★デスチャ:マーリン★ キズナストーリー、契約者まとめ20
<★4マーリン 光属性/回復型>
<異界のマーリン>
<訪問者マーリン/進化後>
<契約者:結城遊>
<cv.藤田彩>
<その他登場人物>
<キズナストーリー最初:魔法使いのイタズラ>
*街中*
主人公 :マーリン!止まれ!
捕まえたらただじゃ
置かないからな!
マーリン:お兄ちゃんってバカなの?
止まれって言われて
止まるヤツなんていないよ!
主人公 :くっそ、屁理屈だけは
上手いんだから!
マーリン:僕を捕まえてごらん!
もっとオモシロいものを
見せてあげる!
主人公:あれより恐ろしいことか?
一体どうやってあの獅子の
ヒゲをむしり取ったんだ?
マーリン:ヒヒッ!
主人公:一気に老けそうだ…
<マーリンのヤツ…
チャイルドになってそんなに経たない
うちに俺の部屋にとんでもない
イタズラをした。
キュベレーのペットである
テロンのヒゲを俺の部屋のベッドに
置いたのだ。
キュベレーのヤツ、俺がテロンのヒゲを
無慈悲に抜いたと言って泣きわめくし、
テロンも俺を捕って食う勢いで牙を
鳴らした。
本当に思いだしただけでもゾッとする…>
主人公 :またあの恐怖を味わうわけには
いかない…
おい!今すぐこっちに来い!
手足を括り付けてやる!
マーリン:うわー、こわ~い
主人公 :棒読みでも怖がってくれて
ありがとよ。
*主人公の部屋*
キュベレー:全く怒りが収まっていない
ようだけど…
大丈夫よね、テロン。
主人公 :マーリンのヤツ、なんでテロンの
ヒゲをむしり取るような
イタズラを…
いや、それよりテロン、
アイツはどうして俺に
怒ってるんだ?
キュベレー:テロンは、私がアナタに
泣かされたと思っているのよ。
主人公 :こうなった以上、マーリンが
二度とあんなことできないよう
テロン、お前が叱って
やってくれ。
キュベレー:…そんなことできないわ。
主人公 :どうしてだ?
キュベレー:あれは…マーリンがお願いして
抜いたヒゲなの。
主人公 :つまり…お前たちが
グルになってやらかした
ことだったのか?
キュベレー:テロンはあの子がイタズラする
なんて知らなかったの。
それにおかしいわ。
あの子、どうやってテロンに
お願いしたのかしら?
テロンの言葉を聞き取れるのは
私しかいないのに…
主人公 :確かに…
アイツ、本当に魔法使いにでも
なったのか?
<キズナストーリー中間:魔法使いのゲーム>
*裏路地*
結城遊:ひどい。ゲームの何が悪いって
いうんだ…
宿題終わってないのは確かだけど…
でもゲームの方が面白いんだから
しょうがないじゃん!
主人公:うわっ!
結城遊:あっ!
主人公:お前、この前もゲームしながら
歩いてて危ない目に遭っただろ?
結城遊:あの時のお兄ちゃんだ。
主人公:ああ、あの時のお兄さんだ。
ゲーム好きにも、ほどがあるぞ。
前を見て歩かないとダメだろ?
前みたいに悪いお兄さんたちに
ぶつかったらどうするんだ。
結城遊:うっ…お兄ちゃんもゲームって
悪いものだと思う?
主人公:ゲームのことで怒られたのか?
結城遊:ゲームのせいで宿題を
してこなかったって、
先生に怒られたんだ。
主人公:自業自得だ。
結城遊:でも…でもゲームってすっごい
面白いんだよ。
だんだん面白くなってきてるし…
本当にゲームの中に入り込んだ
気分になるんだ…
主人公:…え?
結城遊:そう!お兄ちゃんに会った時から
そんな感じがする。
<コイツは結城遊。マーリンの契約者だ。
今日みたいにゲームしながら歩いていて
近所の不良たちにからまれていた所を
偶然通りかかった俺とモナに助けられ、
それをきっかけに契約を交わした>
結城遊:ねぇ、知ってる?
どうしてゲームが面白くなったのか。
主人公:俺にそんなこと分かるわけないだろ。
<口ではこう言ってるけど、
明らかにマーリンの影響を受けている。
マーリンは自分がゲームの中から
出てきた魔法使いだと信じているから…
ゲームをしている時だけは、現実とゲームの
区別がつかないようだ>
結城遊:お兄ちゃんにも分からないのか。
ま、面白いからいっか。
主人公:そんなにゲームが好きなのか?
結城遊:うん!楽しいじゃん!
ゲームの中では魔法も使えるし
悪い怪物も倒せるんだから。
主人公:でもちゃんと前を見て歩かなくちゃ
ダメだぞ。
結城遊:…文句ばっかだね。
<キズナストーリー最後:魔法使いの友達>
*主人公の部屋*
主人公 :ま、待て…ちょっと考えてみよう。
マーリン:まさか、子供に嘘つく
つもりじゃないよね?
主人公 :子供は子供だけど…
危険すぎる子供だ。
マーリン:心配しないでよー、
僕が手伝ってあげるからー。
主人公 :どんな方法を使ったかは
知らないけどテロンのヒゲを
抜いたのは確かだし…
だからって俺までそんな
危険なことする必要ないだろ?
マーリン:一人でやっても
つまんないんだもん。
主人公 :もう少し安全な遊びをしよう…
マーリン:型にはまった遊びなんて
たくさんだよ。
主人公 :わざわざ俺のとこに来て
面倒なこと起こさないで
他の奴らと遊んでくれ。
ダビもしるし…
マーリン:僕はお兄ちゃんと遊びたいの!
主人公 :お前は無事でも俺は生きて
帰れないかもしれない。
テロンのおやつにされちゃ
たまんないからな。
マーリン:大丈夫だよー。
テロンもそう言ってるし。
主人公 :大丈夫なわけないだろって…え!?
お前、本当に魔法か何かで
テロンと会話してるのか?
マーリン:うーん、気になる?
主人公 :き、気になる…
マーリン:僕と遊んでくれたら
教えてあげてもいいよー。
主人公 :…なら違う遊びをしよう。
もっと安全な遊びを。
マーリン:それじゃ…ダビの顔に
こっそり落書きとか!
主人公 :危険な遊びはダメだっての!
マーリン:ねぇ、ここは退屈すぎるよ…
ゲームの中よりつまらない。
主人公 :なら、ゲームの中に
入るのはどうだ?
マーリン:お兄ちゃんは僕にゲームの中に
入ってほしいの?
主人公 :ここは退屈なんだろ?
マーリン:そうだけど…ここにいると
僕が「本当」になったような
気がするんだ。
主人公 :……
マーリン:ゲームの中にはボクト契約者しか
いないでしょ?
でも、ここでは他の人たちも
いるから…
主人公 :うーん…
<そんなこと言われると…
契約が無意味だったと思えてくる>
主人公 :分かった、遊んでやるよ。
遊び飽きるくらい遊んでやる。
マーリン:ホント?それじゃ、ダビの顔に…
主人公 :それはダメだ。
マーリン:仕方ない。
それじゃ…モナの体をくすぐり
まくろう!
主人公 :絶対にダメだ!!