公:
なんで俺に付きまとうんだ?
俺が何したっていうんだよ!?
モナ:
ご主人さまがちょいちょい構って
あげるからじゃないですか?
最初からシカトしてれば良かったのに♡
主人公:
あいつ、俺が返事するまで
ずっとメッセージ送ってくるんだよ!
ストーカーか!?
モナ:
あら、そのストーカーに優しくするから、
相手は「自分でもいけるかも」って
勘違いするんですよ?
リザ:
無視だけで解決できるとは思えません。
どんな手段を使ってでも、
反応するまで付きまとって来ます。
フレイ様は自分が嫌われていると分かると
自分の実力を認めさせるまで、
ちょっかいをかけ続ける方なので…
主人公:
…なんだそれ?
ったく、変な奴…
リザ:
はい、変な方なんです。
*教会前:夜*
ネヴァン:
生意気なフレイ様は…
フレイ:
…
ネヴァン:
あ、失礼しました…
小生意気なフレイ様は…
なぜそれほどまで
補欠の悪魔さんがお嫌いなのです?
フレイ:
言い直しても大して変わってないぞ…
それと、俺は別に嫌いじゃない。
生意気だとは思うけどな。
ん…?だとすると、本当は嫌いなのか?
嫌う理由は特にないが…
ネヴァン:
お嫌いなんですよ。
顔を合わせると、すぐ喧嘩するじゃ
ないですか…
まるで子供みたい…
まるでみんなが私を目の仇にするように…
それとも、私の言うことは
なんでも反対したい…
そういう歪んだ心理なんでしょうか?
フレイ様…ひどい…
浄化されてしまえ…
生まれつきの傲慢さは
祓魔師だって手に負えない…
フレイ:
…また言うだけ言って行っちまいやがった。
それにしても、なんでこんなに嫌われたんだ?
性格の悪さならオードのほうが上だし、
長い付き合いでもないのに…
後でリザにでも訊いてみるか。
一番客観的にモノを観れる奴だしな…
★デスチャ:モリーユ★ キズナストーリー、契約者まとめ29
<★4モリーユ 闇属性/攻撃型>
<憤怒のモリーユ>
<献身のモリーユ/進化後>
<cv.相坂優歌>
<個人的な使い心地評価…★★★☆☆>
性能はごくごく一般的な攻撃型ですね。
育てておけば光属性のワールドボスで後列アタッカーとして活躍してくれます。
しかしなぜ進化コスでタイツを脱いでしまったのか…‼
このこに関しては旧衣装で使用されてる方のが多いに一票。
<キズナシナリオ最初:彼女の嘘>
*公園*
モリーユ:
マスターがあたしを必要としてる?
嘘を言わないで!
モナ:
モナは嘘なんてついてないわ。
ご主人さまは本当に必要と
しているんですよ♡
モリーユ:
アンタのことなんて信じない!
あたしを弄ぶのが好きなんでしょ!
モナ:
うふふ♡
あなた以外にも
モナの遊び相手はいっぱいいるのよ。
その中では可愛いご主人さまをからかうのが
面白いんだけどね♡
モリーユ:
ア、アンタ!マスターに近づきすぎ!
下心でもあるワケ?
モナ:
何が言いたいのかしら?
モリーユ:
サポーターならサポーターらしく
してなさいよ!
モナ:
あらあら♡
アナタがこんなに素直なチャイルドだとは
知らなかったわ♡
ご主人さまもそのあたりをわかってくれると
いいんですけどねぇ。
モリーユ:
勘違いしないで!
あんなちんちくりんな男…
あたしはね、ブサイクで身長が
183センチ以下の男には興味ないの。
当然、年収も400万円以上の
公務員じゃなきゃ認めないわ。
それから…
モナ:
それから?
モリーユ:
えっと…
モナ:
んー?
モリーユ:
ねえ、あたしのこと
つまらない女だって思ってるんでしょ?
自分のこと棚に上げた
理想の高いヤツだって!
モナ:
モナはまだ何も言ってないわよ~?
モリーユ:
アナタみたいに美人でスタイルもよくて
才能さる女性には分からないわよ。
チャイルドになってからは
誰にも相手にされない!
そうよ!あたしは顔もイマイチ、
スタイルだって…
契約者の頃の方がまだマシよ!
女性らしく愛嬌を振りまくことだって
できない…
どうせあたしはマスターみたいな
おチビさんにも相手にされない女よ!
高望みすることがそんなに悪い?
もう!これ以上どうしろって言うのよ!
モナ:
一人でそんなに怒ってたら
血圧上がっちゃうわよ~?
でも…面白いこと聞いちゃったわ。
マスターみたいなおチビさん、か♡
<キズナシナリオ:彼女の勘違い>
*異空間*
主人公:
モリーユはどこだ?
モナ:
そうですねぇ。
主人公:
モリーユを連れて来いって言ったろ。
まさか、頼んだことを忘れたのか?
リザ:
モナに言っても無駄です。
失礼、間違えました。
御主人様が言える立場ではありません。
主人公:
…なんで言い直した?
モナ:
彼女にはちゃんとご主人様の話はしました。
でも信じてくれなかったんですよ。
主人公:
変なイタズラしたわけじゃないよな?
モナ:
モナをなんだと思ってるんですか?
主人公:
怠け者、ペテン師、残酷非道な悪魔。
リザ:
素晴らしい表現ですね。
主人公:
とにかく!今日はモリーユなしで戦うしか…
今度は俺が面と向かって言う!
モナ:
あら、何を言うつもりなのかしら?
*路地裏*
主人公:
お前が必要だ。
モリーユ:
な、な、何よ、いきなり!このガキ!
主人公:
ガキ!?
モリーユ:
子供のくせに変なこと覚えて!
そんな甘い話にあたしが乗ると思ってるの?
主人公:
何言ってるんだ?
チャイルドが主人を助けるのは当然だろ?
これは建前じゃない。
モリーユ:
え?
主人公:
お前が来ないから
俺たちだけで戦いに行ったんだ。
なんとか勝てたけど
お前がいないせいで結構苦労したんだよ。
モリーユ:
そ、そんなの当然でしょ…
そうだと思った…
ひどすぎるわ!?
主人公:
ひっ!
モリーユ:
勘違いさせるようなことしないで!
この浮気者!
主人公:
一体、さっきから何の話だ!?
<キズナシナリオ最後:彼女の本気>
*カフェ*
モリーユ:
ちゃんと説明しないと
その目障りな頭の毛をむしり取るわよ!
主人公:
ひどい言い草だな…
一体、何を説明しろって…
モリーユ:
どうして誰もあたしのこと
好きになってくれないのよ!
主人公:
それはお前の、その…
モリーユ:
何!?
主人公:
いや…それはお前の勘違いっていうか…
<お前のその凶暴さのせいだ、なんて言ったら
体中の毛をむしり取られそうな勢いだ…>
モリーユ:
嘘つかないで!アレでしょ?
主人公:
ん?
モリーユ:
結局見た目なんでしょ?契約者の頃より
劣ってるって言いたいんでしょ?
主人公:
違う!
モリーユ:
なら正直に言って!
あたしの方がずっと立派だって!
あたし…その…スタイルが…!
主人公:
それにしちゃ、気が小さいな。
モリーユ:
うるさい、この変態野郎!
主人公:
え!?
モリーユ:
最初からあり得ないのよ。
こんな奴に惚れるなんて…
主人公:
今度は何をぶつぶつ言って…
モリーユ:
本当にサイテーね!
人の話を盗み聞きするなんて…
最低だわ。
アンタみたいな奴とは絶対に
仲良くしないんだから!
主人公:
疲れる奴だ…
悪魔の気力を奪うなんて…
*屋上:夜*
モリーユ:
人気者で困ってる?男になんて飽き飽き?
贅沢な契約者ね。
そんな願いをするからこうなったのよ…
この世で一番モテないチャイルドだなんて…
しかもマスターに惚れるなんて
どうかしてるわ。
もういい、
惚れたのはあたしじゃなくて契約者だもの。
それなのにどうして?
あたしまでドキドキしてる…
ホント、嫌。最悪。
★デスチャ:雪ミク★ キズナストーリー、契約者まとめ28
<★5雪ミク 水属性/回復型>
<雪ミク>
<雪丹頂巫女雪ミク/進化後>
<個人的な使い心地評価…★★★★★>
ほぼ配布みたいなイベントでこんな高性能のコが手に入るなんて…!
まさに今「アングラ極」で大活躍中です。
浄化と即時回復がありがたすぎて、彼女がいないとクロセル倒せない…
「カワイイは正義」。この言葉を具現化したような存在だ…
彼女は限定なんですよ…ね…?
ガチャとかからはでないんですよ…ね…?
復刻とかありませんか…ね…?
<キズナシナリオ最初:冬の思い出>
*夜道*
ダビ:
うわ~!雪だ!
リザ:
都心で雪は珍しいですね。
ダビ:
そう言えば、この間の旅行たのしかったね!
モナ姉さまっ!
モナ:
ええ♡途中でご主人さまが
遭難しちゃったアクシデントは
ありましたけど…
リザ:
御主人様にかまくら作りの才能があるとは、
知りませんでした。
ダビ:
ご主人、雪だるまになる才能も
開花させてたよね~!
主人公:
お前ら!
ご主人様をイジメて楽しいか?
まったく…
これなら遭難してた方がまだマシだったな。
綺麗な舞や歌も聞けたしな。
モナ:
あら~?
なにやらロマンスの香りがしますね~♡
ダビ:
えーっ、トサカ野郎のくせにナマイキー!
主人公:
茶化すなって。
遭難した所を女の子に助けられて、
人生相談に乗っただけだ。
歌や踊りが上手い子でさ。
あの時だけは日々の疲れから解放されたね。
リザ:
おかしいですね…
まるで普段から、ずいぶん苦労されて
いるような言い方です。
モナ:
こんなに尽くしてくれるサキュバスたちに
囲まれているのに、何のご不満が
あるんでしょうね~♡
主人公:
さっき自分で言ったセリフ思い出してみろよ?
お前たち。
はぁ…
何だかまた、あの子の歌が聞きたくなってきた。
モナ:
そんなに良かったんですか?その歌は…
主人公:
ああ、なんていうのかな、
心が暖まるっていうか…
そういえば、もっと沢山の人に
歌を聞いてほしいって言ってたな。
ダビ:
なら、街とかで歌えばいいんじゃん?
路上ライブとか?
主人公:
彼女の歌はな、
そんな安っぽい歌じゃないんだよ。
リザ:
心のこもった歌であれば、
どこで歌おうとも問題ないのでは?
主人公:
まぁ、そうなんだけど…
彼女にはちゃんとした舞台を
用意してあげたいっていうか…
モナ:
あらまあ、ご主人さまがこんなに
夢中になるなんて。
どんな歌なのか、私もちょっと
きになりますね♡
雪ミク:
…
見つけた…
私に勇気をくれた人。
<キズナシナリオ中間:優しい歌声>
*主人公の部屋*
主人公:
うぅ…頭痛い…寒い…辛いよぉ…
俺、このまま死んじゃうのかなあ…
モナ:
大袈裟ですね~たかだか40度の熱ですよ?
ご主人さま…
リザ:
たるんでいますね。
魔王候補たるもの、この程度で
音を上げないで下さい。
主人公:
雪の降る中、朝から晩まで契約者探しなんて、
誰だって風邪ひくだろ…!
つーか、病人にその態度おかしいだろ!?
サキュバスなら、こういう時ぐらい
労わってくれよ!
モナ:
残念ですがご主人さま、
サキュバスは看護師じゃありませんから♡
リザ:
むしろこれを乗り越えて、
免疫機能を鍛えて頂きたいですね。
主人公:
はぁ、もういい。
なら、せめて静かにしてくれ…
こっちはさっさと眠りたいんだ…
ダビ:
はいはーいっ!じゃぁ、
ダビが子守歌歌ったげるーっ!
バカは風邪をひかないけれど♪
バカご主人が風邪ひいたー♪
びっくり不思議♪摩訶不思議~♪
だからそう、これは寿命なのー♪
主人公:
なんて歌だ…
せめて、もっと静かな歌にしてくれよ…
モナ:
たとえば、ご主人さまが雪山で会った
子の歌なら、よく眠れそうですか?
主人公:
ん?ああ、そうだな。
あの子の歌なら、気持ちよく寝られそうだ。
雪ミク:
呼びましたか?
ユキネ:
きゅ~!
主人公:
うわっ!?ホ、ホントに来た!?
ユキネも!
ダビ:
うわ~なにこの小さいの!
可愛い~!!
雪ミク:
ふふ、久しぶりですね。
来てしまいました。ユキネもご挨拶して?
ユキネ:
きゅきゅ~!
リザ:
戸締りはしっかりしておいたはず。
一体どうやって?
モナ:
まあまあ、細かいことはいいから♡
せっかくだし、歌を聞かせて
もらえないかしら?
私たちのご主人さまは、ぐっすり眠れるような
子守歌が聞きたいらしいの♡
雪ミク:
え、子守歌ですか…?
主人公:
お…おい。
それじゃまるで、俺が子供みたいじゃないか…
ダビ:
でも、ダビも聞いてみたいなー♪
ご主人が褒めてた歌!
雪ミク:
分かりました。
それでは、歌わせて頂きますね。
~♪
<歌が流れる…
それはとても優しくて、
包み込まれていくような歌声。
目をつむり…
ウトウトとまどろんでしまいそうになる…>
主人公:
…ぐう。
ダビ:
すごい。3秒で寝ちゃった…
リザ:
ええ、本当に…
見てください、
ほっぺたを抓っても起きませんよ。
素晴らしい威力ですね。
ダンジョン攻略に役立ちそうです。
雪ミク:
えっと、きっと元々疲れていただけなのでは
ないでしょうか…?
モナ:
ふふっ、とっても気持ちよさそうに
寝てるわね。
ご主人さま♡
ご主人さまに代わって俺を言わせて頂戴。
あなた、お名前は?
雪ミク:
そうですね…<雪>と呼んでください。
<キズナシナリオ最後:雪>
*主人公の家:キッチン*
モナ:
風邪。
もうすっかり良くなりましたね、ご主人さま♡
主人公:
ああ、雪のおかげだな。
<あれから数日後。
俺はちょくちょく遊びに来てくれた
雪の歌のおかげでぐっすり安眠。
風邪は完治していた>
主人公:
礼をしたいんだけど、
雪って今どこにいるんだ?
モナ:
残念ですけど、
それはちょっと分かりませんね。
いま忙しいみたいですから、彼女♡
リザ:
様々な場所で、歌を届けているようです。
主人公:
ああ、そっか。
それがあの子の夢なんだもんな。
雪もがんばってんだなあ。
リザ:
ええ。
御主人様も見習って、チャイルドとの契約に
励んでください。
主人公:
へいへい…
それにしても、ふっと現れたり
不思議な子だったな。
礼のひとつも言いたかったんだが、
いつ会えるやら…
案外、呼べば来たりして。
ダビ:
ねえご主人からポストに手紙入ってたよ。
雪からだってさ!
主人公:
手紙?
えっと、なになに…?
「悪魔さん、あれから体調はいかがですか?
私は今、大好きな歌を沢山の人に
届けています。
とても素直な気持ちで歌えているのは、
あの時あなたに背中を押して貰えた
おかげなのかもしれません。
ありがとうございます。
あなたに会えて…良かった。
悪魔さんのお仕事は、とても危険で
大変なものだとモナさんから
お聞きしました。
ですが、悪魔さんならきっと出来ると。
そう、信じています。
どうかがんばってください。
私も、がんばります。
かしこ」
主人公:
う~ん、マズいなこりゃ。
なんだかちょっとやる気が出ちゃったぞ。
これから、二度寝するつもりだったのに…
リザ:
御主人様がやる気を出すなんて、病気ですか?
主人公:
おい!病気は治ったっての!
モナ:
たしかに、これは気になっちゃいますね♡
その手紙、奪っちゃいましょうか♡
ダビ:
手紙独り占めなんて、ズルいよ~
ご主人~♪
主人公:
え…!?ちょ、ちょっとよせ、やめろ!
こっちは病み上がりで…!
ギャーーー!?
<こいつらといると、
心休まるヒマもありゃしない。
早くも雪の歌声が恋しくなってしまった…
そう言えば、雪も止んでしまったな。
また雪が降れば、あいつに会えるかな?>
★デスチャ:マルス★ キズナストーリー、契約者まとめ27
<★5マルス 水属性/防御型>
<疾走するマルス>
<暴走するマルス/進化後>
<契約者:沢木なつめ>
<cv.磯村知美>
<個人的な使い心地評価…★★★★☆>
ダナの下位互換と言われていますが、オートではむしろマルスの方が優秀かも??
バリア貼ってくれるし、自分で回復してくれるし、すごく賢い!
バリア付与が全体なので、デビランでもワールドボスでも使えると思います。
それよりなにより「風穴空けてあげようか!」の言い方がとても可愛い!
それに尽きるやで。
<追加してほしいスキン>
絵柄がちょっと昔っぽい感じなので、今のヒョンテさんの絵柄で
躍動感のあるスキンが見てみたいなぁ。
<キズナシナリオ最初:一番強いのは誰?>
*波止場:夕方*
主人公:
よ、マルス。
チャイルドとしての暮らしはどうだ?
マルス:
やだ、変な奴がいる…
何ひとりでブツブツ言ってるのかしら…?
主人公:
お前に話しかけてるんですけど!?
マルス:
ええ?アンタ、アタシに話しかけてたの?
主人公:
な、なんか問題でもあるのか?
マルス:
問題があるかって?当然でしょ!
アタシに話しかけるなら、
ちゃんとした手続きを踏んできなさいよ!
主人公:
こいつ、俺のことバカにしてるだろ!?
リザ:
そのようですね。
マルス:
はぁ…サキュバスも苦労してるのね。
こんな情けない悪魔の面倒を
見なきゃならないなんて。
リザ:
ありがとうございます。
貴方のように理解してくださる方がいるだけで
これからも耐えられそうな気がします。
主人公:
言葉の暴力は恐ろしいな…
何気ないやりとりだってのに
心も体もボロボロだ…
マルス:
ねえ、聞いてもいいのかしら?
アタシの契約者は、
なんだってこんなのと契約したの?
特に強くもないし、頭もよくない。
一目惚れするほどのイケメンなら
まだわかるけど、そういうわけでもないし。
リザ:
それは…運が良かった、と言いますか。
マルス:
運ねぇ…ま、あの子が住んでるマンションで
ポスティングのバイトをしてなきゃ
会うこともなかったわね。
良かったわね、アンタ。
運だけはいいみたいよ。
リザ:
そうでもないと思います。
宝くじでは、せいぜい300円当たる程度の
運の良さですし。
主人公:
それはちょっと言い方悪くないか?
マルスに出会ったのが300円の
価値しかないみたいに聞こえるだろ。
リザ:
いえ、むしろ…あの日、御主人様の1年分の
運を使い果たしたのではないでしょうか。
主人公:
ばっ…冗談にしてはタチが悪いぞ!
ご主人様の怖さを見せてやろうか?
マルス:
あら?そういうこと言うんだ?
ちょうどいいわ、かかってきなさいよ。
どっちが強いか、はっきりさせてあげる。
主人公:
じゅ、銃はしまえって…!
銃刀法違反で捕まりたいのか…?
リザ:
何故でしょう…理性は止めようとしているのに
放置してしまいたい気もします…
モナ:
あらぁ?何してるの、リザ?
もしかしてぇ、この世で一番楽しい、
ケンカの見物~?
うふふっ♡リザのこと見直しちゃったわ。
こういうのは嫌いだと思ったのに♡
リザ:
い、今、止めようとしていたところです。
モナ:
駄目よ?こういうのは独り占めしないで、
みんなに知らせないと♡
リザ:
…誤解です。
いえ、少し考え込んではいましたが…
主人公:
わ、わかったよ…お前らがそこまで言うなら…
よし!マルスかかって来い!
相手になってやるから!
モナ:
ご主人さま♡
下剋上に付き合うのもいいですけど~
中途半端に構うと、痛い目に遭いますよぉ?
主人公:
余計なお世話だ!
…ったく、うるさいのが集まってきたなぁ…
ああもう、仕方ない…
マルス:
……
<あれ?なんだ、マルスの奴…
急に大人しくなったぞ?>
主人公:
どうした、マルス?
遠慮なんかいいから、かかってこいって。
あ、かかってくる前に3秒くれ。
まだ心の準備が…
マルス:
…考えてみたら、アンタみたいな、
つまらない悪魔と戦ったって
アタシに何のメリットもないわ。
やめた!勝手にすれば?
<ふう…助かった。
下手したらサキュバスたちの前で、
みじめな姿を晒すところだった…>
モナ:
あらあら、残念。
モナ自ら、ボコボコにされたご主人さまを
手当てしてあげようと思ったのに♡
なーんて、ふふ、冗談ですよぉ!
*異空間*
マルス:
あのモナってサキュバスは苦手かも…
もしかすると、この中で最強なんじゃない…?
<キズナシナリオ中間:彼女の復讐>
*アパート廊下:夜*
なつめ:
今日こそ…復讐してやるわ。
主人公:
あー、もううんざりだ!
いつまでポスティングしてなきゃ
ならないんだよー。
なつめ:
今だ!
主人公:
うわああっ!
なつめ:
あれ?何よ、またアンタ?
主人公:
それはこっちのセリフだ!またお前かよ!
チラシが濡れちゃったじゃないか!
ガキじゃあるまいし、
いつまで水鉄砲で遊んでるんだよ…
なつめ:
遊びですって!?
そんなんじゃないわよ!
主人公:
わ、わかったよ。
わかったからそのオモチャをしまえって。
なつめ:
フン、いい?
アタシがやってるのは遊びじゃなくて
復讐なの!
主人公:
復讐って…
まだ、ご近所トラブルが解決してないのか?
なつめ:
そうよ!上の奴らを今度こそ、
ビショビショにしてやろうと思ったのに!
アンタのせいで計画が台無しじゃない!
主人公:
だから、それはこっちのセリフだっての!
お前のせいで、チラシが
ビショビショじゃんか!
それに、この前は謝ったくせに、
今回は逆ギレかよ!
なつめ:
そ、そんな所にいるのが悪いんでしょ?
大体アンタ、管理人さんにちゃんと
許可もらってるの?
主人公:
うっ!そ、それは…
なつめ:
やっぱりね。
まあ、チクッたりしないから、
安心していいわよ。
アタシのせいで濡れちゃったのもあるし…
主人公:
ふう…
<この子は、マルスの契約者だ。
騒音に耐えかねて
上の階の住人に水鉄砲で復讐
しようとしている。
以前、ここでポスティングのバイトを
していた時、今と同じように水が
かかってしまった経緯があり、
お詫びに契約してもらったという訳だ。
それからというもの、このマンションに
来るたび、何故か毎回水を浴びせられる
羽目になっている>
主人公:
…お前さ、正直に言ってみ?
復讐に成功したこと、一度もないだろ?
なつめ:
それは、毎回アンタが出てくるからでしょ!
主人公:
俺のせいかよ!?
なつめ:
今日だって、
アンタのせいで失敗に終わったんだから。
いい?次はきっと成功させるんだから、
邪魔しないでよね!
主人公:
はいはい、どうぞ成功させてくださいね!
お前こそ、次は俺に水かけるなよ!
マルス:
アタシの契約者だけど、不器用ねぇ…
復讐には、緻密な計画と大胆な実行が
必要なのに。
助けてあげたいのはや山々だけど、
アタシも今、敵討ちを頼まれてる
相手が多すぎるし…
こっちが片付いたらアンタの復讐も
必ず手伝ってあげるから…
待ってなさい、アタシの契約者。
一生かかろうと、必ず復讐は成し遂げるわ。
<キズナシナリオ最後:彼女の情けない友人>
マルス:
あーっ!イライラするっ!
主人公:
どうしたんだ?
マルス:
アイツ、ホントに頭に来るわー!
主人公:
アイツ?って…誰のことだよ?
今回の復讐相手か?
マルス:
残念、ハズレよ。アイツよ、アイツ!
仮面つけて、ピエロみたいに
ヘラヘラ笑ってる奴!
主人公:
ああ、モムスのことか。アイツがどうした?
まさかお前にもちょっかい出してきたとか?
マルス:
そうよ!うう…アイツ…
無視してもキリがないんだけど!
<マルスにまでちょっかい出すとは…
モムス、すごいな…
この暴走娘に、他のチャイルドは
みんな関わらないように
してるっていうのに…>
マルス:
急に現れて、いきなり尻もちついたり
つまらない冗談を言ってひとりで笑ってるし…
ついさっきなんて、アタシの前に
立ちふさがってモノマネをしてきたのよ!
誰のマネか当てるまで、どかないって言うし…
あんなヘタクソなモノマネ
わかる訳ないじゃない!
あとちょっとで銃をぶっ放すところだったわ!
主人公:
ガマンしてくれてありがとな…
アイツはもともとそういう奴だし、
気にするなよ。
マルス:
気にするなって…
どうやったら、アレを気にしないで
いられるのよ…
主人公:
ん?何か言ったか?
マルス:
何でもないわ。じゃあ、あまたね。
主人公:
ちょっと待て、まさか、
それを言うためだけに俺のとこに来たのか?
思ったよりヒマなんだな。
マルス:
うるさいわね!どうせアンタは今日も
情けないツラしてるんだろうと思って、
どれだけ情けないか見に来てやったのよ。
主人公:
はいはい、どうせ俺は情けない奴ですよ。
…って、あれ?
もしかして俺に会いたかったの?
マルス:
そ、そりゃ当然でしょ。
何はともあれ、
アンタはアタシの主なんだから。
主がダメダメだと、あ…アタシの復讐にも
支障が出るかもしれないでしょ!
だから、もっとしっかりしてよね!
ゴホン!とにかくもう行くわ。
主人公:
おい、マルス。
マルス:
な、何よ?
主人公:
困ったこととかあれば、いつでも来いよ。
俺でよければ、いくらでも相手してやるから。
マルス:
…ふん、つまらない冗談ね。
アンタがアタシの役に立つと思ってるの?
候補生の中でも最弱のくせに…
主人公:
まったく、素直じゃないな。
あいつと仲良くなるのは大変だ…
*異空間*
マルス:
まったく、主っていうあの男にしろ、
モムスとかいうピエロ野郎にしろ…
ホント…アタシが傍にいてあげないと…
…って、違う!
アタシったら、何言ってるのよ!
何でこんな気になるのよう…もう。
情けない奴らと一緒にいたせいで
アタシまでおかしくなったのかしら。
うぅ…イライラする~
★デスチャ:少女探偵★ キズナストーリー、契約者まとめ26
<★4少女探偵 光属性/攻撃型>
<さすらいの少女探偵>
<ハードボイルド少女探偵/進化後>
<cv.仲谷明香>
<個人的な使い心地評価…★★★★☆>
進化コスめっちゃ好みの名前のない彼女。
てっきりモブ扱いしてたら、ちゃんと名前がないのにも理由がありましたね!
最初スルーしていたのですが、初めてのワールドボス、対ケプリにてとんでもない火力を発揮したのが彼女でした。
闇属性相手にはとっても活躍してくれます。
おばあちゃんの名にかけて!
<キズナシナリオ最初:ハードボイルド>
*街中*
少女探偵:
こんにちは、助手君!
今日も難事件に巻き込まれてる?
主人公:
お、久しぶり。どこ行ってたんだ?
少女探偵:
いつも通り。
ボクを呼ぶ難事件…その声に導かれるまま、
昨日はロンドン、明日は中国、
そして今日は日本…ってね!
<こいつの名前は「少女探偵」。
嘘でもジョークでもない。
自分でそう名付けたのだ。
他のやつらみたいな名前が
いいんじゃないかとは言ったけど、
本人がこれがいいと譲らなかったので、
結局この名前に落ち着いた>
主人公:
で、少女探偵殿。
捜査の進展はいかがでしょうか?
少女探偵:
それがねぇー…
まったくもって、思わしくない。
主人公:
それは困りましたねえ。
少女探偵:
犯人の印象が定まらなくて、ひとりの人物
って感じがしないんだよねぇ。
まるで「オリエント急行殺人事件」
みたいに!
<ちなみにこいつは今、
家で暮らさず、ひとりであちこち
動き回っている。
探偵には機動力が必要だとか何とか…>
少女探偵:
ホントにもう。
悪魔が関わっているってところ
まで仮説を組み立てて、
それが当たっていたのはよかったけど。
ボクとしたことが、
契約してから「しまった!」って思ったよね。
「交差点の悪魔事件」の犯人が
本当に悪魔ならどうやって捕まえるんだ!
いざとなったら魔界に逃げられちゃう!
主人公:
その明晰な頭脳を、
なんで契約する前に使わなかったんだ!
少女探偵:
それは…ちょっと興奮してたから。
だって、ボクの推理があたってたんだよ?
証拠をひとつずつ組み立てていって、
真相にたどり着いたときに
体中の血がぶわって沸騰して
生きてる喜びを感じるの!
…あ、そういえば、
そっちの世界から依頼が来たんだ。
えっと…依頼人は幼い男の子なんだけど…
*コンビニ前:夕方*
<…
少女探偵は、俺と契約した直後から
放浪を始めた、名実ともに
流浪の少女探偵だ。
元が探偵だから仕方ないのかもしれないが、
ハードボイルド小説や、古典推理小説の
主人公のように暮らしている。
なので、話題も自然と…>
少女探偵:
今回の事件の核心はそれよ。
痴情のもつれによる、心中に見せかけた
殺人事件!
普通の絞殺だと、首の回りに引っかいたような
傷痕が残るけど、今回は残ってなかった。
…それに加えて被害者の日記に
犯人のイニシャルが…
ちなみに今回の事件の凶器として
使われた紐が…
主人公:
あ、あの…もういいよ。
うう…ちょっと気分が悪くなってきた…
少女探偵:
こらあ、助手君!
たるんでるぞ!
ボクみたいな優秀な探偵の助手が
こんな情けないやつだなんて…
ワトソン教授とまではいかなくても、
ボクの記録を残すためにも
もう少し勉強をだね…
いっそ契約なんてしないで
犯人をさっさと追いつめればよかったかな。
そう、まるで「ミス・マープル」みたいに!
主人公:
マーブル?
ふう、お前と話してると頭が痛くなるよ…
少女探偵:
「マープル」だってば!ちょっと、キミ…
もしかして、アガサ・クリスティの本、
読んでないの?
主人公:
うん。1冊も読んでない。
少女探偵:
えー…一般教養だよ?
探偵の助手だったら当たり前だよ?
はあ、ボクの探偵人生の中で
キミとの契約は唯一の失敗だ。
主人公:
すみませんねえ…
ところで俺、今マジで気持ち悪いんだけど。
あ…
マジヤバイ…
***
少女探偵:
えっ!ちょ、ちょっと!!
ほら、ゴミ箱ここ!
あらら…
ちょっとレベルを下げてあげないと
ダメだなあ。
*脇道*
少女探偵:
事件、事件!
助手君、いる!?
主人公:
なんだよ、騒がしいなあ。
今度は何が起きたんだ?
あ、もしかして、その…
お前が人間の時に関わったという…
少女探偵:
<交差点の悪魔事件>?
主人公:
うん、それそれ!
それの進展が…?
<「交差点の悪魔事件」とは、
かつてこの国で起きた未解決事件だ。
少女探偵の契約者であるサラ・Jの両親が、
この事件に巻き込まれて亡くなった。
その犯行に悪魔が関わっていると
見破ったこいつは、悪魔を検挙できるように、
契約方法を調べ俺と契約し、
事件を解決しようとしていたが…
他の悪魔と交流がほぼなかった俺では
さっぱり事件について情報を得ることが
できず…
申し訳ないが、まったく役に立てなかった>
主人公:
その事件に関してなら、全力で手伝うよ。
少女探偵:
キミはただの助手!
あの事件はボクのヤマだよ!
ボクとボクの契約者<サラ・J>が解決すべき
事件さ。
それに、残念ながら今回
ボクが話そうとしてるのは、
事件ではなくコレのことさ!見たまえ!
主人公:
…
うわあ!
その凶暴そうな獣はどこから
出てきたんだ!?
猛犬コムギ:
グルル…
少女探偵:
路地裏にひとりでいたんだ。
すごくかわいいでしょ?
ねえ、飼ってもいいでしょ?
名前も、もう決めたの。
「バスカヴィル・ヘルハウンド」!
主人公:
ひいっ…それって、アレだろ?
怪盗ルパンの…
少女探偵:
シャーロック・ホームズだよ!
間違えちゃダメ!
主人公:
ルパンもシャーロックも似たような
モンだろ……
少女探偵:
全然違うよう。
ボクはどっちも好きだけど、
マニアが聞いたらきっと怒るよ?
そりゃあもう激しい叱責を…
それでも文句言えないからね。
甘んじて説教を受けるのみ。
コムギ:
ガルル…ワンワンッ!
少女探偵:
ほらあ、ヘルハウンドも怒ってるよ?
主人公:
うわああ、近づけるな!
知らないのか?
こいつはいつも怒ってるんだぞ!
少女探偵:
へえ。とってもおとなしくて頭も良くて、
かわいいのにな。
コムギ:
クゥ~ン。
主人公:
おとなしい犬に、
「バスカヴィル・ヘルハウンド」なんて名前、
普通つけないだろ!
少女探偵:
その小説に出てくる犬は、
みんな良い犬なんだよ?
まるで「忠犬ハチ公」みたいに!
主人への忠誠心の高い犬だから、
きっと天国に行ったはずさ。
元を正せば、悪いのは人間なんじゃない?
魔の犬と呼ばれる犬を作ったのも、
人を殺したのも、どっちも人間。
そしてキミも同じような立場じゃない?
チャイルドへの命令ひとつで、
「悪い子」「イイ子」どっちにもなる。
あ、キミは悪魔だから人間から見た
「悪いチャイルド」の方が
「いいチャイルド」って思えるのかな。
ふふ、まるでパラドックスだね。
興味深い問題だ!キミはどんなチャイルドが
「いいチャイルド」だと思う?
主人公:
これ、リザに受けさせられた知能テストで
見た問題だ!
正しい答えは、「言うことを聞くチャイルド」!
同じ間違えを繰り返す愚かな悪魔ではないんだ、
俺は…ふっふっふ。
少女探偵:
へえ、わかりやすくていいじゃん。
ボクが望んでた答えとは違うけど。
じゃあ次の問題。
キミはボクにとって<いい主人>でしょうか、
<悪い主人>でしょうか?
へへ、これもパラドックスだなあ!
<キズナシナリオ最後:クライマックス>
*工事現場:夕方*
少女探偵:
…
主人公:
おーい、少女探偵殿!
少女探偵:
…
…あっ!
こんにちは、助手君。
ごめん、ちょっと考え事してた。
何かあったのか?
最近あまり顔を見せなかったけど…
いつも聞こえてた噂すら
聞こえてこなかったぞ?
少女探偵:
うーん…
助手君には知っておいてほしいから
言うけど、最近ちょっとスランプで…
「交差点の悪魔事件」も進展がないし。
解決がこんなに長引いたことはなかった…
主人公:
ああ、あの事件か…
<少女探偵は、いまだに
「交差点の悪魔事件」を解決できずにいた。
俺のチャイルドでありながら、
好き勝手させている理由は
こいつがその事件を解決するために
どれだけたくさんのことを
犠牲にしてきたかを知っているからだ>
少女探偵:
ボク、ちょっと弱気になりすぎてるかな…?
えへへ、今までこんなに焦ったこと
なかったのに。
…バカみたい。
主人公:
そうだな。お前はバカだ。
主人公:
えっ?
皮肉も言えるんだね?これは新しい発見だ!
まるで「死に至る病」に出てくる
登場人物みたい。
主人公:
…はあ、もともと約束はあまりしない
ほうだけど。
お前のことは手伝ってやる。
一度決めたことは、一応、守るようにしてる。
…それは、「交差点の悪魔事件」の犯人を
捕まえるのを協力するってことだけど…
魔王になってから手伝うとは言えない。
どれだけ待たせちゃうかもわからないし。
だから、俺が出来る範囲のサポートを
してやる。
とりあえず今は、
名探偵殿を元気づける事かな!
少女探偵:
…
ボクは洗礼名も授かってないじゃない?
もしかしたらそのうち
キミを裏切っちゃうかも…
もしもキミが犯人側なら迷わず対峙する。
それでもいいの?
主人公:
いや、それって今と何も変わらないじゃん。
だから脅しにしては弱いなあ。
少女探偵:
まったく、ウチのご主人様は
とってもお優しいんだね!
主人公:
あれっ…!?
今、ご主人様って呼んでくれた?
少女探偵:
そうだよ、ご主人様!
そんな頼もしいこと言われちゃうと
勝手に焦って落ち込んでたのがバカみたい!
これからはキミの助手として、
魔王になるのをサポートするよ。
その方が解決に近い気もするし。
新たな<魔王の右腕>、誕生みたいな?
こんな風に人間が悪魔に踊らされるなんて、
まるで「神曲」のダンテみたい…
たまには探偵小説以外も、悪くないかな!
★デスチャ:ワーウルフ★ キズナストーリー、契約者まとめ25
<★5ワーウルフ 闇属性/補助型>
<月夜のワーウルフ>
<サムハインワーウルフ/進化後>
<契約者:尾形真夜>
<cv.花守ゆみり>
<個人的な使い心地評価…★★★★★>
闇パ限定で大活躍!フレイ、ケプリ、アルテミスなどと組ませるとよき!
攻撃力もあげちゃうし、クリティカルUPもできちゃうし、呪いは解除できちゃうし、絶対クレオパトラやっちゃうウーマンですね♡
てか、かわいくない…?
かわ、か、かわいすぎない…?
攻撃するときの「いたいよ~?」ってのが好きなんです。
彼女幸運にも無料10連一発できました。
人生の大事な場面で使用するべき運をここで消費してしまったんや…
<追加してほしいスキン>
ケプリの男性版カルタがどちゃくそカッコよかったのですが…
ワーウルフもどうですかね?
カッコイイと…思うんですよ。
<キズナシナリオ最初:悪い子>
*アパート外*
主人公:
あれ?おかしいな。扉が…
リザ:
どうかされましたか?
主人公:
鍵が開いてるんだよ。っと…
うわっ!なんだ、この部屋のありさまは…!
リザ:
本当に鍵はかけていたんですよね?
主人公:
ああ、もちろん。
それにワーウルフが留守番してたはずだ。
リザ:
でも、ワーウルフはいませんね。
モナは契約者を連れてくると言って
出かけましたし、ダビはモナに
ついて行きましたし…
主人公:
誰もいなかったってことか?!
リザ:
そのようですね。
主人公:
それで泥棒に入られたのか…
おかげで部屋がグチャグチャだ!
*主人公の部屋*
リザ:
片づけるのが大変ですね。
主人公:
のんきなこと言ってないで、
何か盗られた物がないか確認してくれよ…
リザ:
ご心配なく。
プロの泥棒でも、この家から金目の物を
探し出せるはずはありません。
主人公:
確かにうちに金目の物はないけど…
何が盗られるか分からないだろ!?
大事な物が何かなんて、
人それぞれなんだからな。
リザ:
そうかもしれませんが、これだけ何も
なかったら、むしろ泥棒のほうが
かわいそうです。
代わりに良い物を置いていこうと
思うレベルです。
主人公:
悪かったな!こんな貧乏な家に住ませて…
リザ:
問題ありません。食べては行けますので。
それでは、ワーウルフを探しに行きましょう。
主人公:
うう…ワーウルフを探して文句言ってやる!
*教会:夜*
主人公:
今日は、月が綺麗だ。
だから、ワーウルフは絶対この近くにいる!
リザ:
確かに綺麗な月夜ですね…
これは、ワーウルフが好みそうです。
安易な発想ですが…
ハハハッ、正解で~す。ここだよ~
主人公:
あ、ワーウルフ!おまえな~探したんだぞ!
留守番してたんじゃないのかよ!?
リザ:
御主人様の安易な発想でも、
見つかるものですね。
主人公:
リザ、バカにしてるのか?
探しに来てくれてありがと~
ニャンコちゃんに、
ごほうびあげなくっちゃね~
主人公:
お前が留守番をサボったから、
家に泥棒が入ったんだぞ!
どうしてくれるんだよ!
番犬もできない狼め!
あんな家、泥棒に入ったって盗む物ないよ~?
それに、そんなの盗みに入られる
ヤツが悪いんだよ~
主人公:
俺のせいか!?
盗みに入るヤツの方が絶対悪いだろ!
リザ:
自分の身は自分で守るしか
ないということですね。
主人公:
そんな理屈で済むかよ?
世知辛い世の中だな…
仕方ないよ~だって悪いことって楽しいもん!
ついつい、やってみたくなっちゃうからね~
主人公:
楽しそうに言うなっ!
はぁ…こういうヤツがいるから…
リザ:
世の中、強くなければ生き残れません。
主人公:
そんな世界、生き残れる気がしないよ…
<キズナシナリオ中間:オオカミを育てる少女>
*夜道*
問題です!
<朝は4本足、昼は2本足、
夜は3本足で歩く動物は!?>
主人公:
ずいぶん定番のなぞなぞだな。
答えは<人間>だろ。
ブーッ!不正解!
主人公:
なんでだよ?
赤ちゃんの時ハイハイ、
大きくなると2本の脚で…ってヤツだろ!?
答えは<朝からお腹を下した可哀想な人間>
だよ~
主人公:
はぁ!?なんだそれ。
え~じゃあ説明してあげるね~
朝、お腹が痛すぎて這って歩いて。
昼になったらよくなったから普通に歩くの~
で、夜になったらまた再発ね~
主人公:
その流れだと、夜も4本足だろ?
そんな勝手に作った答え、わかるか!
文句が多いな~じゃあ、もういっこ。
<太陽を追う狼と、月を追う狼を飼ってる
少女の名前は?>
主人公:
また…変な答えじゃないだろうな?
ふざけるのは最初だけだよ。
主人公:
ホントかよ…
まぁ、いいや。
えーと、太陽と月を追う狼?
あれ、どこかで聞いたことがあるような…
思い出せそうで思い出せない…
わからん!
もうギブアップ?
ニャンコちゃん、根気なさすぎ!
答えはニャンコちゃんの目の前に
いたのにね~
主人公:
目の前って…あ、アイツらは…
真夜:
スコル、ハティ。おとなしくね。
そう、いい子達ね。
主人公:
ワーウルフの契約者じゃないか。
<スコルとハティ。太陽を追う狼と、
月を追う狼。
答えは自分の契約者だったのか>
主人公:
お前、契約者がここに来ること
知ってたのか?
…って、ワーウルフ、どこ行った?
真夜:
あ、あ…あなた…!
なぜこんなところに?
主人公:
な、な、な、何?
…っていうか君は誰?
真夜:
あなた、以前あたしに…何かしたわよね?
主人公:
何を言ってるんですか?
何かなんてするわけないじゃないですか?
うわっ、ちょっと待て。こらっ、おい!
やめろって!
<突然、契約者の子狼達が俺の匂いを
嗅ぎ始めた。
痛い…尻尾がブンブンしている
そういえば、以前もこんなふうに
子狼に捕まって、ワーウルフの契約者と
出会ったんだっけ>
真夜:
前と同じ光景ね。
この子達は、一度嗅いだ匂いは忘れないわ。
主人公:
覚えてたのか…
真夜:
ねぇ…
あたしに何をしたのか、
今すぐ説明してちょうだい。
主人公:
俺は別に…何もしてないよ。
真夜:
そんなはずない!
あなたに会った日、絶対何かあったの!
うまく言えないけど、すごくスッキリして…
やっとまともに呼吸ができるように
なったの。
なんだかとっても、気持ち良かった…
お願い、同じことをもう一度やってよ!
主人公:
そんなのは知らないよ。一体、何のことだ?
<契約当時の感覚を覚えているようだ…
でも、契約は、いいことばかりじゃ
ないんだよ…>
真夜:
あたしは…
少しでも、自由な気分を味わいたい。
もうすぐサーカスで稽古の時間なの。
息苦しくて…嫌い…
自由が手に入らないのは知ってる。
お願い。気分だけでも、救われたいの。
解放されたいのよ!
主人公:
…気分だけで、いいのか?
真夜:
ええ…
だって、それ以上は望めないもの。
主人公:
わかった。
でも、あまりのめりこむなよ…
<キズナシナリオ最後:夜行性>
*主人公の部屋*
主人公:
ワーウルフ、お前なぁ…
どうしていつも、そんな豪快に転ぶんだ?
どうしてだろうね~
もう1回、転べばわかるかな?
主人公:
転ぶな!
見てるこっちまで痛くなる…
そんなの気のせいだって~
妄想激しいんだから~
主人公:
そういうのは妄想とは言わない。
お前さ、子供じゃないんだから…
膝小僧とかすりむくか?普通…
まったく…
こんなにケガするのは幼稚園児くらいだろ。
よちよち…
滑り台でケガしちゃったんでちゅか?
ワーウルフちゃん?
よちよち…
ニャンコちゃんはあたしがケガして
悲ちぃのね?
優しい子ね~
主人公:
…ゴホン!
ともかく、薬持ってくるからそこで待ってろ。
は~い。
さみしいから早く戻って来てね~
主人公:
さみしいって、お前はそんなヤツか!?
…って、いないし!どこ行った!?
さみしいから、早く戻って来てって…
いったい何だったんだろうな?
まぁ、本気にしちゃいないけど。
*夜:屋上*
主人公:
はぁ…
世の中のお父さんは、こんな気持ちなのかな。
あたしの残り香をたどってここまで来たの?
ニャンコちゃん。
主人公:
そんな器用な真似ができるか!
普通に探しに来たんだよ!
そうなんだ…
オロオロとあたしの探し回る
ニャンコちゃんの姿を想像したら、
ちょっと申し訳ない気分になっちゃった。
主人公:
申し訳ないと思うなら、勝手にいなくなるなよ。
いいじゃない。あたしは自由な狼なんだから~
主人公:
自由ってな、そういうことじゃないと思うぞ。
一言、断りを入れるって、
常識の範疇だからな。
う~ん!いい天気。
主人公:
はぐらかすな。
いい天気も何も、もう夜だぞ。
こんな月夜に、家に引きこもってるほうが
もったいないじゃん。
主人公:
引きこもるっていうか、寝る時間だからな。
むしろ俺はもう寝たいんだが…
悪いけど、あたし夜行性だからね~
ニャンコちゃんさ。
あたしがまたいなくなっても、
探してくれる?
主人公:
探さないよ。自分でちゃんと戻ってこい!
え~残念。探して欲しかったのにな~
主人公:
アホなこと言ってないで帰るぞ。
そうだね。
寝る子は育つって言うもんねー!
主人公:
バカ言え、俺はもう大人だ!
ハハ。
ニャンコちゃんは、
もっと大人にならなきゃね~