★デスチャネタバレ:ティシフォネ★ キズナストーリー、契約者まとめ7
<★4ティシフォネ/木属性/攻撃型>
<逆襲のティシフォネ>
<復讐者ティシフォネ/進化後>
<契約者:榊原瑠璃美>
<cv.榎あづさ>
<その他登場人物>
<キズナストーリー最初:Missティシフォネ>
*アパート外*
主人公 :・・・・・・
若月杏子 :よーし、ジョギングはこれぐらいにして、
次はジムでスパーリング・・・あら?
少年じゃない!
こんなとこで何してるの?
主人公 :あ、ああ・・・
相変わらず、元気そうだな・・・
若月杏子 :おかげさまで。
・・・そういう少年は、いつも以上に気が抜けてるみたいね。
調子でも悪いの?
<<彼女は、フリーガの契約者だ。
借金を残して消えた彼氏を探して、うちの近所にやってきた。
・・・はずなんだが今ではすっかり、この辺りに住み着いてしまった>>
主人公 :・・・いや、具合が悪いとかじゃないんだけど・・・
ちょっと、色々あってさ・・・
若月杏子 :あーっ、まどろっこしいなあ。
いいから、何かあったなら話してみなよ。
手伝えることがあるかもしれないしね。
<<人間だけど言うだけ言ってみるか>>
主人公 :ほ、ほんとか?
なら・・・
ティシフォネ:ベイビーちゃ~ん?
どこにいるの~?
主人公 :げっ!
若月杏子 :ん?ベイビーって少年のこと?
ティシフォネ:あら、こんなところにいたのね。
わたしの可愛いベイビー♡
若月杏子 :・・・・・・
ねえ、少年が魂が抜けたみたいな顔してたのって、
お姉さんのせい?
余計なお世話かもしれないけど、
うちはこの少年のこと気に入ってるんだよね。
だから、あんまりいじめないでやってくれない?
ティシフォネ:いじめてなんてないわ。
ちょーっとオイタをしちゃったから、お仕置きをしただけ。
でしょ?ベイビー。
若月杏子 :なるほどねー。
一体、どんなオイタをしたわけ?
主人公 :俺は何も・・・
ティシフォネ:何をしたか忘れちゃった?
主人公 :うっ・・・
<<うぅ・・・だ、ダメだ。
下手なことを言うと、何をされるか・・・
・・・けど、なんであそこまで怒るんだ?
俺はただ「ティシフォネ」って呼んだだけなのに・・・>>
主人公 :お、俺が悪かった。・・・悪かったです!
若月杏子 :少年、あんまりお姉さんを怒らせちゃダメだよ?
・・・じゃあ、うちはそろそろジムに行かないと。
またね!
主人公 :ああ・・・行ってしまう・・・
ティシフォネ:ふふ、彼女に助けてもらおう・・・
なんて考えていないでしょうね?
主人公 :ま、まさか、そんな・・・あはははは。
<<できることなら助けてほしいさ。けど・・・
ティシフォネが、そんなことを許してくれるとは思えなかった>>
ティシフォネ:ベイビー。いくらあの家がベイビーの家だからって、
好き勝手にされると困るのよ。
・・・わたしの言ってること、わかるわよね?
<<だからって追い出さなくても・・・>>
主人公 :・・・はい。すみません・・・
ティシフォネ:ふふ、それじゃあ、ベイビーが、
本当にわたしの言ってることを理解してるのか、
テストしてみましょうか?
まずは・・・わたしの名前を呼んでみてくれる?
主人公 :はい!レディ・ティシフォネです!
イエス、マム!
ティシフォネ:よくできました。間違っても、もう二度と、
呼び捨てになんてしちゃダメよ?
<キズナストーリー中間:ティシフォネの復讐>
*榊原瑠璃美の自宅前*
榊原瑠璃美:きゃあ!!
??? :ひ、悲鳴!?
・・・あら、まあ、隣のお嬢さんじゃない。
いきなり叫んだりして、どうしたの?
榊原瑠璃美:お、おばさん、びっくりさせてごめんなさい。
それが・・・
??? :あら!鳥の死骸じゃないの。
ここで死んだってわけじゃないようだけど・・・
榊原瑠璃美:・・・・・・
??? :・・・そういえば最近、
変な男がお嬢さんの家の前をうろついてたわね。
榊原瑠璃美:ご、ごめんなさい・・・
わたしのせいでご迷惑を・・・
??? :お嬢さんが謝ることじゃないわよ。
大変ねえ。ストーカーってやつかしら?
もしそうなら、早く警察に相談した方がいいわよ。
何かあってからじゃ遅いんだから。
榊原瑠璃美:・・・はい。お気遣いありがとうございます。
*主人公の部屋*
リザ :・・・御主人様。
チャイルドの管理は徹底していただきたいと、
何度も申し上げましたよね?
主人公 :いきなり、なんだよ。
何かあったのか?
リザ :・・・はあ、そこからですか・・・
数日前に起きた出来事は、もちろん御存知ですよね?
主人公 :いや、御存知じゃないです。
リザ :・・・・・・わかりました、初めから説明いたします。
先日、とある男性が激しい暴行を加えられた後、
路地裏に放置されました。
その男性とは他でもなく、ティシフォネの契約者に
付きまとっていた人物です。
主人公 :うへえ・・・それって、やっぱり・・・
リザ :ティシフォネの仕業でしょうね。
彼女にはこんな危険な悪戯は止めるように、
きちんと言い聞かせてください。
主人公 :えー・・・リザが言ってきてくれよ。
リザ :・・・御主人様。
主人公 :うっ。
*異空間*
主人公 :あ、あの・・・レディ・ティシフォネ。
ティシフォネ:あら、ベイビーじゃない。
何か用かしら。
主人公 :その・・・リザからですね、とある話を聞きましてですね・・・
ティシフォネ:ベイビー、言いたいことはハッキリ言ってくれない?
<<言えるわけないっての・・・
下手したら、俺も路地裏行きだからな>>
ティシフォネ:・・・もういいわ。
何が言いたいのか、何となくわかったから。
・・・けど、そんなに怯えなくてもいいでしょ?
しょうもない男を、ほんのちょっと懲らしめてやっただけだもの。
主人公 :ほんのちょっとって・・・
その男、未だに食事も喉を通らないって話だぞ?
ティシフォネ:まったく、男ってのは大げさね。
ベイビーはそんな男になっちゃダメよ?
<<ダメだ、逆らえない・・・!>>
主人公 :・・・ところで、その・・・できれば・・・これからは、
そういう目立つことはやめてもらいたいなー、なんて・・・
ティシフォネ:それで?
主人公 :え・・・?
ティシフォネ:女性にものを頼む時は、誠意を見せるべきじゃない?
主人公 :え、えっと、誠意ってのは・・・
ティシフォネ:ふふ、そうね・・・
一生忘れられないような、濃厚なキスなんてどう?
主人公 :き、キス?
・・・あっ、リ、リザが呼んでるみたいだ!
じゃあ、俺はこれで!
ティシフォネ:ふふ、まるでひな鳥みたいな子ね。
あの子が鶏になるか鷹になるか・・・
これからが見物だわ。
<キズナストーリー最後:男に必要なもの>
*夕日*
<<ティシフォネの契約者は、人間の言葉を借りるなら、
「魔性の女」というやつだ。
行く先々で男を虜にするわけだが・・・
一番の問題は、その相手がダメ男ばかりだってことだな。
そんな契約者から生まれたチャイルドだからか、
ティシフォネもかなりモテる・・・のだが・・・>>
ティシフォネ:わたしは男なんて嫌いよ。
<<当の本人は、男にうんざりしているらしい>>
ティシフォネ:男なんて、女がどれだけ美しいか、
どれだけスタイルがよくてセクシーか、にしか興味がないでしょ?
自分の考えばかり押し付けて、女が何を考えて、
どんな気持ちでいるのかなんて、まるで興味がないのよ。
主人公 :みんながみんなそうってわけじゃないだろ?
ティシフォネ:そうかしら?
・・・でも、ベイビーがそこまで言うなら、試してみようかしら。
主人公 :い、今すぐ?
ティシフォネ:ここに、ちょうどいいサンプルがいることだし・・・ね。
主人公 :サンプルって・・・
ティシフォネ:もちろん、ベイビーのことよ。
否定したからには、
少なくとも、あなたはそんな男じゃないんでしょ?
主人公 :そ、それは、まあ・・・
ティシフォネ:なら、試してもいいわね?
主人公 :何でも?
ティシフォネ:まあ、可愛らしいお願いね。
・・・いいわ。今後は、「ミスター・デビル」とでも、
呼ばせてもらおうかしら?
主人公 :・・・なんかムカつく。
ティシフォネ:ふふ、だからベイビーなのよ。
主人公 :・・・もういい。そこまで言われて、お前に協力・・・
ティシフォネ:・・・「お前」?
主人公 :っ・・・!い、いや、
レディ・ティシフォネに協力する理由もないだろ。
絶対に振り向かない女に惚れてる男達には、
同情するけど、俺には関係ないことだからな。
ティシフォネ:あら、絶対に振り向かないなんて言ってないわ。
本当に素敵な男性が現れたら、
わたしだって心を開くかもしれないわよ?
主人公 :どーだかな。
ティシフォネ:わたしは思ってるほど冷たい女じゃないのよ?
わたしにも、理想とする男性像があるの。
主人公 :どうせ、世界中探したって見つからないぐらい、
とてつもない男じゃないとダメなんだろ?
レディ・ティシフォネ。
ティシフォネ:ふふ、そうでもないわ。
主人公 :じゃあ、どんな男がいいんだ?
ティシフォネ:さあ?
主人公 :とりあえず、レディ・ティシフォネより強い男ってとこは、
外せないよな?
ティシフォネ:それはどうかしらね。力は重要じゃないのよ。
本当に大切なのは・・・
主人公 :なのは・・・?
ティシフォネ:・・・今日のおしゃべりはここまで。
わたしとしたことが、話し過ぎてしまったわね。
主人公 :何だよ、まだ話の途中だろ?
ティシフォネ:いいの。
隠しごとがある方が、女は魅力的なものだもの。
主人公 :勝手な奴だな・・・
ティシフォネ:ふふ、それも女の魅力よ♡