★デスチャ:アルテミス★ キズナストーリー、契約者まとめ43
<★4アルテミス 闇属性/攻撃型>
<闇夜のアルテミス>
<月光のアルテミス/進化後>
<cv.近藤玲奈>
<その他登場キャラクター>
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<キズナシナリオ最初:訪問>
*ヘリポート:夜*
オード:
まだ痛むのか?
確か…片頭痛、と言ったか。
アルテミス:
はい。
どのようになろうと、状態は変わりません。
たとえチャイルドになっても、これだけは。
…頭痛から解放されたことなどありません。
頭痛のない<私>を想像できなかったからかも
しれません。
オード:
違う。
お前の問題はそうではなく…
アルテミス:
では…何だというのです?
*主人公の家:キッチン*
主人公:
うわ…
<意外な客だった>
アルテミス:
ごきげんよう、旦那様。
<こいつはオードのサポーターをしてる
アルテミス。
ちゃんと話すのは初めてだ>
主人公:
あ、あ、アルテミス…
お前が来るなんて珍しいな。
戦いに来た訳じゃ…なさそうだし。
アルテミス:
…オード様から
あなたが私の役に立つだろう、
と言われたのです。
主人公:
俺がお前の役に…?
え、何を期待されてんの、俺?
アルテミス:
私にもわかりません。
私はただ、
オード様の言いつけ通りにしているだけです。
主人公:
…そっか。じゃあ、まずは話を聞くよ。
役に立てるかは、それからだな。
*主人公の部屋*
アルテミス:
オード様がおっしゃるには、あなたなら…
私の頭痛を治す事が出来る、と。
どうやってかは…わかりかねますが。
主人公:
うん、俺もわかんないや。
あいつ、俺に何ができると思って
お前を寄越したんだ?
ダビ:
それは建前でー
ご主人を暗殺するために送りこまれた
資格なんじゃないのー?
ホントは、ご主人が寝てる時に…グサッ!
ってやるんでしょ!でしょ?でしょ?
主人公:
このクソガキ!お前は黙ってろっての!
ったく、1日1回は喧嘩を売ってきやがる…
リザ:
御主人様。
また、机の引き出しにゴミを入れましたね?
何度も申しあげていますが、机はゴミ箱では…
主人公:
はっ!?いや、それゴミじゃないから!
確認も取らずにビリビリに破くとか
ありえない!
あーもう…
アルテミス、悪いけど、とりあえず入って…
ダビ:
なになに?新しいサポーター?
また増やすなんて、ご主人ってほんとバカだね!
わけわかんない!
来たって、もう入れる場所もないよ?
あ、そうだ!ご主人のベッドを捨てれば…
主人公:
ナチュラルに俺の物を捨てんな!
モナ:
まぁ!新人さんですか~?
って、あらあら、どこかで見た顔ね…♡
主人公:
新人じゃないし!よく見ろよ、
チャイルドだろ!
オードがまた何か試そうとしてんだよ!
門前払いする訳にもいかないだろ?
だから、とりあえず中に…
おい!俺のベッドを捨てんなっていってるだろ!
アルテミス:
…
…
…うるさい家ですね。
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*公園*
ダビ:
てんさいしょうじょ、さくらがわかすみ。
さいねんしょうで、はかせ、かていに…
リザ:
それは「はくし」と読みます。
資格としての名称の時は、
読み方が変わるんですよ。
主人公:
ふーん。
博士って、新聞に載るほど偉いの?
アルテミス:
いえ、大事なのはそこではなく、
幼くして博士課程に進んだことなんです。
真の自我を実現するとはこういうことだ。
諸君も諦めなければ成し遂げられる…
そう言った内容でしたね。
この時は、一挙手一投足を監視されてるようで、
大変でした。
しかし…掲載は断ったはずなのですが、
勝手に載せたようですね。
主人公:
つか、何でそんなに詳しいん…
あれ、この子、アルテミスそっくりじゃね?
アルテミス:
はい。何しろその子は、
もうひとりの私ですから。
主人公:
さ、さすがオードのサポーター…
天才少女だったのか…
やっぱり、この家には似合わない…
アルテミス:
私は、旦那様のお宅には釣り合いませんか?
それなりに努力をしてきたつもりなのですが…
もしや、今日限りで追い出すつもりですか…?
ああ、オード様に合わせる顔がありません…
主人公:
いや、そういう意味で言ったんじゃないから。
あの、荷物とかまとめるのやめてくれません?
俺はただ、アルテミスみたいに
強いチャイルドが
俺のそばにいてくれるのが
信じられないだけだよ。
アルテミス:
そうですね、一理あるかもしれません。
主人公:
あ、そこは納得するんだ。
アルテミス:
…オード様のようなカリスマを備えるのは
そう簡単なことではありません。
主人公:
はい、ごもっともでございます…
アルテミス:
しかし、悪魔の資質について考えた時、
それはさほど関係ないのではありませんか?
この世のすべてのチャイルドが、最も強い悪魔に
従うというなら魔王争奪戦など不要なはずです。
一番強い力を持った悪魔が強いチャイルドを
独り占めすれば済む話なのですから。
ですから、オード様のような悪魔が旦那様に
興味を持っているという点を
利用すればいいのです。
…私が申し上げられるのは、
そのくらいですけれど。
主人公:
オードのサポーターのくせに、
そんなこと言っちゃっていいの?
アルテミス:
ふふ…私が見た限り、
この戦いは相当な長丁場となるでしょう。
一時の気まぐれな一言程度で左右されるような
ものではありません。
参加者も同じです。
オード様のような強い悪魔もいれば
旦那様のようにじんわりと…
追い上げて来る方もいます。
結局は、たとえ道に迷ったとしても、きちんと
目的の場所にたどり着ける悪魔が、最後まで
残るのでしょう。
主人公:
目的の場所…じんわり…き、気まぐれ…
い、意味がよくわかんないんだけど…?
アルテミス:
旦那様にも、
かなり期待しているということですよ。
…おしゃべりはここまでといたしましょう。
ごきげんよう、旦那様。
<キズナシナリオ最後:劇薬処方>
*主人公の部屋*
ダビ:
あっ、ご主人来た!
ご主人、ちゃんとあれ買ってきてくれた?
忘れてないよね!?
主人公:
うわ、な、何だ!?お、押すなよ!
くそ…給料日だけはしっかり
チェックしてるよなあ…
ほら、これだろ?欲しがってたシールブック。
ったく、こういう時だけ調子いいよな、
お前…
リザ:
…あの、御主人様…
主人公:
はいはい。
頼まれていた辞書ですよ。
モナ:
うふふっ…♡
モナのもちゃーんとありますよね~?
主人公:
あるよ…ほら、マニキュア!
…お前な、何だってこんなもん
欲しがるんだよ!
モナ:
さすが、ご主人さま♡
あ、ちなみにこれはジェルネイルって
いうんですよ♡
主人公:
どうでもいいって!
それ買うためにどんだけ恥ずかしい
思いをしたことか…!
女の子ばっかりの店に入って…
店員にからかわれるような接客されて…
モナ:
うふふ、なら、次からはそういうことが
ないように事前に手を打って
おきましょうか♡
それでしたら問題ないでしょう?
主人公:
い、いや、ケッコウデス…
嫌な予感しかしないし。
あとは…アルテミス!
アルテミス:
…はい。
お呼びでしょうか、旦那様。
主人公:
これ、やるよ。
アルテミス:
え?ですが、私は特に何もお願いして…
これは…頭痛薬、ですか?
主人公:
そう。
お前、頭痛もちで苦労してんだろ?
頭がよすぎても大変なんだな。
アルテミス:
…これを、私のために…?
主人公:
他に誰が飲むんだよ。
この家、能天気なのはたくさんいるけど、
頭痛持ちはお前だけだろ。
モナ:
あらあら、
またそんなツンツンした言い方しちゃって~
それ、ご主人さまがあちこち探しまわって
見つけた物ですよね~♡
うふふ♡
ちょっと頼りないけど、
優しいご主人さまでしょう?
アルテミス:
けれど、チャイルドに人間の薬が効くはずは…
*主人公の家:キッチン*
ダビ:
あ、ご主人!ダビのシール触らないでよ!
主人公:
そんなに面白いなら俺もやってみたいんだよ。
いいじゃん、買ってきてやったんだから!
ケチ!
ダビ:
これは保管用なの!
剥がしちゃったら意味ないの!うわーん!
主人公:
はあっ!?使わないなら買う必要ないだろ~!
リザ:
御主人様、この辞書、改訂版ではないのですが…
主人公:
大した違いなんてないだろ?文句言うな!
アルテミス:
…
ですが、敢えて薬など飲まなくても…
モナ:
まあ、ご主人さまったら~!
これ、トップコートじゃないですか!
主人公:
え、マジで!?
いや、んなこと言われても俺わかんないし!
キラキラしたの買って来て…
モナ:
容器がキラキラしてるんじゃなくて
パールが入った物だと
何度も言ったじゃないですか…
*異空間*
アルテミス:
この騒ぎの中では、頭痛に悩まされている暇も
ありません。
強引な解決法ですが…効果はありますね。
オード様の言った通りです…