★デスチャネタバレ★ キズナストーリーまとめ1 <ケプリ>
★5ケプリ 闇属性 攻撃型
<黒光のケプリ>
<暴虐のケプリ/進化後>
<幼少期>
<cv.大原さやか>
<キズナストーリー最初:WARNING>
魔王争奪戦は激しさを増し、強力な魔王候補生が続々と頭角を現してきている・・・
もちろん、俺みたいな悪魔は喧嘩に巻き込まれて踏んづけられないように逃げ回るのが正解だが・・・
時々、こんな最悪な状況に遭遇してしまう事もある。
ケプリ:弱いくせに歩き回るな、お前は・・・
主人公:うぉ、候補生狩りをしていた悪魔!
こんな夜中になんの用だよ!?
俺だって、できれば外になんか出たくないけど、食べてくためにしょうがないんだよ!
ケプリ:食べてくため・・・?
詭弁だな。悪魔は食べなくても生きていける。いざとなれば人間を利用したり、奪い取ってもいい。
主人公:はいはい! 悪魔らしいご意見ありがとうございまーす!
だけどな、ここは人間界なんだよ。
<郷に入っては郷に従え>
人間界では人間界のルールに従わないと。そうだろ?
ケプリ:・・・人間界のルールか。人間界のルールとはなんだ?
よしっ!俺のペースに引き込めた。
このチャンスを逃しちゃいけない。
このまま乗り切るぞ!
主人公:いいか?人間界のルールとはな・・・<先手必敗>だ!
先に手を出したほうが負ける事になっている。
つまり!人間界では、誰も俺のような弱者には手を出さない!
それはなぜか!?告訴したら絶対俺が勝つからだ!
悪魔同士のよしみで、今は大目にみてるけど・・・
その辺、ちゃんと理解してるー?
もちろん、これは嘘だ。
残念だが悪魔は人間界の法律で保護してもらえない・・・
しかし!俺もただ、魔王争奪戦に参加してきたわけではない。これくらいの話術は身につけた!
相手の知らない知識で混乱させ、時間を稼ぐのが俺のやり方だ。
ケプリ:・・・告訴?それはなんだ? 理解できない・・・
どうしてお前が勝つんだ? どう見てもお前の勝率はゼロに近い。
こ・・・これは・・・!
思ったより俺の話で混乱している? 良い兆候だ!
主人公:勝率ゼロね・・・
それじゃあ聞くが、そんな俺が未だ生きているという事をお前はどう説明するつもりだ?
これこそ俺が人間界のルールに保護されている証拠!さらに、この俺には弁護士という仲間を呼ぶ権利すらあるからなっ!
もし、今後も候補生狩りを続けたかったら、俺に手を出さない方が利口だぞ?
ケプリ:そうか・・・
ならば、その弁護士という仲間も告訴という物も・・・
まとめて斬る!
主人公:ダメだぁー
話が通じないぃー・・・
なんで魔界の女ってこんなのばっかりなの!?
ケプリ:・・・落ち着け。今日は<警告>をするために来ただけ。
主人公:俺に警告?
ケプリ:お前はあまりにも無防備だ。まるで幼い子供のよう。
少しは周りを啓かいした方が良い。
今、この瞬間にもお前は死と隣り合わせにあると、それを話したかっただけ。
常に警戒しろ。それではな・・・
主人公:あ、おい!待てって!!
・・・
どうして警告なんてしてくれるわけ? おかしなヤツだな・・・
<キズナストーリー中間:OBSERVER>
悪魔ケプリの回想・・・
主人公:敏腕サキュバスのリザさん!?ここは祓魔師がいるって自分の口で何度も言ってたでしょ!
なんで、こんな場所で契約者に会おうとしてるの!?
本当は俺を殺す気だろ?
リザ:ここには、人間が多く集まります。それだけに騙しやすい人間も多いからです。
御主人様を殺した後、その地位を乗っ取り悪名をとどろかすのも良いですが・・・
まだその時ではないので、どうかご安心ください。
主人公:それを聞いて安心なんてできるか!!
モナ:2人とも、ほどほどにしてください。そろそろ契約者候補との面談の時間ですよ。いつまで遊んでいるつもりですか?
主人公:モナ、聞いてなかったのかよ? リザは俺の命を狙ってるんだぞ!
それになんで、俺ばっかり叱られるんだよ?
ダビ:モナ姉さまの言うこと聞きなさいよ! このバカご主人!
ケプリ:・・・
サポーターを3人も従えている悪魔が・・・情けないヤツだな。
弱点の多い悪魔はすぐに淘汰されていくはずだ。それなのにどうして、まだ生きている?
主人公:わわわーっ!
モナ:ご主人さま!まだ逃げるタイミングではありません!せっかくのチャイルドが逃げてしまいますよー!
リザ:少しでも不利になると、すぐ逃げるのですね・・・
未熟なチャイルドだから良かったものの・・・実力のある候補生が相手なら御主人様は約3回くらい死亡していましたよ。
主人公:3回!?冗談だろ?
リザ:いいえ、冗談ではありません。
戦闘中に敵から背を向け闘争したことで1回。
退路を確保せずに逃げ出したことで1回。
主人公:だったら2回でしょ?なんで3回なんだよ?
リザ:私が頭にきて1回・・・
主人公:お前さ・・・もういい!鍵して寝る!お前とは怖くて一緒の家に住めないよ!
リザ:はぁ・・・そんなに臆病でどうするんですか。
*バイト先のコンビニ*
主人公:なんだ?この感じ・・・昨日から・・・誰かに見られている・・・?
幼少ケプリ:・・・
主人公:って目の前のチビの視線か。しかしなぜ、親の仇でも見つけたように睨みつけてくるんだ?
なぁチビッ子。もしかして道にでも迷ったのか?
幼少ケプリ:私にタメ口ですか?
主人公:・・・・・・・・・
少々お尋ねしますが、もしかして道に迷われたのですか?
幼少ケプリ:なぜ、私に敬語を使うのですか?
主人公:どうしろっていうの!? い、いや・・・何でもない。
こんな小さなチビッ子とケンカはやめよう。
幼少ケプリ:小さなチビッ子・・・
主人公:そうさ、小さなチビッ子。様子を見るに迷子か、そうじゃなきゃお使いに来たみたいだけど・・・
幼少ケプリ:迷子ではありません。お使いでもありませんし。
主人公:それじゃただの暇なチビッ子だな。じゃ、これどうぞ。
幼少ケプリ:これは何ですか?
主人公:子供をなだめるためのアメちゃんさ。
主にうちの子供対策用。
目つきが悪いのは、糖分が足りてないからさ。これでも食べて、早く家に帰りな。
幼少ケプリ:・・・
ケプリ:愚かなヤツだ。私に気が付かないなんて。
臆病で、スキだらけの悪魔。あんな奴はいくらでも殺せる。
サポーター達も愚かだ。なぜ、あのような悪魔に従う?
何か理由があるとでも言うのか?
<キズナストーリー最後:EGO>
???:悪魔として生まれたなら、その義務を果たしなさい。
何があっても諦めない事。中途半端な者たちはやがて取り残されるだろう。
利他的で善良な者と自ら苦労を背負う者たちは天国にしか行くことができないだろう・・・
幼少ケプリ:名言ですね、師匠。
???:おお、無名よ。最近は姿を見なかったが、今日は何用で来た?
幼少ケプリ:もう無名ではありません。
???:なに?気に入った名前でも見つけたか?
幼少ケプリ:はい。
私の新しい名前は・・・<ケプリ>
???:ケプリ?ハハ、私の耳が遠くなったのかな?
幼少ケプリ:いいえ・・・ケプリは師匠のお名前です。しかし、今から私の名前にしたいと思います。気に入りましたから。
???:ハハハハ!かわいいね、小さなチビッ子よ。名前を奪うと?
ああ、好きなようにしなさい・・・
お前が私に勝つことが無いと思うが、覚えておけ。私を殺した瞬間、お前は<運命の渦>に巻き込まれるだろう。
悪魔を殺した悪魔は畏敬の対象となり、同時に標的となるだろう。安らかな暮らしとはお別れという事だ。
幼少ケプリ:・・・・・・
話が長しですよ、師匠。さぁ、始めましょう。
*ケプリのドライブスキル映像*
幼少ケプリ:今から私が<ケプリ>です。あなたを倒し、名前を引き継ぎましたから。
もう返事などできないと思いますが・・・
そうですね、何故私がこのような事をしたか、説明しておきましょう。
それに、この結果に納得がいかないのでしょう?しかし、これはとても合理的で妥当な結果です。
弱点の排除・・・と言えばわかりますか?
私の過去を知り、弱さを知り、ただ高みから私を見下ろす存在。
あなたという悪魔が私を上から見下ろしている限り、私が永遠に可憐でかわいい存在から抜け出せないのです。
最後の授業は合格ですか?それだけはあなたの口から聞きたかったですが・・・
・・・
さようなら、師匠。もう私は卒業です。
師匠の言葉通り、悪魔を殺し名前を奪った私は悪魔の世界から異端視され、敬遠された。
関係ない。私は恥知らずで矛盾を繰り返し、自分の恥部を晒す悪魔を食って強くなるだろう。
ケプリ:魔王争奪戦が行われたのは、むしろ幸運。悪魔たちを1つの場所に集められるから。
悪魔として生まれたなら、その義務を果たしなさい・・・
何があっても諦めない事。中途半端な者たちはやがて取り残されるだろう。
そう仰いましたよね。師匠・・・
そんな事を言う者たちが群れを作り、魔界に集まって住んでいると?
なんて矛盾・・・
悪魔たちはもうすぐ滅ぶでしょう。今まで生きていたのが不思議。
すべてを殺し、噛み切り、飲み込んで、1匹残らず滅ぼしてやろう。
私は誰にも依存せず、独り歩む。
すべての悪魔を殺し、殺し、殺して最後の1人になった瞬間、証明される。
最も悪魔らしい悪魔はこの私だと!
弱く、さすらうだけの悪魔に過ぎなかったこのケプリが、悪の中の悪であると!
<了>