★ティタニア★ キズナストーリー、契約者まとめ17
<★4ティタニア 光属性/攻撃型>
<決戦のティタニア>
<大団円ティタニア/進化後>
<キズナストーリー最初:ティタニアは適応中>
*公園*
<最近、ティタニアは公園によく行くらしい。
ちょっと様子を見に行こう>
ティタニア:青い空!新鮮な空気!たくさんの人間!
全部あたしのためにあるみたい!
気持ちいいー!
主人公 :ティタニア、ご機嫌だな。
何がそんなに楽しいんだ?
ティタニア:うっ…誰?
主人公 :警戒しなくていいよ。俺だよ、俺。
ティタニア:ああ、かの有名な「オレオレ詐欺」ですか?
あたし、お金ありませんけど…
主人公 :あれ?なんだ、俺のことわからないのか…
ティタニア:ええ。あたしは、詐欺師の悪魔なんて知りません。
弱っちい感じの悪魔なら知ってますけど。
主人公 :おい…わかっててやってるな?
ティタニア:ん?なんのことですか?
主人公 :ふざけてるか、そうじゃないのか。
ハッキリしてくれ!
ティタニア:ああ、それはもちろん…
ふざけてるんです。
主人公 :こら、真面目な顔して言うな!
ティタニア:ふふ。この程度のイタズラは、
仲良くなりたいっていう意思表示じゃないですか。
それはさておき、悪魔さん。
何かご用事ですか?
主人公 :いや、特に用事があるわけじゃないんだけど…
お前がよく公園にいるって聞いて来てみたんだ。
ティタニア:…付きまとい事案?
悪魔さんって、ストーカー?
主人公 :人聞きの悪いことを言うな!
心配してやってるんだろ?
ティタニア:わかりました。公園によく来る理由ですよね?
んー。多分、契約者の影響だと思います。
<ティタニアの契約者はこの公園で、
大会に出るための瞬発力が欲しいと願った>
ティタニア:契約者が望んだ姿がこれです。
バレーボールの妖精。
だからって、まさか本当に妖精になるとはね。
主人公 :妖精というか、天使に近い見た目だけどな。
ティタニア:まあ、それはどっちでもいいんですけどね。
しかし、天使って…言ってて恥ずかしくないですか?
主人公 :恥ずかしいって言われても、
他にピッタリくるものがないしなぁ…
ティタニア:それだけあたしの美貌が素晴らしいって話ですよね。
それなら仕方がありません。
主人公 :そうそう。美貌が…って、そんな話はしてないし!
都合よく解釈するな。
ティタニア:お近づきになるためのコミュニケーションです。
残念。あたしの美貌を褒めたたえていいのに。
主人公 :お前は会話が一方的すぎるよ。
まったく…これコミュニケーションか?
ティタニア:悪魔さんのコミュ力がないのです。
じゃあ、何か軽く食べながら
ちゃんとお話ししましょうか?
主人公 :あ、そうだな。
それはいいアイディアだ!
ティタニア:あ、あと、あそこで売ってる可愛い風船も、
買ってきてください。
主人公 :え、風船?ああ、あれか。
まあ、いいけど…
ティタニア:その次は、あそこのレストランで
おすすめメニューを…
主人公 :お、おう…って、俺はパシリか!
支払いも全部俺かよ!
せっかくちゃんとコミュニケーションを
取りたいなって思ったのに!
ティタニア:えー、誤解ですよ!じゃあ、仕方ないなぁ。
まずは、甘いモノを食べながら仲良くなりましょう!
主人公 :う、うーん…まあ、それならいいけど。
なんか振り回されてないか?
ティタニア:そんなことないですって。
さあ、行きましょう!
<キズナストーリー中間:ティタニア適応完了!>
*公園*
ティタニア:悪魔さん、こんにちは。
今日もいい天気ですねー。
主人公 :お前、今日も公園にいたんだな。
ティタニア:そうですよ。あ、ところでこれ食べませんか?
はい、あーん。
主人公 :ど、どうしたんだ?今日は何か優しいぞ…
ティタニア:美味しいですか?
主人公 :うん、美味いな。
ティタニア:じゃあ、500円になりまーす!
主人公 :はっ!?
えっ、コレって…
ティタニア:あそこのおじさんに払ってくださいね。
ごちそうになりますね、悪魔さん。
主人公 :後払いかよ!
よう売ってもらえたな!
ティタニア:こんな素敵な日に、そんな顔しないでください。
仁王様みたい。ほら、お寺の入口にいるおじさん。
主人公 :ティタニア。あれを「おじさん」とか言ったら、
悪魔でもチャイルドでもバチあたるぞ…
ティタニア:ご忠告ありがとうございます。
お礼に、映画のチケットを差し上げますね。
主人公 :…これも後払いなんじゃないだろうな?
ティタニア:これは大丈夫ですよ。
だってすでに、
悪魔さんの机の上にあったお札数枚と、
等価交換させてもらいましたから。
主人公 :今度は先払いかよ!?
し、しかも俺の野口英世先生を!?
ティタニア:は。樋口一葉さんだったら、
よかったんですけどねー。
次からはお札のラインナップを充実させてね。
福沢諭吉先生がいらっしゃると嬉しいですね。
主人公 :もう机の上には置かないぞ!
ちゃんと財布と通帳に入れてやる!
ティタニア:あら、悪魔さんには貯金箱のほうが、
お似合いですよ?
主人公 :うるさい!俺のお金をこれ以上、
勝手に使われてたまるか!
ティタニア:そんな、心の狭い。
コミュニケーションの必要経費じゃないですか。
主人公 :勝手なこと言うな。
俺はもう帰るぞ!
ティタニア:あら、そのまま帰っちゃ駄目ですよ。
映画は、観て帰らないと。
これ、無駄になっちゃいますよ?
主人公 :うっ…チケット…
無駄にしちゃうのはもったいないな…
ティタニア:ふふ、それじゃあ、一緒に楽しく過ごしましょう!
主人公 :ああ…結局、
こいつの思い通りになるのか…
<キズナストーリー最後:元気なティタニアさん!>
*主人公の部屋*
ティタニア:悪魔さーん。こんにちは。
…ちょっと、お願いがあるんですけど。
主人公 :却下。
ティタニア:えー…聞きもせずに拒絶ですか?
そう言わずに、悪魔さんてばー。
主人公 :ダメだ。そのふくらみ…怪しすぎる。
ティタニア:えー…悪魔さんったら本当の悪魔みたい!
話も聞いてくれないなんて、ひどい!
主人公 :よくわからないけど、
うちではその生き物は飼えません。
ティタニア:えー…まだちゃんと見てもいないのに。
本当に駄目ですか?
主人公 :駄目だ。元の場所に戻して来い。
ティタニア:ふう…仕方ありませんね。
マムちゃん、あなたを元の場所に戻しに行くわね。
主人公 :マム…ちゃん?
なんか嫌な予感…一体何を拾って来たんだ?
ティタニア:マムシです。はい、どうぞ。
主人公 :毒蛇じゃん!早く捨てて来い!!
おい、近づけるなっ。
ティタニア:おっと、手が滑ってしまいました。
毒蛇さんが悪魔さんのほうへ!!
主人公 :ひいいいい…変なのを拾ってくるから!
し、死ぬうう!
ティタニア:あははは!悪魔さんってば、面白いんだから!
ゴム製のおもちゃですよー。よくできてるでしょ?
主人公 :ちくしょう!またイタズラか!
言っておくけど、こういうのはコミュニケーションじゃないからな!
ティタニア:悪魔さんと仲良くなりたい、
あたしのささやかな愛情表現ですよー。
主人公 :そんな愛情いらない。
いつか殺されそうな気がする…
ティタニア:悪魔さんったら、冗談ばっかり!
あ、カエルもあるんですけど、いりますか?
主人公 :へえ、これもおもちゃなのか?
最近のおもちゃはクオリティが高いなあ…
ティタニア:いえ、それは本当のカエルですよ?
主人公 :本物かよ!?こういうのは拾ってくるな!
ティタニア:ロマンチックじゃないですか?
カエルさんに口づけすると、人間になるそうですよ。
主人公 :そういうおとぎ話もあるけど!
現実は違うの!
ティタニア:非現実の塊みたいな悪魔さんの口から、
現実とか、そんな言葉が…
主人公 :うっ…でも、このカエルは、
普通に拾ってきただけなんだろ?
ティタニア:でも、魔法がかけられてるかもしれませんよ?
悪魔さんのピュアな口づけで呪いが解けるかも…
主人公 :何だか…そんな気がしてきた…かも?
ティタニア:そうでしょう。騙されたと思って、
カエルを呪いから解き放ってあげてください!
主人公 :えっと。か、カエルに口づけを…?
ティタニア:はい!もしかしたら恩返しに宝物をくれるかも。
つらいアルバイトとはおさらばできますよ!
主人公 :た、宝物!?そ、そうだな。
騙されたと思って…1回だけなら…!
ティタニア:そうです、悪魔さん。
あなたは、呪いを解いた恩人になるんです。
主人公 :俺が恩人に!恩返しもバッチリ!?
そ、それじゃ、このイタズラに付き合ってやるかな…
ティタニア:ふふ、その意気ですよー!
主人公 :よし、じゃあ行くぞ!何か、色も派手だし、
きっと普通のカエルじゃなくて、
呪いにかかった人間だ!
ティタニア:ちなみに、そのカエルさんのお名前はヤドクガエル。
名前通り、毒矢を作るためのカエルさんです。
主人公 :毒ガエルじゃないか!熱帯雨林のカエルを、
どこで拾って来たんだ!?
ティタニア:本当は普通のカエルさんにメイクしてあげただけ。
あ、身体に悪いものは使ってないですよ?
カエルさんも気に入っているみたいです。
なかなかの腕前でしょ?
主人公 :また騙されたか!
俺は毎回なんでこうも、ちょろいんだ…
ティタニア:悪魔さんはいつも、
面白い反応を見せてくれるので大好きです。
主人公 :俺は嫌なんだよ…
はあ、なんでこんなことに…
ティタニア:あら、残念。大好きっていうのは本音だったのに。
それじゃあ、今日も一緒に遊びましょう。
悪魔さん♡
主人公 :誰か代わりにこいつと遊んでやってよ…
はぁ…